街乗りや通勤にも使いやすく、高性能かつ豊富なラインアップが揃ったホンダの原付二種スクータークラス。その中でも一番リーズナブルな『Dio110(ディオ110)』をご紹介!
ここまで進化したホンダ原付二種スクーターのエントリーモデル
ホンダの原付二種クラスのスクーターの中でも、最も低価格で乗り手を選ばないフレンドリーなキャラクターが人気の『Dio110』。
実はDioシリーズはかなりのロングセラーモデルなんです。
Dioシリーズの歴史は古く、今から33年前の1988年に50ccの2ストロークモデルとして登場しました。
そこから幾度もモデルチェンジされてきましたが、2011年に110ccの空冷4ストロークエンジンに生まれ変わりました。
現在の「Dio110」は、今年2021年2月に2015年以来、約6年ぶりにフルモデルチェンジしたモデルになります。
見た目こそ大きな変化はなさそうに思えますが、昨今の原付二種クラスの人気に拍車をかけるように「中身の性能」が大幅に進化しています。
では、ホンダの原付二種スクータークラスの中でどんな立ち位置のマシンになるのでしょうか。
同カテゴリーの車両と少し比べてみましょう。
ホンダ原付二種スクーターはどんな種類がある?
ホンダ原付二種スクータークラスの現行車は「Dio110」「LEAD125」「PCX」の3台がラインアップされています。
排気量や方向性が異なるので、単純に比較するのはナンセンスではありますが、やはり一番気になるのは価格差。
カラーによって価格が異なるモデルもありますが、LEAD125との価格差は73,000円、PCXとの価格差115,500円も違うのです。
Dio110がいかにリーズナブルなモデルであることが分かります。
さらにDio110は25万円を切る車両価格であるにも関わらず、スマートキーを採用しています。
ホンダの原付二種クラスのスクーターでスマートキーを採用しているのはPCXだけでしたから、リーズナブルでありながら上位モデルに迫る利便性が備わりました。
また、メーターにデジタル表示のガソリンメーターやODOメーターが備わり、利便性と視認性がアップしました。
さらに「ECOインジケーター」と「スマートキーランプ」が加わり、日常での使い勝手に優れたメーターパネルになっています。
さらにフロントの『インナーボックス』がフタ付きになり、フロントスペースの高級感もアップしました。
小物やペットボトルなどを入れておくのに便利で、雨が降っても中身が濡れないようになりました。
排気量は変わっていませんが、エンジンも大幅にリニューアルされています。
110ccの空冷4ストローク単気筒エンジンは圧縮比を高めてロングストローク化。
最高出力はやや下がっているにも関わらず、低中速域の出力を向上させることでダッシュ力が大幅にアップされました。
全体のデザインもリニューアルされ、全体的な丸いフォルムの中にシャープさとエレガントさが加わりました。
価格帯での妥協が一切ない! 環境にも懐にも優しい原付二種スクーター
ここまでフルモデルチェンジするとなると、通例だったら価格アップしても仕方がないかもしれません。
でも、新型Dio110は価格帯を大幅に変えなかったのです。
家電のように便利で、日常的に使いやすい原付二種スクータークラスは「最新こそ最良」という言葉がよくわかります。
しかし、ここまで進化しても約10,000円程度しかアップされていないのが逆に不思議でなりません。
次回は、編集部 岩瀬が所有する旧型Dio110(2020年モデル)と比較しながら、どこが変わったのかをさらに掘り下げてみたいと思います!
【文:岩瀬孝昌(外部ライター)】
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