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ホンダ純正オプションパーツが盛り沢山!2024年モーターサイクルショーで見ておきたい、全6車のパーツ装着車情報!

バイクをオールシーズン快適に楽しむには、頼れる車体だけでなく、ツーリングを存分に楽しめる周辺パーツも重要です。
後から社外パーツを取り付けてカスタマイズしていくのも手ですが、それなら最初からホンダが車体に合わせて開発した純正オプションのパーツがおすすめです。

しかし実際に全てのオプションパーツを目の前にして選べるわけではないので、何を付ければ良いのかは悩みどころです。
モーターサイクルショー2024では純正オプションパーツの装着車が展示されます!
今回は実際に展示される6モデルの詳細を紹介していきたいと思います!

GROM


125ccクラスのミニバイクとして人気のグロムは、オプションパーツ装着でツーリングマシンとしても活躍します。
ハンドル周りには前方からの走行風を軽減するメーターバイザー、ナックルバイザーを装着することで長時間の走行をサポート!
防風効果はありませんが、エンジン下のアンダーカウルもバイザー類と相まって良いカスタム感を演出しています。

リアにはサポートパーツを使ってサドルバック、シートバックが装着されています。
両サイドに取り付けられているサドルバックはそれぞれ5Lの容量となっていて、両側で10Lと十分な容量を確保。
持ち運びできるようにハンドルが取り付けられており、着脱も容易なため出先で取り外して持ち運ぶことも可能です。

シート上に取り付けられているシートバックは通常時は15Lですが、容量を可変することで22Lまで拡大可能。
泊まりのツーリングなどでは出先でお土産を見つけて、来るときより荷物が増えてしまうというのはあるあるですが、容量可変で7L増やせるので、もしものときにも対応できます。

他にもUSB電源なども取り付けられており、走りながらスマホなどを充電することができます。
グロムは125ccなので高速道路は走れず、ツーリングは不向きかと思われがちですが、125ccの下道限定ツーリングというのも普通のツーリングとは違ってなかなか面白いもの。
バックの容量も最大32Lもあれば、一泊二日程度の旅なら余裕の容量だと思います。

街乗りの際はサドルバックに手持ちの荷物を収納して、手ぶらで走るなんてことも。
グロムの可能性を広げてくれるオプションパーツでした!

●GROMに取り付けているパーツ一覧はこちら!
ナックルバイザー
メーターバイザー
メーターバイザーステー
アンダーカウル
リアキャリア
サドルバッグ
サドルバッグサポート
シートバッグ
シートバッグ取付アタッチメント
USBソケット(Type-C)
USBソケット取付タッチメント

CT125・ハンターカブ


オフロード要素も併せ持ったカブシリーズとして人気のCT125・ハンターカブは、純正からリアキャリアが取り付けられているなど、最初からツーリングや物を運ぶシュチュエーションが考慮されていますが、純正オプションパーツも合わせて使うことでより便利に使うことができます。

フロントに取り付けられている大型のウインドシールドは走行風を軽減し、長時間の運転時ではアリとナシでは疲れ具合が大きく変わってきます。
ヘッドライト上のスペースに小さな荷物を積載できるフロントキャリア、センターフレーム部分に取り付けて足の間に荷物を積載できるセンターキャリアなど、積載性も抜群!
実際に積まなくてもフロントキャリアとセンターキャリアはドレスアップパーツとしても使えるパーツです。

キャンプツーリング時などメインの大きな荷物を収納するのは車体サイドに取り付けられているハードタイプのサイドボックス、リアに取り付けられているトップボックスに収納することができます。
サイドボックスは8L、リアボックスは38Lの容量となっていて、ワン・キー・システムタイプとなっているため、バイクの鍵1本で開閉することができます。

機能面ではオフロード要素を意識したパーツが取り付けられており、転倒しても破損しにくいフォールディングチェンジペダル、フォールディングブレーキペダルは先端部が可倒式となっているため、転倒時に路面に擦れて曲がったり先端だけ折れてしまったりなど、ペダルへのダメージを軽減します。
普通の靴だけでなく、本格的なオフロードブーツでも使えるラリーステップは、ドロドロの路面を走った後でもステップとブーツが滑りにくい形状となっています。

他にもグリップヒーターが取り付けられているなど、機能的なパーツも快適性重視のパーツもバランスよく取り入れられたCT125・ハンターカブ。
街の移動の足としても使えますが、ちょっと離れた場所まで林道ツーリングに出かけてそのままキャンプ、なんてハンターカブができることをフルに活かしたツーリングも楽しめるオプション装備です。

●CT125に取り付けているパーツ一覧はこちら!
フロントキャリア
ウインドシールド
センターキャリア
フォールディングチェンジペダル
フォールディングブレーキペダル
ラリーステップ
サイドボックスブラケット
サイドボックス
キャリアブラケット
トップボックス 38L ワン・キー・システムタイプ
トップボックスロック
ワン・キー・インナーシリンダー
ワン・キー・インナーロックボディ
グリップヒーター
グリップヒーター取付アタッチメント

Rebel 250


250ccクラスのクルーザーモデルとして親しまれているレブル250にはツーリングを快適に楽しめる装備だけでなく、レブル250を更に上質に仕上げるオプションパーツが用意されています。
ライト上に取り付けられているメーターバイザーは胸周りへの走行風を軽減し、同時にアクセントパーツにもなっています。

また細かい部分ですが、ブレーキレバーは、高さ、位置調整ができるアジャスタブルブレーキレバーに変わっており、純正以上にコントロールしやすい位置に調整することができます。
タンクにはニーグリップで触れるサイドにタンクパッド、センターにもタックパッドが装着され、ライディング時のコントロール性を高めています。

