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自身を被害者にも加害者にもしないために『安全運転5則』【Safety】

警察庁や全日本交通安全協会が提唱する「安全運転5則」という言葉を聞いたことはありますでしょうか。
自動車教習の学科や、交通安全に関する講話、免許更新の際によく使われる言葉なのですが、
5則と言う言葉自体は聞いたことはあっても、5則全てを具体的に答えられる方は
ほとんどいらっしゃらないかもしれません。
自身を被害者にも加害者にもしないために、安全運転5則を改めて確認しましょう!

① 安全速度を必ず守る

1番目は「安全速度を必ず守る」ということです。
「そりゃそうでしょ。守らないとスピード違反だもの」と制限速度と見間違えた方はご用心。
安全速度というのは、諸条件を踏まえた上で他人に危害を与えない程度の速度のことを指し、
道路交通法においても「運転者は、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような
速度と方法で運転をしなければならない」と定められています。

具体的なシーンを上げて説明しますと、土砂降りの雨が降っている場合、制限速度が40キロの道路を、
そのまま時速40キロで走ることは安全と言えるでしょうか。普通に考えると言えないですよね。
ブレーキが利くまでに時間がかかりますし、そもそも前が雨で良く見えない可能性もあります。
上記のイラストのようにマンホールの上でスリップするかもしれません。
そういったことを考えると晴天時と同じ速度で走ることは事故につながる可能性がより高まりますので、
注意が必要です。と言う訳で、5則の最初は安全速度を必ず守るでした。
安全速度という概念を知っておくだけでも、安全運転への意識が高まりますよ。

② カーブの手前でスピードを落とす

2番目は「カーブの手前でスピードを落とす」です。
当たり前と言われれば当たり前の話ですが、公道を走っているときに出来ていない人は結構いるのではないでしょうか。
約束していた時間に遅れている、後ろの車があおってくる、友達とのツーリングで置いてきぼりになりそう、
減速せずにコーナリングできたほうがかっこいい・・・などなど、理由はさまざまですが心当たりがある方も多いはず。
でも、カーブの手前でスピードを落としていないと、上手く曲がり切れずに道路からはみ出してしまい、
事故に遭遇するリスクが高くなってしまいます。
コーナリング時に気を付けるべきポイントは下記の記事でもご紹介していますので、ぜひご覧ください。

③ 交差点では必ず安全を確かめる

3番目は「交差点では必ず安全を確かめる」です。
交差点は、さまざまな方向に向かって、移動する人や自転車、自動車が集まる集積地。
信号という分かりやすい判断材料はあるものの、重大な事故が発生しやすい危険な場所ともいえます。
その中でも特にライダーの皆様に気を付けていただきたいのが、自分が直進側で起きる「右直事故」。
二輪車の重大事故の原因として毎年上位に出てくるシチュエーションです。
右折側のドライバーの錯覚により、バイクが来るタイミングを見誤って右折し、衝突するケースが後を絶ちません。
本来であれば直進するライダー側が優先となりますが、身を守るためには、前方の交差点で右折しようとする車がいる場合、
スピードを緩め、急な右折に対応できるようにすることが重要です。

④ 一時停止で横断歩道者の安全を守る

4つ目は「一時停止で横断歩道者の安全を守る」。
道路交通法にもしっかりと明記されているこの内容ですが、この中でとても重要なのは、
「横断歩道等を横断しようとする歩行者又は自転車がないことが明らかな場合以外は、
横断歩道等の手前で停止することができるような速度で進行する必要がある」というところです。

横断している人や自転車がいる場合に横断歩道等の手前で停止し通行を妨げない
というのは読者の皆様は当然ご存じで実践されてるかと思いますが、
速度についてはあまり意識していない方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、横断しようとしている人がいないのが明らかな場合というのは意外に多くありません。
特に、夕方や夜間ですと周囲が見えづらくなるのでなおさらです。
走行中に前方の横断歩道を見かけたら、一旦スピードを落とすぐらいの心の余裕が必要です。

⑤ 飲酒運転は絶対にしない

最後は「飲酒運転は絶対にしない」。あまりにも当然のことすぎて、逆に5則として覚えられないという方がいるかも
しれないぐらい当たり前のことですが、実はこれが5番目に入ります。
もし、飲酒運転をして事故を起こした場合、あなたの被害がどんな状態であっても、誰からも擁護されませんし、
それどころか誹謗中傷などや懲戒解雇などの二次被害で、あなたの人生が大きく狂ってしまうことが容易に想定されます。
また、せっかく任意保険入っていてもあなたに対する補償は一切なくなってしまいますので、
とにかく飲酒運転は絶対にしてはいけません。

昨今は、飲み会でもアルコールを断りやすい環境が整いつつあることや、ノンアルコール飲料が一般的になったため、
飲んだ直後に乗るというようなことは減ってきているかもしれませんが、
気を付けていただきたいのが、飲んだ翌日にアルコールが分解しきれていない状態でバイクに乗ること。
摂取したアルコールが体の中で分解されるまでかかる時間は人それぞれですので、
一夜明けて酔いが覚めていても体調がすぐれない場合は、無理にバイクに乗るのはやめましょう。

5則を意識するだけでも安全度UP!

以上が、安全運転5則でした。正直、当たり前すぎて拍子抜けした方も多かったのではないでしょうか。
内容自体は当たり前だと感じても、実践し、続けることは中々難しいもの。
安全運転は些細なことの積み重ねです。
皆様にはぜひ継続して実践していただき、安全にオートバイを楽しんでいただければと思います。

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