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洗練という言葉がよく似合う! 新型『PCX』のスタイリングを細かくチェック【新型バイク直感インプレ!/ Honda PCX 中編】

もともとの『PCX』を知っている人なら、誰もがかっこよくなった、と思うはず。新型『PCX』の研ぎ澄まされたフォルムに注目!

新型『PCX』のイメージは、水上を疾走するパワークルーザー!?

2021年1月28日に発売される新型『PCX』は、フルモデルチェンジを遂げて、エンジン・フレーム・各種装備にいたるまで全面的に進化を遂げました。

【前編】からの続きです

でも中身や性能だけじゃないんです。

とにかく見た目が際立って美しい! そこには開発チームのさまざまなこだわりが詰まっています。車体を見ながら、新型の美しさを解き明かしていきましょう。

『PCX』というと、親しみやすさを感じる丸みを帯びたフォルムが筆者は印象的でした。

でも新型は、流線形というにふさわしいシュッとしたデザインに一新しています。

この鋭くも流れるようなボディラインは、水上を悠々と疾走するパワークルーザーをイメージして設計されたとのこと。

たしかに言われてみて納得です。風を切って走る流れを感じさせながら、エッジがきいていて、これまでの『PCX』ともまた違う、新時代のコミューター感がビシビシと伝わってきます。

全体のプロポーションの美しさもさることながら、各部も洗練されています。特徴的なフロント周りから見ていきましょう。

バイクの顔であるヘッドライト周辺には、新たにシグネチャーランプが装備されました。ヘッドライトの上に備わった常時点灯しているポジションランプです。見る角度によって、5本のラインが浮かび上がります。

そして『PCX』のテールランプといえば、「X」の形状で光るのが特徴でしたが、新型はそれをブラッシュアップし、立体感を表現。

ストップランプは、Xのクロスする部分をつなぐように中央が光る仕様に。これは2本の細いラインが強い光を放つ“マルチオプティクス”技術を応用したものとのことで、ここでもさりげなく先進性が強調されています。

灯火類はもちろんすべてLEDが採用されています。

エンジン周りはメカニカルさを表現するため、カバーの形状や配色を吟味。細かな部分では、留めているボルトも新形状になりました。

マフラーが縦長の楕円形状。これにより車幅の張り出しを抑えながら、シャープなイメージを演出。エンドキャップはシルバーカバーとし、軽快感を与えています。

グラブバーの形状やサイドカウルの張り出しなど、細かな部分まで手が加えられ、新たなプロポーションを成立させたことが分かりますね。

個人的に『PCX』でもっともグラマラスだと思うのは、フットボード周辺。

足元に直接風雨が当たるのを抑えるため、ボディが屋根のような形状をしているのが特徴です。

この特徴は従来モデルから踏襲されていますが、デザインは見直しされました。フロア形状をシャープにし、ライン状のパネルを配備したことでよりよりスタイリッシュになっています。

アイコニックなバーハンドルは新型も健在。もともと従来の『PCX』がこれまでのスクーターと一線を画していたのは、このカスタムパーツのようなクローム・バーハンドルも大きく貢献していると思います。

そして、液晶メーターは新型のものを採用。大きなパネルで視認性を上げながら、ここでも「進化の表現」を目指したといいます。

中央のLCD部で常時表示されるのは、速度計・燃料計・走行距離計・燃費計。左右にはインジケーターランプを搭載。新型『PCX』で新たに装備された「Honda セレクタブル トルク コントロール」のオンオフを示す「T」の表示も加わっています。

ウインカーのインジケーターが大きくて、消し忘れることも少なくなりそうです。

ここまでより高級感を増した新型『PCX』の各部スタイリングを紹介してきましたが、いよいよ次回は乗り心地に関してレポートします!

【文:西野鉄兵(外部ライター)】

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