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暑さが続く残暑も積極的に走るライダーは、熱中症対策を万全に!

バイクで走りながら季節を感じるのは、ライダーにとっての醍醐味の一つ。ですが、9月でも残暑が続きバイクを楽しむには過酷な状況になるかと思います。特に走行中に熱中症になると、転倒などの重大なリスクにもつながります。こまめな休憩と水分・塩分の補給はもちろん、身につけるライディングギアにこだわることで、熱中症リスクをより低減できます。ここでは熱中症対策ポイントを紹介します。

ヘルメットをチェックする

バイクに乗るうえで絶対に欠かせないのが万が一の転倒時に頭部を守る役割のヘルメット。選ぶモデルによっては「熱がこもって集中できない」「汗だくになる」といったデメリットとなる場合があります。

熱のこもりが気になるなら、前方から外気を取り入れ、内部のヘルメットは熱や湿気を効率よく排出するベンチレーション機能が充実したモデルがおすすめです。多くは開閉式になっており、寒い季節には閉じ、暑い季節には開放できる仕様です。

汗だくになるのが気になる場合は、吸汗速乾性に優れた内装素材を使ったモデルを選ぶのも有効だ。また、UVカットシールドを装備していれば、日差しと熱の侵入を軽減できます。さらに、ヘルメットの色にも注目してください。黒などの濃色より、白などの明るい色のほうが、内部の温度上昇が抑えられます。

 

暑さ対策を意識した装備選び

暑いからといって半袖・短パンで乗るのは安全面からもNGです。見た目以上に涼しくはなく、長時間日差しに肌がさらされれば日焼けによる疲労も増してしまいます。

そこで暑い季節に適したジャケットやパンツを選ぶことが重要です。ポイントは通気性。通気性のないウエアでは日差しは遮れても熱がこもり、走行中でも熱中症になるおそれがあります。その点、メッシュ素材のジャケット&パンツは夏の定番。走行中に外気を取り入れ、こもった熱を効率よく放出できます。ライディングウエアメーカーの製品なら、プロテクターが標準装備されていることも多く、安全性も確保されています。夏を快適に走るための必需品となるためライディングジャケットとパンツは夏用を選びましょう。

さらに、通気性に優れたグローブやシューズもラインナップされているので、こちらも夏用を選んだ方が快適にツーリングができます。

プラスαのアイテムを活用する

最近では、ファストファッションでも高機能なアンダーウエアを扱うようになり、多くの人が「インナー」「ベースレイヤー」などを活用している。たかとおもいます。

「インナー」と一口にいっても、ライディングギアメーカーのみならず、一般の衣料ブランドからもさまざまな製品が登場しています。メーカーによっては機能性や用途に応じて複数モデルを展開しており、価格帯も幅広いくなっています。そのため、どれを選ぶべきか迷う人も多いはず。

迷ったときはライディングギアメーカーの製品を選ぶのがおすすめです。迷ったときは、バイクに乗ることを前提に設計されているライディングギアメーカーの製品から選ぶのがおすすめです。また、自分が何を優先したいのかもポイントです。涼しさ、肌触り、それとも着圧効果。目的が明確になれば、選択肢は自然と絞られてくるはずです。

さらに、ここ数年では冷却水や特殊素材を用いた冷感アイテムも登場しています。こうしたアイテムをプラスすることで、熱中症対策の精度をさらに高められます。

まとめ

ライダーが身につける装備を工夫することで、熱中症リスクを大幅に下げることができます。ただし、どれだけ装備を整えても、真夏の外気温は過酷なもの。こまめに休憩をとり、水分&塩分の補給を怠らないことが、安全で快適なライディングを楽しむための第一歩です。

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