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“ガチ”125ccスクーター『リード125』で「雨ばっかりの一週間」をバイク通勤してみた! 便利過ぎてもうこれが無い生活を想像できない……⁉【原付二種スクーター1週間通勤インプレ/ LEAD125①】

Honda原付二種スクーター『リード125(LEAD125)』で一週間通勤! してみたんだけれど、そのほとんどが雨⁉ そんな悪条件だったのに『リード125』がなんとも心強い!?

ひらすら雨の1週間を『リード125(LEAD125)』でバイク通勤!

通勤や通学、日々の生活を豊かにしてくれる便利な乗り物、原付二種スクーター。
今回はそんな原付二種モデルの『リード125』で一週間バイク通勤生活です!

と思ったら、運悪くその一週間が雨ばっかり!?

しかし!

ツーリングなど趣味性の高いマニュアルバイクに対し、通勤スクーターは雨が降ろうが風が吹こうが使い倒すのが本道! 丁度いいので雨天も含めての『リード125』の使い勝手を検証です!

そんなこんなで始まった雨の通勤生活ですが、まず車体重量が非常に軽く足つきも良いので、雨の中でも停車や取り回しでもなんら不安はありません。スニーカー等の普段履きでも十分な足つき性が確保されているように思います。

雨天は視界が悪くなりがちですが、上体が起きたライディングポジションはそもそもの視野を広く確保できるので、ヘルメットのシールドに付着する水滴を除いては視界も良好です。雨が降ってなければ尚良し!

そんな第一印象の『リード125』でしたが、私が気にしていたのは“125cc”という部分。

私は通勤で甲州街道(国道20号線)という道路を使っているんだけれど、そこはとにかく車の流れが速い!

普段はHondaの250ccバイク『CRF250M』で通勤しているので「125ccでこの道か……」なんてはじめは思ってしまいましたが、いざ走り出してしまえばそんな不安はどこへやら。

何って、加速が想像していたよりずっと力強く軽やか!

リード125は一般公道での制限速度60km/hまですぐに到達する加速力を見せ、50km/h付近からの加速も良く、車の流れにもしっかり乗ることができます。

かといってそこに荒々しい印象はなく、振動によるストレスの少ない大人びた走りのイメージでした。

雨の濡れた路面でも急加速に気を遣うことが少なく走行することが出来ました。

そんな幹線道路での意外な適応力にも驚かされましたが、『リード125』に惹かれたポイントは住宅地においての使い勝手の良さ!

12インチタイヤを採用したハンドリングは軽やかで、小回りの多い路地で大活躍!

普段のバイク通勤で避けるような路地裏でもバンバン使えます! こんな細い鋭角コーナーで雨とか、大きなバイクではまず通りたくない……。視界が広く足つきも良いので左右確認がしやすく、見通しの悪い住宅街でも安心して走行することができました。

そしてスクーターといえば乗り心地の良さも魅力。

ライディングポジションによる快適性もありますが、肉厚なシートは通勤程度の時間でお尻が痛くなることはありません。サスペンションによる衝撃吸収も含め、全体的にしっとりとした乗り心地で、終始気持ちよく運転することができました!

また、季節的にまだ肌寒かったけれど、アンダーボーンフレームのスクーターは足元に走行風がほとんど当たらないのでそれだけでも快適!

前方からの雨も凌いでくれるので、ちょっとした距離の移動ならレインスーツは上半身だけでも大丈夫かも?

軽さ、取り回しの良さは出先や自宅の駐輪場など狭い場所でも力を発揮。何台もバイクが並ぶような駐輪場でもストレスなく出し入れをすることができ、移動先での煩わしさも緩和。これにより“買い物にバイクで出かけることのハードル”がかなり下がったように感じます。

125ccの『リード125』は停められる駐輪場も多いですが、250cc以上のバイクってまず駐輪場を探すのが大変だったりするので……。

他にもスマートキーシステムなど便利なポイントはたくさんありましたが、なによりのメリットは体力・精神力を消耗しないこと!

仕事前の通勤で体力を使ってしまっては一日のスタートを気持ち良くスタートすることが出来ませんし、疲れが出ている仕事終わりは尚更ストレスなく帰宅したいですよね。

『リード125』での通勤はいつもに比べてストレスがほとんどなく、心なしか仕事中も、帰ってからも元気に過ごせたような気がします!

今回『リード125』で通勤した日のほとんどは雨天でしたが、はじめにお話しした通り「原付二種スクーター」はめいっぱい使い倒す前提のバイク。

雨が降っても風が吹いても変わらぬ使い勝手で通勤をこなせた『リード125』は正に最強通勤バイクでした!

次回はそんな『リード125』の便利な装備に焦点を当ててご紹介します!

《続きは明日公開!お楽しみに!》

【文:石神邦比古(外部ライター)】

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