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【実車検証】新型『CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES Dual Clutch Transmission』のフロント19インチ化は実際どう? 最新技術「Eクラッチ」搭載の『CBR650R』&『CB650R』も見逃せない!

2024年3月15日(金)〜17日(日)にかけて開催中の「大阪モーターサイクルショー」。

Hondaブースには、フロントに19インチホイールを装着した新型『CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES Dual Clutch Transmission』と、最新技術「Honda E-Clutch」を搭載した『CBR650R』&『CB650R』も展示中!

実際に触って、跨って各部をチェックしてみた!

【現地レポートはこちら!】

注目のフロント19インチ化! 新型『CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES Dual Clutch Transmission』 の足つきが気になる……

2024年3月15日(金)に開幕した、大阪モーターサイクルショー。

Hondaブースには実際に見て、触って、跨がれる車両が多数用意されていますが、立ち並んだ車両のなかにひと際目立つ存在があります。

背が高く、煌びやかなゴールドのホイールリムと華やかなトリコロール外装を身に纏った大型バイク『CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES』です。

Hondaのラインアップの中でアドベンチャーモデルの旗艦にあたる「CRF1100L Africa Twin」シリーズはエンジンをはじめとした大幅なアップデートを受けました。

排気量1,082ccの直列2気筒エンジンは、なんと最大トルクが従来型より7パーセントも向上!? エアボックスのインテークパイプを大径化することで低~中速域でのトルク向上にも成功しています。最大トルクの発生回転数を6,250rpmから5,500rpmへ引き下げ、扱いやすさも向上しているとのことです。

DCT(Dual Clutch Transmission)を搭載したモデルにも手が加えられ、油圧コントロールを見直すなど、ハイパワーを手軽に扱えるエンジンがさらに進化を遂げています。

そんなエンジンに合わせて外装も刷新され、特にアッパーカウルの形状は大きくイメージチェンジ!

これは……実車を見ると迫力! だけど従来型までのスポーティなフォルムも損なわれていません。外装に関しては写真で見るより実物を見た方が形態感を感じられ、よりカッコよく見えるはずです!

また、新調されたグラフィックにより新外装デザインが引き立てられているのも魅力的なポイント!

シリーズ構成に変化あり!

そして、2024モデルの「CRF1100L Africa Twin」シリーズは未舗装路の走破力を重視した「CRF1100L Africa Twin<s>」とオンロードでのツーリングを主戦場とした「CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES」の2機種の展開となりました。

それぞれにDCT搭載モデルが用意され、計4モデルがラインアップされます。棲み分けが以前よりも明確になりました。

しかしながら今回の刷新における最大のトピックスは何と言っても『CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES/Dual Clutch Transmission』のフロントホイールが19インチに変更され、オンロード志向の強いタイヤが採用されたこと!

これにより舗装路での軽快性が向上し、これまで以上にワインディングやツーリングでの快適性が向上! 「あまりオフロードは……」という人も親しみやすいパッケージとなりました。

ただし……ひとつだけ気になる部分があります。多くのライダーが気にするであろう「足つき」です!

新しい「CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES」は前後サスペンションのセッティングを舗装路を快適に走れる仕様に方向転換。前後ともサスペンションのストローク量が20mm短くなり、オンロード向けに最適化されています。ただ、シート高が従来型よりも10mm高い840mmになっているんです。(シートポジションをローポジションに変更することで更に20mmダウンが可能)

そして開催中の大阪モーターサイクルショーで展示されている新型「CRF1100L Africa Twin」シリーズの実車は、フロントホイールが19インチとなる『CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES Dual Clutch Transmission』1台のみ!

展示車両は実際に跨ることができるので、筆者(身長174cm)も試しに跨ったところ、足つきはこんな感じに。

少しカカトが浮きますが、シートまわりの形状が足を下ろしやすいのでスペック以上に足つきが良好に感じ、両足ともしっかり踏ん張ることができます。片足をステップに上げ、片足で支える状態ならばまったく不安は無さそうでした。

会場では車両が金具で固定されているのですが、それが無ければもっと足つき性は良好に感じるかも?

実際に跨ってみて「足つきが不安……」とか「従来型のほうが足つきは良かった」といったような感覚はありませんでした。

「CRF1100L Africa Twin」シリーズは格好いいけど足つきが…と、二の足を踏んでいたライダーさんがいたら、是非とも会場で実車に跨ってみてください。

おそらくですが筆者のように「思った以上に安心」だと感じるはずです!

バイクがもっと楽に、快適に? 最新技術「Honda E-Clutch」を搭載した『CBR650R』&『CB650R』も!

そしてもうひとつ。

アフリカツイン(CRF1100L Africa Twin)シリーズと並び、大きなアップデートを受けたモデルがあります。

世界中で人気の650ccスポーツモデル『CBR650R』と『CB650R』です。

スタイリングとしては外装が一新され、『CBR650R』はもともとスポーティーだったスタイルに、更にレーシーなイメージを上乗せしてきたように見えます。

『CB650R』もテールカウルなどの形状が刷新され、特に印象的なシュラウド周りは面的に構成された流れるような造形から、ダクトのようなオブジェクトを配したスタイリングに変更! かなり雰囲気が変わって見えます。

以前はスポーティさが前面に出ていたようなイメージでしたが、今回は力強い雰囲気です。ネイキッドらしいカッコよさを手に入れています!

また、このモデルから両車ともにフルカラーTFT液晶メーターパネルが導入されるなど嬉しい進化も遂げています。そんな生まれ変わった外見やユーティリティーも大きな魅力ですが、最大の進化ポイントはやはりHondaの最新技術「Honda E-Clutch」が投入されていること!

この「Honda E-Clutch」とは、搭載されたモーターがライダーの代わりにクラッチ操作を自動で行うことで、発進から停止までライダーのクラッチ操作がいらなくなるという画期的な機構。

街乗りからツーリングまで疲労が大きく低減するほか、Uターンなど細かい転回の際に「曲がること」に集中できるから安全性も向上するんだとか!? 加えて素早いシフトチェンジが可能となり、スポーツライディングもより楽しくなるという一石三鳥の優れモノです!

そんな「Honda E-Clutch」がどんなふうに搭載されているかというと、エンジン右側のクラッチカバーの外側に張り出すように装着されています。この位置にあって操縦の邪魔にならないか? と思われる方もいるかも知れませんが心配ご無用!

筆者が実際に現地で跨ってみましたが、乗車時及び降車時ともに違和感はありませんでした。

実際に跨ってみましたが、足に干渉するようなこともなく、張り出した形状もすぐに見慣れてしまいました。

会場には「Honda E-Clutch」の内部構造を観察できるカットモデルも展示されているので、跨った際の足つきなどを含め「Honda E-Clutch」搭載の『CBR650R』&『CB650R』が気になる方はぜひ大阪モーターサイクルショーのHondaブースへ足を運んでみてはいかがでしょうか?

展示されたカットモデルで「Eクラッチ」の内部機構を見ることができます。

また、今回紹介した車両以外にもHondaブースでは見て、触って、跨がれる車両が多数用意されています。

他に気になるモデルがある方も、是非Hondaブースへ遊びに来てくださいね!

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【文:石神邦比古(外部ライター)】

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