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「PCX」と「PCX160」にそれぞれ2色の新色が登場!

アイドリングストップやスマートキーなど、高い利便性を備えたPCXシリーズ。ラインアップには、124㎤エンジンで原付二種(第二種原動機付自転車)スクーターの「PCX」と、156㎤エンジンで軽二輪クラスの「PCX160」がラインアップしています。

2023年のモデルチェンジでは、「PCX」、「PCX160」ともに2色の新色が発表されることになりました。また継続色に関しても2023モデルは、ブラック×グレーのツートーンだったシート表皮がブラックに変更となっています。ちょっと複雑なので「PCX」と「PCX160」のカラーラインナップを別々に整理してみましょう。

「PCX」はマット系カラーが2色が登場し全5色展開に

124㎤エンジンで原付二種クラスの「PCX」は、今回新色として都会的な印象の「マットスーツブルーメタリック」と、高級感漂う「マットマインブラウンメタリック」が登場。「マットスーツブルーメタリック」が濃いブルー系のマットカラーで、「マットマインブラウンメタリック」はゴールド系のマットカラー。新色は2色ともマット系の艶消しカラーリングとなっています。この高級感あふれるカラーリングならビジネスシーンはもちろんですが、レジャーユースするのも楽しそうですね。

なお従来のカラーリングである「パールジャスミンホワイト」、「ポセイドンブラックメタリック」、「マットディムグレーメタリック」は継続し、今回登場した新色2色と合わせて全5色展開となります。また前述のとおり、ツートーンだったシート表皮がブラックへと変更になり、より引き締まった印象となりました。

発売日は2023年1月26日(木)で、価格は全色統一の363,000円。

PCX|メーカー希望小売価格 363,000円 (消費税10%込み)
「PCXシリーズ」の詳細はこちら

 

「PCX160」は2色の新色が加わり全4色に

同様に、156㎤エンジンの軽二輪クラスで高速道路走行も可能な「PCX160」も見ていきましょう。新色として登場したのは「PCX」でも新色設定された「マットマインブラウンメタリック」と、艶やかブラックが精悍な「ポセイドンブラックメタリック」。ちなみに「ポセイドンブラックメタリック」は「PCX」では継続色ですが、「PCX160」としては2021年モデル以来の復活色となります。

 

なお従来カラーの「マットディムグレーメタリック」、「パールジャスミンホワイト」は継続し、今回登場した新色2色と合わせて「PCX160」は全4色展開となります。シート表皮に関しては「PCX」同様、全色において単色のブラックへと変更されました。

発売日は「PCX」同様に2023年1月26日(木)で、価格は全色統一の412,500円。

PCX160|メーカー希望小売価格 412,500円 (消費税10%込み)
「PCXシリーズ」の詳細はこちら

「PCX/PCX160」ってこんなバイク

「PCX/PCX160」の特徴をひと言で表すと、“先進的な装備を備えたスクーター”ということになります。PCXシリーズが登場したのは今から10年以上前の2010年で、当時は原付二種モデル「PCX」のみの販売でした。

eSP+エンジン

信号待ちでアイドリングストップを行うことで燃費を向上させるeSP+エンジンを「PCX」に採用している。

125ccクラスとしては国内で初めてアイドリングストップ・システムを採用。このアイドリングストップは、信号待ちなどの一時停止の際に自動的にエンジンが停止することで燃料消費を抑える画期的なシステムだったのです。以降、人気モデルとなった「PCX」はモデルチェンジを重ねるたびに軽二輪クラスのPCX150(現在のPCX160)を登場させたり、当時はまだ珍しかったLED光源をヘッドライトに登用したり、Honda SMART Keyシステムを採用したりしました。

直近の2020年のフルモデルチェンジでは、車体の全面刷新を行うとともにエンジンも新設計。「PCX/PCX160」ともにスリップしやすい路面での安心感に寄与する、Honda セレクタブル トルク コントロールを新採用するなど、今なおPCXシリーズは時代の最先端を走り続けています。

Honda セレクタブル トルク コントロール

スロットルの開けすぎによるスリップを防ぐHonda セレクタブル トルク コントロール(HSTC)システムを「PCX/PCX160」ともに搭載。

 

今でこそ「PCX」のライバルになりそうな同排気量帯の「リード125」にもアイドリングストップシステムやHonda SMART Keyシステムが搭載されていますが、これら先進装備を原付二種クラスで初めて搭載したのは実は「PCX/PCX160」なんです。

また同排気量クラスの「リード125」との違いとしては、前後のホイールサイズが挙げられます。「リード125」がフロント12/リヤ10インチのホイールサイズなのに対し、「PCX/PCX160」は、フロント14/リヤ13インチと大きなサイズのホイールを採用しています。これにより軸間距離も「PCX/PCX160」の方が大きく、車格も大きめ。

フロント14インチ/リヤ13インチのホイールを「PCX/PCX160」は採用

大径でより安定感の高いフロント14インチ/リヤ13インチのホイールを「PCX/PCX160」は採用している。

 

「PCX」は、高速道路走行が可能な軽二輪クラスのPCX160と車体を共用していることもあり、「リード125」のようなフラットなフロアはなくセンタートンネルも高めで全体的にがっちりとした作り。二人乗り時の余裕ある走行性能などが可能になっているのが特徴です。

PCXのセンタートンネル

「リード125」のようなフルフラット構造のフロアではなく、またぎ部分(センタートンネル)にもフレームが通る、よりスポーティな車体構造を採用している。

 

また、PCXシリーズは純正アクセサリーもプレミアムでバイク同様先進的。なんとスマートキー(Honda SMART Keyシステム)に連動して、ボタン操作で解錠可能なトップボックスが用意されていたりするんです!

 

キーを取り出さずに、バイクに乗ることができるHonda SMART Keyシステムですが、さすが先進機能盛りだくさんのPCXシリーズ。純正アクセサリーカスタマイズパーツにもぬかりがありません!

この他、PCXシリーズには125ccクラスとしては珍しい、全周タイプのグリップヒーター「スポーツグリップヒーター」やイモビライザー(H.I.S.S.)に連動する「アラーム」など魅力的な商品が盛りだくさん。ぜひ「適合純正アクセサリー・カスタマイズパーツ / おすすめウェア・グッズ」もチェックしてみましょう!

『PCX』『PCX160』の広報リリースはこちら

『PCX』『PCX160』の詳細はこちら

【文:谷田貝洋暁(外部ライター)】

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