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レンタルバイクの費用はどれくらい?利用頻度から考える年間の目安

バイクを利用したいと思っているものの、毎日乗るわけではないので、レンタルにしようかと考えている人も多いのではないでしょうか。
しかし、本当にレンタルの方が安いのか、年間ではどのぐらいになるのかなどといった点は非常に気になるところです。

そこで、そうした疑問を抱いている人のために、利用頻度ごとのレンタル費用について「HondaGO BIKE RENTAL」を例に挙げて説明していきます。

バイクは買う?レンタルする?

購入とレンタルのどちらが安いのかという話になった場合、多くの人は単純にバイクの購入費用とレンタル費用を比べてしまいがちです。

しかし、バイクを購入すると、車両価格のほかに維持費がかかるという事実を忘れてはいけません。保険料や税金、メンテナンス費などをすべて合計すると、長期的にみて少なくない額になってしまうのです。
もちろん、バイクを毎日の通勤に利用する場合やお気に入りの一台をどうしても保有したいというのなら、思い切って購入するのもよいでしょう。

一方で、「週末しか乗らない」「たまに友人とツーリングに行くときぐらいしか使わない」などといったケースではレンタルを選択したほうが安く済む可能性があります。
したがって、「バイクは必要だけど利用頻度はそんなに多くない」などという場合は購入かレンタルかを決める前にしっかりとコスト計算をしておくことが大切になってきます。

月に1回乗る程度ならどれくらい?

バイクのレンタル料金は借りるバイクのクラスや時間によって異なります。

たとえば、50ccのバイクをSHORTプラン(〜2時間)で借りると

  • 1回1,500円
  • 8時間プランなら3,500円
  • 24時間プランなら4,000円

といった具合です。

つまり、月に1回程度なら1年で12回の利用となるので、年間コストは

  • SHORTプランで18,000円
  • 8時間プランなら42,000円
  • 24時間プランの場合は48,000円

となります。

一方、50ccバイクを購入した場合には自賠責保険や任意保険の保険料及び軽自動車税などがかかってきます。
軽自動車税は年間2,000円程度ですが、保険に関しては契約内容や年齢などによって支払う金額はさまざまです。
しかし、大まかにいえば自賠責保険が3,500~7,000円、任意保険が15,000~30,000円といったところです。そのうえ、バイクに乗っている以上、ガソリン代や整備代も当然必要となります。

それらをすべて合計すると年間で約6~7万円はかかる計算になります。
もちろん、維持費とは別に購入の際の初期費用も支払わなくてはなりません。

したがって、月に1回乗る程度ならレンタルを選択したほうがお得だということになります。

週に1回乗る程度ならどれくらい?

現実問題として、バイクを月に1回だけ使うという人は少ないかもしれません。
それならば、「週末の休みに乗りたい」などといった具合に、バイクを週に1回だけ使用する場合はどうでしょうか。

週に1回なら年間では50回程度です。

1回8時間レンタルすると仮定して、中型(251~400cc)であれば年間レンタル料は550,000‬円、大型(401~950cc)であれば750,000‬円になります。

一方、バイクを購入すると年間の維持費は中型で15~18万円程度、大型では20~25万円程度といったところです。

問題はバイクの購入費ですが、もし新車を買うのならホンダPCXが35~45万円程度で購入可能です。もちろん、一括で払うかローンで払うかなどによって年間の出費はかわってくるものの、いずれにしても、週1回程度乗るのであればレンタルの優位性はそれほどないようにも思います。

しかし、レンタルの良さはコストだけではありません。後述する、費用面以外のレンタルバイクの良さも理解してから、どちらにするかを検討するようにしましょう。

たまにツーリングに行く程度ならどれくらい?

レンタルバイクには週に何回といった定期利用のほかに、「長期休暇中にツーリングをしたいのでその間だけ借りたい」などといった活用方法もあります。

そして、その程度であれば、バイクを購入するよりもレンタルのほうがお得です。たとえば、55時間連続で借りられる「LONG GOGOプラン」を選択すると、大型の場合は55時間(2泊3日)で35,000円になります。仮に、このプランを夏季休暇・冬期休暇・GWの年3回利用すれば、トータルで105,000円です。これは大型バイクを実際に購入するよりも明らかに低コストです。

そのうえ、レンタルを利用すると、毎回異なるバイクに乗れるという楽しみもあります。したがって、年数回ツーリングのために所持するよりも、その都度レンタルすることをおすすめします。

レンタルバイクの費用以外の良さ

レンタルバイクの良さは、単に利用条件によってはコストが安いというだけではありません。
まず、そのときどきでいろいろな種類のバイクに乗れるのは大きなメリットだといえます。

たとえば、欲しくても買えなかった高価なバイクでも、レンタルを利用すれば乗ることができるわけです。
それに、いずれバイクを購入する予定の場合、レンタルを利用すればバイクの試し乗りができます。

したがって、どのバイクを購入するかで迷っているのなら、先にレンタルを利用してみるというのも一つの手です。

利用頻度から購入かレンタルか検討しよう!

バイクを利用したい場合、購入とレンタルのどちらが安いかは一概にはいえません。

なぜなら、年間どの程度利用するかでレンタル料金が大きく変わってくるからです。したがって、まずは利用頻度からコスト計算をして、バイクの購入・維持費と比較してみることが大切です。

そのうえで、コスト以外のメリットやデメリットについても考慮し、総合的な観点からどちらを選ぶかを決めるようにしましょう。

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