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リード125ってどんなバイク? 燃費や足つき性、装備などを解説します!【ホンダバイク資料室/Honda LEAD125(2021)】

ホンダ原付二種スクーター『リード125(LEAD125)』の装備の解説に加えて、実際に走ってみての燃費や跨ってみての感想など基本情報をお伝えします!

Honda LEAD125(2021)

ホンダの原付二種クラスの現行車スクーターは「PCX」「LEAD125」「DIO 110」の3台がラインアップされています。

その中でも最もちょうど中間くらいの価格&マシンスペックにあたるのがリード125(LEAD125)でしょう。

1982年に初代が登場し、度重なるモデルチェンジを受けて、2021年モデルは5代目となります。

ホンダの原付二種スクーターの中では最も歴史があるのがこの「LEAD」シリーズです。

■車両価格 315,700円/319,000円(消費税10%込み)※価格はカラーによって変動

リード125(LEAD125)のライディングポジションや足つき性は?

ライダー身長/172cm

ライディングポジションはリラックスして跨がれるタイプで、バイクに乗っていると言うより、快適なソファーに座っているような感じです。

いわゆるビッグスクーター的に足を投げ出して跨がるタイプではなく、膝が自然と曲がるくらいの着座位置になっています。

また、足を置くフロアボードが横に広いので、大柄なライダーでも窮屈になりにくいと思います。

ハンドルも遠すぎず近すぎず、操作がしやすい位置でした。

リード125のシート高は760mmで、ホンダ原付二種スクータークラスでは最も低い「Dio110」のシート高760mmと同じ高さなんです。

172cmのライダーが跨ると両足がカカトまでしっかり着き、膝が軽く曲がるほどの足つき性で、不安を覚えることはありません。

ストップ&ゴーの多い都市部でも簡単に足が着けるので、実用性も高く、乗り手を選ばないディメンションになっています。

LEAD 125の燃費は?

給油口はメインキーの隣にあるオープンボタンを押すと左に開くヒンジ式タイプ。

今回はトータル184.6kmの距離を走って、合計ガソリン給油量は4.5Lでした。

使用燃料はレギュラーガソリンです。

満タン法で計測した燃費はガソリン1リットルあたり41.0222kmという、小排気量車でなければなかなか出せない数字を記録しました!

燃料タンク容量は6.0Lとやや少なめに感じますが、ガソリン満タンで概算240km以上走れます。

リード125の主要装備解説

フロントタイヤは12インチで、一般的な原付スクーターの10インチよりやや大きめなホイールになっています。

コロコロと転がるようなクイックなハンドリング感もありつつ、直進安定性も結構高めなのが嬉しいところ。

ヘッドライトはLEDになっていて、シャープでかっこいい顔つき。

ポジションランプと合間って夜間も明るいので安心して走れます。ヘッドライトの上にあるクロームメッキパーツが高級感を醸し出していますね。

メーターは視認性に優れたアナログスピードメーターと、小さめのデジタルメーターの組み合わせ。

デジタルメーターには、ガソリン残量計、時計、ODOメーター、トリップメーターが備わっています。

夜間はスピードメーターの針や数値などが光る仕組みになっていて、質感の高いデザインになっています。

スタンドはセンタースタンドとサイドスタンドの両方が標準で備わっています。

センタースタンドは坂道の停車やメンテナンス時にも便利ですし、センタースタンドはサッと出してすぐに停車できるから乗り降りがすごくラク。

原付一種(50cc以下)スクーターだとセンタースタンドが標準では備わっていないことが多いので、初めから装備されているのは嬉しいですね。

リード125のエンジンは、ユニットスイング方式のコンパクトな水冷4ストロークOHC単気筒。

低燃費&クリーンな排ガスに貢献するホンダの「eSPエンジン」が採用されています。

走行状況に応じて最適な燃料供給を噴射してくれるインジェクションシステム「PGM-FI」と合間って、すこぶる低燃費なエンジンになっています。

ランニングコストを抑えることができるので、日常的な使い方に向いています。

タンデムステップバーは格納式で、ワンタッチで開閉することが可能。

ステップの長さも長すぎず短すぎずパッセンジャーの足もリラックスした位置に置けるタイプです。

【文:岩瀬孝昌(外部ライター)】

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