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『PCX160』ってどんなバイク? 燃費や足つき性、装備などを解説します!【ホンダバイク資料室/Honda PCX160(2021)】

PCX160の主要装備解説

既存のスクーターとは一線を画す、上品かつ洗練されたイメージを手に入れたフェイスデザインを採用。ヘッドライト、ポジションランプ、ウインカーはすべてLEDとなっています。

PCXシリーズが『他とは格が違う』ことを感じさせる美しさは、もはや『街乗りバイク』のレベルではありません。

ウインドスクリーンはスタイルを優先したスモークのショートスクリーンを採用。高速道路を多用するライダーには純正オプションとしてのロングスクリーン『ボディマウントスクリーン』が用意されているので、そちらもおすすめです。

ブレーキタッチからブレーキの効き具合までもが上質なのが PCXシリーズ。PCX160のパワーを余裕を持ってコントロールできる制動力を備えながら、それ以上に不安なくブレーキ操作ができる『扱いやすさ』が特に印象的でした。

フロントホイールは大径14インチで、乗り心地やハンドリングには優しさが溢れています。フロントにはABSを装備。

グレー×ブラックのツートーンカラーが高級感と上質さを感じさせてくれるシート。座り心地は、心地よく感じられるソフトさ。しかしながら、まる1日ツーリングするような長時間乗車でもまったくお尻が痛くなることがありませんでした。シートの快適性は高級大型バイクにも匹敵する完成度です。

シート下ラゲッジスペースは従来モデルよりも拡大され、容量30Lを確保。通勤や通学程度に必要なものを収納したうえで、雨具などを入れておく余裕もあるのが嬉しいポイント。これだけの容量があれば1泊2日のツーリングだって快適に楽しむことができます。※写真のETC2.0車載器はオプション品(46,640円 ※消費税10%込み)

水冷4ストロークOHC単気筒の新型エンジン“eSP+”エンジンを搭載。PCX160の排気量は156ccで最高出力15.8馬力を8500回転で発生します。

しかしながら『パワー感』よりも『滑らかさ』のほうが印象的でした。乗り手に不快感を一切感じさせることが無く、水の上を滑るかのように加速する気持ち良さはPCX160ならではの個性です。

マフラーはスポーツバイクも顔負けのスポーティなデザイン。サウンドそのものは静粛性が重視され、音量は控え目です。

エンジンの静粛性や振動の少なさに加えて、ラバーマウントされたハンドルがさらに振動を低減。先に言った『滑るような加速フィーリング』のためにひと役買っています。

メッキパーツが多用された美しさも特徴的で、オーナーの所有感も満たしてくれます。

シンプルな配置のフルデジタルメーターを採用。シティコミューターとして速度計と燃料計の見やすさに特化しています。

しかしながらウインカーのインジケーターなど、全体が『デザインされている』ため、シンプルさとは裏腹に高級感すら感じさせてくれるのが特徴的。

スクーターは実用性があれば見栄えは二の次でOK、という考え方は『PCX』シリーズにはありません。

フェイスマスクやメーター同様に、上品かつ高級感あるデザインでまとめられているテールランプユニット。

上下二段で『X型』にデザインされているうえに、独自の発光技術で、誰が見ても『PCX』だとわかる存在感を確立しています。

リアサスペンションは2本サスを採用。ユニットスイング式を採用するスクーターとは思えないほどにストローク感を感じることができ、快適かつ上質な乗り心地て提供してくれます。

加えて、コーナリング中の接地感も明確。乗り手の技術を問わず、市街地も山道のカーブも安心して走ることが可能です。

Honda SMART Keyシステムが採用されているので、ポケットからキーを取り出すことなくエンジンの始動やハンドルロックの施錠/解錠などができるのも特徴のひとつ。スマートキー側のボタン操作によって、バイクの位置をウインカー点滅で知らせてくれるアンサーバック機能も搭載しています。

シート下だけでなく、フロントにもインナーボックスを装備。手回り品の収納にも便利ですが、500mlのペットボトルが入るサイズなので飲み物を入れておくのにも重宝します。

ボックス内にはUSB電源も装備され、ガジェット類の充電も可能となっています。

【文/北岡博樹(外部ライター)】

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