これはもうクルーザーじゃないでしょう……そう思っちゃうほど総合力が高すぎのレブル1100(Rebel 1100)DCTですが、自分でおカネを出して『買う』となると……
レブルのスタイルが好きなら、迷う理由がない
買うべきか、様子見か。
そんなことをタイトルで言っておいて何ですが、ホンダ『レブル』のこのスタイルが好きならば、正直なところ迷う理由が見当たりません。
コスパも装備も走りも、完璧に仕上がってると思う。性能面を心配する必要は一切ありません。
もしちょっとでも迷う気持ちがあったら、お店で試乗させてもらったらいいと素直に思います。
そうしたらきっと、走り出して1分。スロットルオンの瞬間に迷う気持ちが全部吹き飛ぶ。
そう言えるくらいの完成度がレブル1100にはあるっていうことです。
レブル1100は『街乗り』でも堪能できる
そう言える理由はレブル1100のキャラが、とってもわかりやすいから。
バイクの中にはある程度の距離を走ることで真の価値が見えてくるタイプもありますが、レブル1100はちょっと走らせるだけで『これ、いいな!』って思っちゃう。
それはつまり『街乗り』も楽しめるバイクだっていうことの証明でもあります。
もちろん、これまでに言ってきた通り、レブル1100は味わいもあるしコーナリングも楽しいから、レンタルバイクで長めの時間を乗ってみることもおすすめ。
そうすれば、街乗りだけでは感じられないレブル1100の魅力がどんどん見えてきます。
だけど、入り口として言うなら『お店の試乗車で15分ちょい乗り』だけでも十分に伝わるものがある。
その短時間で、好きになっちゃう魅力を備えたバイクなんです。
いきなり大型免許 → レブル1100も大いにアリ
そして、レブル1100なら今『レブル250がいいな~』って思っている人に、いっそのこと大型免許とってレブル1100はどう?って勧められる。
もちろんレブル250にはレブル250の良さがあるから、その気持ちは尊重しますけれど、それをすっ飛ばしてチャレンジする価値がレブル1100にはあると思う。
これは今の段階で二輪免許を持っていない人にも同じことが言えます。
それくらい扱いやすさもあるし、安心感もある。特に今回乗ったDCTは大型バイク初心者の人に勧めたくなります。
バイクはマニュアルトランスミッションで積極的に操るのが楽しい。その考えには私(北岡)も全面的に賛成します。
だけど進化を続けるホンダのオートマチック機構DCT(Dual Clutch Transmission)は、もうそのレベルにはいません。
そこはとっくに突き抜けちゃっていて、バイクで走る喜びやエキサイティングさだけを純粋に抽出してくれる域にまで達しちゃっていますから。
これは本当に『DCTのバイクを実際に体感したことがあるか、否か』という差でしかないんです。
レブル1100に対して『欲しい!』の気持ちがあるならば……
とはいえ、バイクに対して100万円以上のお金を用意するのはなかなかに大変なこと。極端なことを言ってしまえば、バイクっていうのは完全に趣味のものであって、生活必需品ではないですから。
でも!
それを乗り越えるのはいつだって『好き!』の気持ちです。
買いか、様子見か。
無責任な話かもしれませんが、それはきっと、気持ちの問題。
ただひとつ言えるのが、クルーザーっていうジャンルのバイクが大好きな私(北岡)として……
レブル1100っていうバイクは『買って損を感じることは絶対にない』1台だということです!
【文/北岡博樹(外部ライター)】
よろしければ【前編】からお読みくださいね!
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