リア周りはシートが変わっており、純正はパターンのないシンプルなシートですが、ダイアモンドステッチ風の柄がついたスペシャルメインシートに変わっています。
レブルのかっこよさを引き立てるパーツですが、厚さ60mm以上のクッションを採用しているため、クッション性も抜群なシートとなっています。

タンデムシートの後ろにはバックレストを装着。
タンデムする場合に後ろに背もたれがあるおかげで後ろの人の負担を減らせるパーツですが、スタイル的にもリアビューに迫力が出るためドレスアップ要素も兼ねたパーツです。

ツーリング時に便利なサドルバックは左側が少し大きい14L、右側が10Lの容量となっていて、持ち運びに使えるショルダーストラップの取り付けができるため、ツーリング時はもちろん、通勤通学に使ってバイクを停めた後は取り外して持ち運ぶ、という使い方も可能です。
リアキャリアを使うと更に積載ができるため、レブル250だけで普段の街乗りから泊まりのツーリングまで、レブルの楽しみを広げてくれるオプションパーツでした。

●Rebel 250に取り付けているパーツ一覧はこちら!
メーターバイザー
アジャスタブルブレーキレバー
タンクパッド(センター)
タンクパッド(サイド)
スペシャルメインシート(ブラック)
リアキャリア
バックレスト
サドルバッグステー(左側)
サドルバッグステー(右側)
サドルバッグ(左側ラージ)
サドルバッグ(右側)
アクセサリーソケット

CBR600RR


スポーツライディングを楽しめるフルカウルスーパースポーツのCBR600RRにはスポーツ感を高めるオプションパーツが揃っています。
シングルシートカウルはタンデムシートを取り外して装着するパーツで、タンデムシート部がカウルと一体型のシングルシートになるため、より本格的にサーキットを走る際や、ドレスアップとしてレーサールックに近づけることができるパーツです。

また肉抜き加工を施すことで、強度と軽量化を両立したオイルフィラーキャップもラインナップ。
性能的にはそこまで意味のあるパーツではありませんが、ドレスアップはもちろん、サーキット走行やレースに出る場合にはワイヤーロックが必要なため、このようにワイヤーロック用の穴が確保されているフィラーキャップに交換するのがおすすめです。

●CBR600RRに取り付けているパーツ一覧はこちら!
シングルシートカウル
オイルフィラーキャップ

GB350


GB350は空冷単気筒エンジンと太いトルクを楽しめるネイキッドマシンですが、こちらのGB350は純正オプションパーツを使ってカフェレーサー風に仕上げられたもの。

車体の雰囲気をガラッと変えているヘッドライトカウルはフロント周りの印象を引き締め、カフェレーサーらしいスポーティーな印象に。
走行風も軽減してくれるため、見た目だけでなく快適性も向上するパーツです。

フロントフォークには蛇腹タイプのフォークブーツが取り付けられ、昔のバイクのような雰囲気を演出しています。
タンクには両サイドにタンクパッド、サイドカバーには立体的なメッキパーツによって質感を高めるサイドカバーガーニッシュを採用。

一番変化の大きいシートはシンプルな柄が付いたGB350専用のメインシートに変わっており、一人乗り仕様となっています。
本来タンデムシートがあったスペースにはシングルシートカウルが取り付けられ、カフェレーサーらしい雰囲気を高めています。
シートカウル内部に簡易的な収納スペースが設けられているため、小物であれば収納可能。
純正ヘルメットホルダーの移設ができるようになっており、このあたりはさすが純正オプションパーツと言えるところ。

こうしたカスタムパーツは社外のイメージが強いですが、最近ではこのGB350のようにメーカー純正オプションパーツで上質なカスタムができるため、カスタムパーツという意味でも注目してみてください。

●GB350に取り付けているパーツ一覧はこちら!
ヘッドライトカウル
シングルシートカウル
メインシート
サイドタンクパッド
サイドカバーガーニッシュ
フロントフォークブーツ

GB350 S


スタンダードモデルのGB350よりもスポーツ要素が強くなっているGB350 Sは、純正より更にスポーティーさを演出するパーツが用意されています。

メーター上に取り付けられているメーターバイザーはメーター周りをスタイリッシュに見せるだけでなく、胸周りの走行風を軽減することで快適性を向上させています。

シートにはタンデムシート部を覆うようにシングルシートカウルが取り付けられ、カスタムバイクのようなスタイリッシュさとなっています。
GB350 Sのシートはサイドの赤いステッチが特徴的なので、シングルシートカウルはそんなシートそのものの質感を引き立ててくれています。

ゴテゴテしすぎず、シンプルなネイキッドスポーツスタイルに仕上げられるので、GB350 Sの雰囲気を高めたい方におすすめです。

●GB350 Sに取り付けているパーツ一覧はこちら!
メーターバイザー
シングルシートカウル
サイドタンクパッド

モーターサイクルショーへ実車を見に行こう!

モーターサイクルショーでは今回紹介した6モデルのオプション装着車が展示されます!
写真だけではわからない細かい部分を実車を見て確認してみてください。

最初から専用設計で車体に合わせて作っている純正オプションパーツのクオリティは他には変えられないものがあります。
バイクは乗りながらイジっていくものですが、イジりたい方向性が決まっているのなら車両購入時にオプションパーツでカスタムするか、乗り始めている方でもオプションパーツを吟味してお店に取り付けてもらうことで、より快適に自分らしいスタイルでバイクを楽しむことができるはずです。

モーターサイクルショーでは装着した実車を目の前にしてパーツを見ることができるので、気になった方は是非会場に足を運んでみてください!

【文/佐藤快(外部ライター)】

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