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原付二種スクーターを完全に超えてる……街乗りバイクとしての『PCX160』はもはや感動レベルの完成度!【ホンダの道は一日にして成らず 第18回/Honda PCX160 街乗り編①】

ホンダの大人気スクーター『PCX』シリーズが進化したのはみなさんもご存じの通りですが、その中の『PCX160』がちょっと信じられないほどの完成度になっていました。これはもうシティコミューターとして完成の域にあると言っても良いレベルです。

恐るべきスクーター。新型『PCX160』の完成度が尋常じゃない……

私(北岡)は街乗りスクーターに対して、高性能や高い動力性能を求めるタイプじゃありません。

なにより優先するのは便利さとか快適性。そして壊れない信頼性や安全性。徹底して『日常のアシ』として使い倒せることが何よりも大事だと、ずっと信じて疑っていませんでした。

だけど2021年1月にフルモデルチェンジした『PCX160』が……あまりにも素晴らしすぎて、自分の中にあったスクーター選びの基準が一気にひっくり返った。

このバイクは……ちょっと尋常じゃない。

先に結論から言ってしまいますが、PCX160は街乗りバイクとして、もはや『完成の域』に届いているんじゃないか?と思うほどです。

まず、PCX160というバイクは、シティコミューターとして求められる要件はすべからく満たしている。

先に言った私のスクーター選びの基準である『便利さ』『快適性』『信頼性』『安全性』なんて高い水準で満たしていることが大前提とでも言わんばかり。それらを完璧に満たしたうえで、それ以上を提案してくるんです。そして、そのすべてが素晴らしすぎて納得するしかない。

もう手放しでベタ褒めまっしぐらですが、これはお世辞でも何でもありません。

それほどまでにパーフェクト。

あまりの完成度に、逆に呆れてしまうほど……

PCX160はスーツで乗っても映える上品さを備えている

まず、スタイル。抜群に美しく、個性的です。

これはまぁPCX160に限らず、新型PCXシリーズ共通のことでもあるんですが、このデザインは既定の路線に無い『新しいもの』です。

これまでスクーターというと、比較的フルカウルのスポーツバイクを思わせるようなスポーティさを感じるデザインが主流でした。だけどPCXは違う。スポーティさは感じさせつつも、もっと上品な美しさがあります。クルマで言うなら高級セダンやSUVのイメージが近いでしょうか。

ちなみに言うと、新型PCXシリーズのデザインイメージはクルーザーとのこと。なんか納得です。

それにしても、これほどまでにスーツで乗っても映える高級感は今までに無いかもしれません。そう思わせるラグジュアリーな雰囲気は、もはや『日常のアシ』なんて呼べるレベルにありませんでした。

『街乗りバイク』なんていうチープな表現をしたら怒られそうなほどスマートです。

こういった上品さを備えているのが100万円以上する高級バイクだったら理解できます。だけどPCX160の車両本体価格は40万7000円(消費税10%込み)でしかなく、言ってしまえば『普通のお値段』です。

だけど、この上質感は高級車のそれに匹敵する。安易に『高見え』なんて言っていいものかどうか……だけど事実として価格と雰囲気が良い意味で釣り合っていないんです。

しかもPCX160は『見た目』だけで終わっていない。そのスタイルに相応しい性能をきちんと備えている……

これほどのバイクを、ホンダは40万7000円で売ってしまっていいの?

そう思ってしまうほどの上質さ。

あまりにも素晴らしい走りに、私(北岡)は少々、魅入られてしまっているのかもしれません……

【文/北岡博樹(外部ライター)】

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