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『クロスカブ110』なら林道も楽しめちゃう? 新潟に入る前にフラットダートが楽しすぎた!?【CROSS CUB110 ぼっち新潟ラリーツーリング③林道編】

東京都から群馬県まで続く都市部を走り抜け、ようやく郊外へたどり着いた原付二種バイクでの新潟ツーリング。四万の甌穴でひと休みして、お待ちかねの林道に突入します!

レジャーバイクの『クロスカブ110』なら軽い林道だって楽しめちゃう!

新潟県で日本海に沈む夕日を拝むことを目標に朝イチで東京都を出発した一人ラリーツーリングごっこ。
東京から群馬にかけて続く長い都市部を走り抜け、やっとの思いで郊外へ。

長時間運転したため一度「四万の甌穴」に隣接した「森のカフェ KISEKI」で休憩を挟み、いよいよ『クロスカブ110』で林道に突入します!

「林道」は基本林業で用いられる作業用道路なため、中には通行が規制されている場所も多くありますが、今回訪れた「秋鹿林道」は途中にヒカリゴケの自生地やキャンプ場跡地があり、林業のほか観光・レジャー施設へのアクセスとしても使われていた林道みたい。

四万湖側から入須川・沼田方面へ通り抜けできる12km強の林道なので、ピストンして時間をロスすることもなさそうです。

四万甌穴のそばから分岐して分け入っていくと、さっそく舗装路がなくなりフラットダートが現れました!

はじめは不整地の路面に対して慎重に走っていたのですが……

あれ⁉ なんかすっごく走りやすい⁉

気付いたら住宅街の路地で普通に走行するような感覚で走れてしまったんです!

舗装の無い土と砂利が混ざった路面はもっとズルズル滑って不安になるかと思ったのですが、『クロスカブ110』に装着されたセミブロックタイヤは予想以上にダート路面をしっかりグリップし、コーナーでもフロントタイヤに過度な不安はありません。

不整地での走行を見据え、足まわりも想像以上に路面を追従してくれています。

ワイドなアップハンドルが装着された『クロスカブ110』はスタンディング体勢でも操縦しやすく、身体を使ってバイクを操ることで満足度も倍増します!

また、車体が軽いのでコントロールが非常にしやすくて足つきも良好。しっかり両足を使って車体を支えながら進めば不安は全くありません。

そして、『クロスカブ110』での林道の楽しさに大きく貢献してくれていたのはエンジン!

アウトドアレジャーでの不整地走行を想定して『低回転でのピックアップが良くなっている『クロスカブ110』の出力特性を発揮!

基本2速固定でもしっかり力を取り出せるし、109ccのエンジンはスロットルレスポンスにシビアさもなく非常にコントローラブルです。

気づいたら楽しくなりすぎてしまうので、逆に注意が必要なくらい(汗)

足つきが良く軽い車体とコントロール性の高いエンジンは非常に扱い易く、普通のオンロードバイクで入り込むと途方に暮れてしまうような場所でもクロスカブ100はスイスイと駆け抜けていきます。

このあと写真をとる余裕すらないほどの楽しい林道走行となり、『クロスカブ110』は苦にならず通り抜けられてしまいました。

おかげでヒカリゴケの自生地で停まるのを忘れてしまったほど(笑)

1時間くらいかかるかな、と思っていた林道走行ですが、気づけば3、40分でサクッと終えてしまいました。

ダートを抜けたら身体をたくさん動かしたため「赤谷湖」の湖畔駐車場で休憩。

ここの駐車場も砂利駐車場でしたが、林道を超えてきた私と『クロスカブ110』では全く不安はありませんでした。

さて、思いのほか早く通り抜けることのできたひとりぼっちラリー・林道セクション。
日の入りまで時間にはまだ余裕があるけど、次はどこへ向かう⁉

To be continued……

【文:石神邦比古(外部ライター)】

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