自然の風を浴びながらのツーリングには、ドライブにはない爽快感があります。しかし、「ツーリングは好きだがバイクを持っていない」「遠方の観光地でツーリングをしたいが、バイクで現地まで行くのはしんどい」とった声も聞かれます。その場合は、レンタルバイクを借りてみてはいかがでしょうか。本記事では、ツーリングにレンタルバイクの活用をお勧めする理由やレンタルバイクの賢い活用方法について説明します。
1.ツーリングにレンタルバイクを勧める理由
ツーリングにレンタルバイクをお勧めする理由は3つあります。
1-1.目的地が遠方でも現地調達ができる
本州から北海道や沖縄など、遠方の観光地に行ってツーリングをしようと思うと、バイクを運ぶためにフェリーなどの手配が必要になります。新幹線で移動できる距離であれば、物理的に現地までバイクで行くことは可能です。ただし、目的地が遠いと、移動だけでかなりの時間がかかってしまいます。特に、風の抵抗を直接受けながら走るバイクでの移動は、体力の消耗も大きくなるでしょう。雨天や夜間など、視界が悪い場所での運転では、安全性も懸念されます。
その点、現地でレンタルすれば、自分のバイクを持っていく手間暇がかかりません。万全の体調で現地にスピーディに到着でき、本来の目的であるツーリングを満喫できます。復路においても、新幹線で寝たり、アルコールを飲んでリラックスしたりと、体調に合わせて自由に過ごせます。つまり、レンタルバイクにするほうが、滞在時間を長くでき、結果的に旅を十分に楽しめるというわけです。
1-2.好きなバイクに乗れる
そのとき自分が乗りたいモデルに乗れるのも、レンタルバイクの魅力です。自分で購入するとなると予算的に厳しい高級モデルに乗ることもできます。憧れていたモデルに乗って、好きな場所をツーリングできれば、最高の思い出になることでしょう。ツーリングの度にそのとき乗りたいモデルを選ぶことができるので、さまざまなモデルの乗り心地を比較して楽しめます。購入を迷っているモデルの試し乗りを兼ねることもできます。しっかりと乗り心地を試して気に入ったモデルであれば、「ポジションがどうしても合わない」など、購入後に後悔することも少ないでしょう。
1-3.保険に加入しているので安心
旅行先でバイクを運転するとなると、保険のことが気になるのではないでしょうか。レンタルバイクの場合、任意保険とロードサービスは、基本料金に含まれているケースが多いので安心です。任意保険とは、対人賠償や対物賠償などを補償する保険です。ロードサービスには、レッカーサービスや急にガス欠が起きた場合の現場応急サービスなどが含まれます。こうした保険やサービスに守られていれば、慣れない場所でのツーリングで、万が一、故障や事故が起きた場合にも、冷静に対応できるでしょう。「しばらくバイクに乗っていない」「慣れないバイクは不安」など、運転にやや自信がない人でも安心して旅行を楽しめます。保険で補償される内容や支払限度額、有料オプションなどに関しては、レンタル会社ごとの違いもあるので、あらかじめよく確認しておくようにしましょう。
2.レンタルバイクを利用してみたい!利用方法や料金について
実際にレンタルバイクを利用する際の大まかな流れについて、順番に説明していきます。
2-1.レンタルバイク利用の流れ
まず、事前予約をしましょう。予約は必須ではありません。しかし、ツーリングに最適なシーズンであったり、レンタルしたいモデルが人気だったりすると希望通りの日程やバイクが予約できない可能性もあります。予定が決まったら、早めに予約しておくほうがいいでしょう。ヘルメットやライディングジャケット、グローブなどのレンタルオプションも一緒に予約できる店舗もあります。できるだけレンタルにして荷物を減らすのも、旅行を楽しむポイントのひとつです。
当日は、来店して店舗スタッフと予約したバイクを確認します。乗る前に自分とは関係ない大きな傷やへこみがないか、チェックしておきましょう。操作方法についても、スタッフから説明を受けられます。問題がなければ、契約書を交わし、支払いを済ませて出発します。出発後、もっとも大事なのは、返却時間を守ることです。万が一、返却予定時間を超過した場合には、延長料金を請求されることになりますので、注意しましょう。
2-2.レンタルバイクの料金!所有より安い?
レンタルバイクのレンタル料金の目安は、24時間で1~2万円ほどです。所有するより安く済むかどうかは、バイクの利用頻度によります。新車の購入価格は、排気量や機能によってバラつきがありますが、大型二輪となると、リーズナブルなモデルでもオプションなどを含めると150万程度かかります。「週末や長期休暇にツーリングに行くくらい」という場合であれば、バイクを所有するよりもレンタルする方が安く済むでしょう。また、バイクの購入費のほか、税金や保険料、車検の費用などもかかります。中古を所有する場合でも、トータルではそれなりの維持費がかかってきます。「グレードの高い好きなバイクに乗れる」という魅力を考えても、レンタルバイクは「コスパが良い」と言えるのではないでしょうか。
3.レンタルバイクの活用ポイント
レンタルバイクを活用してツーリングを思い切り楽しむために押さえておきたい2つのポイントを紹介します。まず、万が一のために、車両保険にも加入しておくことをお勧めします。車両保険とは、転倒や事故によってレンタルしたバイクを破損してしまった場合の修理金額を補償する制度です。車両保険が適用されるのは、修理費用が車両価格の20%を超えた場合です。車両保険は基本料金とは別の有料オプションになっている場合が多くあります。しかし、久しぶりにバイクに乗るなど運転に自信がないときには、車両保険に入っておくほうが安心でしょう。
次に、返却時間ギリギリになって焦らないように、レンタル時間を長めに設定しておくことです。返却の際には、基本的にガソリンを満タンにして戻す必要もあるため、ガソリンスタンドが見つからないなど、想定していたよりも時間がかかる場合もあります。慣れない道を焦って運転するのは事故のもとです。最後まで楽しく旅を楽しむためにも、帰り道のプランも入念に計画し、普段より余裕を持った返却時間にしておくことをおすすめします。
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