遠藤さん兄弟は揃ってRebel 250に乗っています。
2人ともマニアではありませんが、バイクとの付き合い方がとても上手。ライフスタイルの中にバイクを取り込んで日々の生活を充実させています。
そんなご兄弟がどのようにRebel 250と付き合っているのかをご紹介することにしましょう。
なぜ普通2輪免許を取ろうと考えたのか
お兄さんの遠藤雅幸さんは27歳。
バイクに乗り始めたのはお父さんの影響があったと言います。
「昔から父がバイクに乗っていたので2輪にはなんとなく興味は持っていました。大学生の時、新しいことに挑戦したくて。バイク免許取ってみようかなと思いました。 普通自動車免許は持っていたのでレンタカーを運転したりすることはあったんですが、もっと自由に移動したいと考えるようになってバイクを選んだ感じです。」
弟さんの遠藤駿さんは20歳。
当初はバイクにまったく興味がなかったと言います。
「バイクに乗ったらどうだと家族から言われたこともありました。そのときは『バイクなんていらないでしょ』って言ってたんですよ(笑)。でも高校の友達が免許を取って自分のバイクを買ったと聞いて考えが変わりました。一緒にツーリングしようって誘われて免許を取ることにしたんです。 乗ってみたらメチャクチャ面白くて、免許取って1ヶ月もしないうちに1,000km以上走ってしまいました。」
Rebel 250を買った理由
最初にRebel 250を購入したのは雅幸さんです。
「バイクを選ぶとき、色々なお店を回ってRebel 250がいいなと思ったんですけど、最初は価格を考えて中古のVTRを選びました。取り回しやすいし、走りやすくて良いバイクだったんですが、やっぱり最初に欲しかったRebel 250に乗りたくなって今のバイクを購入しました。」
駿さんは免許を取ってから雅幸さんのRebel 250を借りて近所を少し走ったりしていました。
「いつまでも兄のバイクを借りてばかりいられないから自分のバイクを買うことにしました。Rebel 250にした1番の理由は兄のバイク借りたときに乗りやすかったからです。アメリカンみたいにシートが低くて、デザインがキレイだったところもが決め手になりました。一人暮らしをしていることもあって、中古だと自分で管理できなくなりそうで心配だったから新車です。免許を取ったのが2023年の9月で11月に納車されたばかりです。」
すべてがちょうどいいバイク
雅幸さんにRebel 250の印象を聞いてみました。
「このバイクで1番気に入っているのはトルク感ですね。力強いけど主張が強すぎない。トコトコという鼓動感がちょうどいい感じで加速が心地いいんです。足付きや取り回しもいい。 あんまり他にないマットなカラーリングも気に入っています。 不満はないし、トラブルもありません。 」
Rebel 250は基本的に街乗りがメイン。
友達とツーリングに行くことはありますが、基本的には日帰りがほとんどだと言います。
「気が向いたときにちょっと出かけたり食事に行くとか、そんな使い方が中心ですね。足として使っているわけですが、運転していて楽しいからRebel 250で出かけると良い気分転換になります。」
「実は大型2輪免許も持っているんですよ。大学院の入試が終わったときに少し時間ができたので、そのタイミングで取得してしまいました。特になにか乗りたいバイクがあったわけじゃないんですが、大型で惹かれるバイクが出てきたときには乗ることができますから。でも今は買い替えようとは思っていません。街乗りがメインなので、250ccが自分の使い方にはちょうどいいと思っています。」
走っているだけで楽しい
駿さんもRebel 250に満足していると言います。
「乗りやすくてとても良いバイクだと思います。燃費もいい。考えるといいところばかりですね。気に入らないところはありません。」
一人暮らしで大学に通っているからメインの用途は通学。
授業後はバイクに乗っている友達と走りに行ったりしています。
バイクが楽しくてしかたないので、休日はバイクで出かけることも多いとのこと。
「納車されてすぐ金沢の友達の家に遊びに行きました。雪が降る前に行こうと思ったんですけど長野を通過するときは寒かった。しかも慣らし運転だったから高速を使わずに一般道をノンビリ。10時間もかかってしまいました。でもRebel 250はゆっくり走っても楽しいバイクだから辛くはありませんでした。とても気持ちよかったですね。」
休日は気が向くまま日帰りツーリングに行くこともあるそうです。
大学がある神奈川県から静岡県富士市の実家まで定期的に戻ってくるので、そのついでに伊豆半島一周も考えているんだとか。
「最初にバイクで一緒に走ろうと誘ってくれた友達が兵庫に引っ越してしまったので、実はまだ走れていないんです。最近連絡取っていて、僕が関西に行って一緒にビワイチ(琵琶湖一周)をしようとか、中間地点で待ち合わせて一緒に走ろうかとか色々話しているところです。」
SHOEIのEX-ZEROはRebel 250と同時に購入しました。
「このバイクのデザインに似合いそうだなと思って、すぐ買いに行きました。ウエアはお父さんのです。実家から神奈川に戻るとき、来ていく上着がなかったのでお父さんが貸してくれました。それ以来ずっと借りっぱなしです。プロテクターが入っていて最初は動きにくいかなと思ったんですけど、守られているような感じがして安心するから今はこのウエアを着用するようにしています。」
家族皆でツーリングに行きたい
お2人にこれからバイクでやってみたいことをお聞きしました。
「温泉が好きなので、ノンビリ温泉ツーリングに行ってみたいと考えています。」と雅幸さん。
「学生時代に大型2輪免許を取りたいと思っています。将来的には大型のアメリカンに乗ってみたいです」と駿さん。
「実は真ん中に兄弟がもう一人いてバイクに乗っているんですよ。だからいつか家族でツーリングに行きたいねって話しています。母が2輪の免許を持っていないので誰かのタンデムですね。真ん中の弟は関西の大学院に行っているので、少し先になるかもしれませんが、いつかは実現させる予定です。」
兄弟でバイクとの付き合い方は少し違いますが、どちらもバイクに乗るようになったことで日々の生活が充実するようになったことは間違いないようです。
【文/後藤武(外部ライター)】