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レンタルバイクのキズ・事故のリスクって?レンタル前に確認したいこと

購入費用の節約のためにレンタルバイクを利用している人は少なくありません。ただ、レンタル中にうっかりバイクを傷つけてしまったり事故に遭ったりすることもありえます。レンタルする前には、万が一のトラブルについてもしっかり対処法を調べておきましょう。この記事では、レンタルバイクのキズや事故について解説をしていきます。

1.知っておきたいレンタルバイクの転倒リスク

まず、バイクに乗っている以上は転倒によってキズをつけてしまうリスクと隣り合わせです。路上で滑ったり、駐車しているときに倒してしまったりすることもあるでしょう。その場合、契約者自身が修理代金を支払わなければならない可能性も出てきます。中には、「自分なら気にならない」と思えるほどの小さなキズの場合もあるでしょう。しかし、借り物である以上、元の状態で返却できないのは望ましくない事態です。わずかなキズでも、今後のそのバイクのレンタル率を左右しかねません。そうしたことから、修理代を出すことが必要になる場合があります。

修理費用以外にも、休車補償(営業補償)を支払う必要が生じる恐れも出てきます。バイクにキズがついたままだと、レンタル店がそのバイクを使って営業できなくなることもあるからです。その分の損害は、キズをつけた契約者が補償しなくてはなりません。また、車両保険に加入していないまま単独事故を起こしたとなると、車両修理費の全額と車両保険免責の分を支払う義務が生じます。それらに加えて、休車補償料とレッカー費用も契約者が支払うことになるでしょう。

2.転倒リスクに特に注意をしたい場所・人

まずは「峠のワインディング」です。上りと下りを繰り返し、なおかつ曲がりくねっている道を安全に走行するには特別なカスタムを施さなくてはなりません。しかし、レンタルバイクはカスタムがなされていないケースが一般的です。注意して走らないと、カーブでの転倒や事故が起こってしまいます。次に、「路面のコンディションが悪いとき」です。冬場、路面が凍っている状況などは要注意です。そのほか、雨が降っている最中や上がった直後なども危険です。ただでさえ滑りやすいだけでなく、雨で視界がさえぎられてしまうことも珍しくありません。

「運転のブランクがある人」も気をつけたいところです。しばらくバイクに乗っていないと、勘が鈍って臨機応変な判断ができません。スピードを出しすぎてしまったり、ブレーキをかけるタイミングが遅れたりします。その結果、バイクを傷つけるリスクが高くなってしまうのです。そもそも、運転に自信がある人でもレンタルバイクでは慣れない機種をあてがわれることが少なくありません。テクニックや路上のコンディションに関係なく、慎重な運転を心がけましょう。

3.レンタルバイクの保険や補償を確認

注意をしていてもレンタルバイクにキズをつけてしまった場合、保険による補償が適用されることもあります。以下、それらの仕組みを説明していきます。

3-1.基本料金に含まれているもの

一部のレンタル店では、基本料金の中に任意保険を含めています。そのため、対人の事故や対物賠償には基本料金のみで対応してくれることも珍しくありません。ただし、料金設定がどのようになされているかは店舗によって異なります。任意保険の取り扱いがなく、まったく補償をしてくれない店舗もあるので、契約前に内容をよく確認しておきましょう。

また、「ロードサービス」がどうなるかも気になるポイントです。もしもレンタルバイクが事故やトラブルに遭い、移動が困難になればレッカー車を呼ばなくてはなりません。ただ、契約者の自腹でロードサービスを頼むとコストがかなり高くなってしまいます。万が一のロードサービスを無償で受けられるか、有料であればどれくらいになるのかも押さえておきましょう。

3-2.車両保険などは有料オプション

任意で加入できる有料オプションのひとつが車両保険です。車両保険に加入しておけば、転倒によってキズがついた場合などに高い修理代を払わなくてもよくなります。もちろん、掛け捨ての保険なので何も起こらなくてもオプション料金が返還されるわけではありません。ただ、リスクに備えるという意味では契約時に加入しておくのが得策だといえます。車両保険へ加入しておけば、レンタルバイクを全損させてしまったとしても、請求されるのは免責分のみです。

ちなみに、レンタルバイクにおける車両保険の料金は1日あたりで設定されているのが一般的です。どの機種を選ぶかによるものの、目安は1000~3000円ほどです。すなわち、1カ月(30日)のレンタルをするとして、車両保険は3万~9万円ほどになります。車両保険に加入する注意点としては、「補償を受けられる条件」をしっかりチェックしておくことです。事故の状況次第で、補償が適用されないケースも少なくありません。契約者本人が納得できる条件で保険に加入し、レンタルバイクを安心して利用しましょう。

4.レンタルバイクのその他のデメリット

金銭面以外にレンタルバイクと契約するデメリットとして、柔軟に利用できないことが挙げられます。自分のものでない以上、何もかも思い通りに使うことはできません。乗る時間は限られていますし、本当に契約したかったバイクには先約が入っていることもあるでしょう。条件を妥協してレンタルしなければならないケースも少なくありません。もしも日常的にバイクが必要なら、柔軟性やコストを考慮して購入の方向も検討してみましょう。

5.それでも無視できない魅力!レンタルバイクのメリット

いくつかのデメリットを抱えながらも、レンタルバイクには捨てきれない魅力があるのも事実です。たとえば、一部の人にとって購入費用や維持費は無視できません。毎日バイクに乗るわけでなければ、購入してしまうと駐車場代やメンテナンスの費用は高くついてしまいます。税金や保険などの負担も大きくなってしまいます。レンタルバイクだとこれらの費用を大幅に削減可能です。次に、レンタルバイクは整備が行き届いた状態で乗れるため、自分で管理するよりも安全です。そのほか、必要に合わせて車種を選べるのもメリットでしょう。レンタルバイクは気分に合わせてさまざまな車種に乗れます。購入するには高すぎる車種や、最新の車種も手軽に試せます。

信頼できる店舗でバイクをレンタルしよう

レンタルバイクを契約するなら、多少のコストがかかっても車両保険に加入しましょう。万が一、事故に遭ったときなどに補償が受けられるからです。ただし、補償内容は店舗ごとに異なるため、契約前に内容をしっかりチェックすることが大事です。レンタルバイクを利用する際に保険や補償を重要視しているなら、安心のサポートを提供している「HondaGO BIKE RENTAL」がおすすめです。

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