PCXシリーズはスマートキー採用
一度味わったらもう引き返せなくなるほど便利な機能「スマートキー」。
実際に体験するとわかりますが、鍵をポケットから取り出すことなくエンジンが始動できるのは驚くほど便利。四輪車では当然の装備になりつつありますが、二輪ではまだ採用車種が少ない機能の一つです。
ですが・・・
ホンダのスクーターPCXシリーズ(125cc、160cc、ハイブリッドの3機種)には、このスマートキーが標準で採用されているのです!
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※わかりやすいように鍵をはみ出して撮影しています 普段こんなことしたら紛失しますのでご注意下さい
スクーターといえば、通勤通学や買い物にと日常使いが主な活躍の場で、比較的短い距離や時間を乗ったり降りたりの繰り返し。都度ポケットからキーを取り出すことに煩わしさを感じてしまいます。スマートキー採用のPCXなら家を出てから帰宅するまで、キーはポケットやバッグに入れたままでOK。
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朝から晩までポケットからキーを取り出す必要性がほとんどなし
そして、この便利なスマートキーの機能を最大限に活かした純正アクセサリーパーツを、ここで紹介したいと思います。
それはスマートキー対応のリアボックス
「トップボックス 35L スマートキーシステムタイプ」はホンダ純正アクセサリーとして用意されているオプションパーツです。
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PCX160(マットディムグレーメタリック) トップボックス35L 他、純正アクセサリー装着車
このボックス最大の特徴はスマートキーと連動していること。スマートキーをポケットに入れたまま、キャリア部にあるスイッチを押すだけで、「パカっ」と開けることができるのです。
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キーはポケットに入ったまま
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矢印のところにあるボタンを押すことで解錠できます
バイクから約2m離れればロックが掛かる仕様となっており、さらにエンジンが掛かっている時には解錠できないから安心・安全。
この機能が役に立つなあ!と感じるのは夜間など暗い場所でリアボックスを使いたい時。従来なら暗闇で鍵穴を探すことに苦労したと思いますが、このスマートキー対応リアボックスなら、指で探ってボタンを押すだけ。本当に助かります。
ヘルメットを楽々収納
注目ポイントはスマートキーとの連動だけではありません。
35Lの容量がありますからヘルメットもしっかり収納(※ヘルメットの形状によっては収納不可)。ちょっと無理(ギュっと押し込む)はしますが薄手のライディングジャケットやグローブが全てボックス内に入りました。
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ヘルメットはジェットタイプ、ジャケットはプロテクター付き(胸部のみ無し)のメッシュタイプでテスト
PCXはもともとシート下に30Lの収納がありますから、リアボックスと合わせれば合計65L(PCX e:HEVは計59L)の大容量となります。今回はリュックと撮影用の三脚をシート下ラゲッジに、ヘルメットなどの装備品はリアボックスに収納。
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シート下収納は125cc、160ccとも共通の形状
以前からスクーターのシート下収納って便利だな〜と思っていましたが、リアボックス付きのPCX160で出かけてみたところ、個人的な使い勝手はシート下収納よりリアボックスの方に軍配が上がりました。目線近くにボックスがあると荷物の出し入れは楽ですし、指先一つでオープンできるお気楽さは病みつきになります。
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7月の撮影時、トップボックスにペットボトル飲料やマスクケースなどを入れていました
おすすめの使い方としては、荷物はできる限りシート下収納へ。リアボックスは基本空っぽに近い状態にしておき、バイクを停めた時にヘルメットやグローブなどを収納するのが便利。
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筆者は眼鏡ライダーですから空いたスペースに眼鏡もラフに入れてました
ヘルメットを脱いでリアボックスにポンと入れ、蓋を締めてバイクから離れればロック完了。ショッピングモールや公園などを手ぶらで散策できるのが大きな魅力です。
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ヘルメットの保管場所が確保できれば身軽に行動できますね
スマートキー対応のリアボックスは従来のキータイプのものと比較するとどうしても高価になりますが、この利便性を手に入れたらもう後戻りできません!PCXオーナーなら検討する価値があると思います。
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ボックスサイズ:長さ486mm×幅475mm×高さ317mm 容量:約35L 許容積載量:3.0㎏
※取り付けには別売のトップボックス取付ベース、リッドオープナーが必要です。
〜製品詳細はこちら〜
いざとなったらボックスごと取り外し
盗難の心配が低いとはいえ、ボックスの中に貴重品を入れっぱなしにするのはNG。そんな時はボックスごと持ち運んじゃいましょう。取り外しもスマートキーで・・・とはいかず、ここはメインキーを使って取り外します。
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ボックス本体にキーを差し込んで本体のロックを外します
ボックス単体はそれなりの大きさですが、樹脂製で軽量に仕上がっており、大きな取っ手も付いているためそれほど苦にはなりませんでした。(個人の感想です)
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ボックスサイズ:約486(長さ)×475(幅)×317(高さ)mm
今回紹介したPCX160に装着されていたその他のアクセサリーもご紹介
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PCX160(マットディムグレーメタリック) トップボックス35L 他、純正アクセサリー装着車
激しい風雨からの影響をやわらげるパーツ
普通二輪のPCX160は高速道路などの自動車専用道路を走行する際、純正のスクリーンだとウインドプロテクションに不安があるのも事実。ショートスクリーンってカッコいいんですけどね・・・。
純正アクセサリーの大型スクリーン「ボディマウントシールド」なら、胸元あたりへの走行風はほとんど感じることがなく、雨中では身体が濡れるのを軽減してくれるでしょう。
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身長170cmのライダー乗車時の高さ比較 ※写真にはシールドの高さをわかりやすくするため、色を付けています
撮影時は気温32℃の夏日だったので、むしろ風を当てて欲しい!と思っちゃいましたが、夏場の夜間走行ではジャケットに虫がいっぱい付着するあの不快な状況を防いでくれますから、やっぱりありがたい存在です。
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優れた耐衝撃性と平滑性を誇るポリカーボネイトを使用し、歪みの少ないクリアな視界を確保
大きなスクリーンは365日相棒として活躍できるPCXなら装着したいアイテムの一つ。製品サイズは高さ約583mm×幅約467mm×厚さ約4mmとなっています。
〜製品詳細はこちら〜
バイクの天敵、寒波に耐えられるパーツ
もはや説明は要らないでしょう。真冬でもガンガン走る硬派なライダーの強い味方といえばグリップヒーター。気温一桁や氷点下での走行では、防寒グローブを使っても寒さに勝てず指先は凍え痺れてしまいます。
実はワタシ、グリップヒーター付きのVFR800で2月の箱根峠を走ったことがありますが、指先に寒さを感じることはありませんでした。(※個人の感想です)
グリップヒーターは、冬ライダーには必須級の”推し”アイテムです。
PCX用の純正アクセサリー「スポーツグリップヒーター」は、標準グリップと同等の太さで握りやすさを確保。ON/OFFや5段階の温度調整機能を内蔵したグリップ一体型コントロールボタンでスッキリした見た目もGOOD。
〜製品詳細はこちら〜
フットワークが軽いスポーツスクーターであるPCXに、快適性をプラスした今回のオプション装備車。特にスマートキー対応のリアボックスは目から鱗の利便性を感じました。
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街乗りからツーリングまでこなせるPCX160、原付二種では足りない部分をカバーしている名車です