渡辺さんはスポーツバイクが大好き。
最近またスポーツバイクに乗ってみたいと思っているのだといいます。
そんな渡辺さんにCBR250RRに乗ってもらい、感想を教えてもらうことに。
EM1 e: でバイク熱が再燃?
渡辺さんは以前、250ccのスポーツバイクに乗っていました。
ところが一人暮らしの生活費をアルバイトで賄うことになったので、バイクの維持費が厳しくなって売却してしまったのです。
HondaGO BIKE LABの企画で EM1 e: で走ったところ、バイク熱が再燃してしまったのだと言います。
「やっぱりバイクが欲しいです。学生でも維持できそうな EM1 e: にするのも良いんですが、就職したらスポーツバイクに乗りたいと思っています。」
そんな渡辺さんにCBR250RRを乗ってもらうことにしました。
果たしてどんな印象を持ったのでしょう?
デザインが最高
「僕がスポーツバイクを好きな理由はスタイル。ネイキッドとかアメリカンも良さはわかるけどスポーツバイクのデザインが好きなんですよ。CBR250RRは鋭くて戦闘的な雰囲気が最高です。」
「1番好きな部分は顔かな。ライトのところが2段にくぼんでいるでしょう? だから彫りが深い印象になっていますよね。」
「テールランプがスタイリッシュで、しかも大きいところも好きです。ライト類は大きな方が好きなんです。」
「バイクがスリムなのにタイヤが太いところもいいです。すごくスタイリッシュなバイクだと思いました。車体の仕上げもいいですよね。なんかツルツルしてるし艶があってキレイだなと思いました。細かいところまで見ても隙がないというか。ビックバイクと一緒に走っても恥ずかしくない。」
デザインに関して採点してもらうと10点満点で8.5点。
1.5点は何がマイナスだったのでしょう?
「個人的な好みなんですけど、ライトがもう少し大きい方が良かった。ちょっと目が細いような印象になってしまうんです。」
デザインを勉強しているから、細かいところまで見てしまうようです。
スポーティーなのに乗りやすい
「跨って最初に思ったのは足つきがすごく良かったこと。ステップが後ろにあるのもいいですね。低めのハンドルもスポーティーで、速く走れそうな気にさせてくれます。」
少し走ってみたら思った以上に乗りやすいバイクだったと言います。
「低速から力があって普通に走るくらいだったら低回転で十分でした。2気筒なのに振動がないことにも驚きました。エンジンがスムーズで全体的にバランスが取れているからなのかな、なんかとても優しい感じのバイクだなって思いました。それと操作系の感じがとっても良かったです。ミッションなんてスコスコ入る。なんでもいうこと聞いてくれるバイクっていう印象です。」
パワーはフィーリングに感動
初体験のモードセレクターも色々と変えて変化を楽しんだようです。
「すごくフィーリングが変わるんですね。普段はスポーツモードで走っていたけどコンフォートモードは反応がずいぶん柔らかくなる。通勤とか通学だったらこのモードは疲れなさそうでいいかも。ちょっと思ったんですけどコンフォートモードだったら燃費も良くなるんじゃないですか?だったらエコ目的で普段走るときに使います。以前維持費が出せなくてバイクから降りることになったので燃費がけっこう気になるんですよ。」
「スポーツプラスは楽しいですね。刺激的に走りたいならスポーツプラスはいいと思います。どのギアからでも引っ張られるように加速していく感覚がメチャメチャ楽しかった。アクセルを開けたときの加速はとても元気が良いけど元々の性格が優しいので乗りにくさはないし。でも普段だったらスポーツで十分です。そもそも速いからスポーツモードにしておけばこと足ります。2気筒250ccバイクでこんなにすごいとは思っていませんでした。」
クィックシフター(純正オプション)も初体験。
「クラッチとかアクセルを操作しないで、そのまま変速できるのは楽だし、元気よく走ろうと思ったときはメチャメチャにテンションが上がります。加速していくときに途切れない感じもいいし、シフトダウンでスコンとショックもなくシフトダウンしたときは感動でした。このバイクはギアがカチッカチッって気持ちよく入るから、なおさら楽しいです。」
エンジンの評価は10点満点だそうです。
タイヤが路面に張り付いている安心感
渡辺さんがもう一つ感心していたのは、CBR250RRのコーナーリング性能です。
「タイヤが路面に張り付いているみたい感じなんですよ。車体が重いとかじゃなくてバイクを寝かすのは軽いんだけど、車体の安定感がすごかった。交差点を曲がるときも安定していました。」
「久しぶりにスポーツバイクに乗ったけど、CBR250RRは乗りやすいですね。峠を走ったら本当に楽しそうです。」
今度はCBR250RRでロングツーリングもしてみたいと言います。
「前傾姿勢なんだけど自然な感じだから苦しくない。峠や街はとても乗りやすくて疲れませんでした。乗り心地も悪くない。長距離ツーリングしたらどんな感じなのか知りたいですね。」
車体も含め、総合的な評価は9点だそうです。
「以前乗っていた250ccのスポーツバイクも2気筒だったから同じような感じなんだろうと思っていたけど、乗ってみたら全然違っていました。乗りやすくてパワーがあってコーナーリング性能も良いし、250ccとは思えないくらい質感が高い。同じクラスで似たようなバイクなのに、こんなに違いがあるんだということに気が付きました。」
「学生時代に原付もいいなって考えたんですけど、今住んでいるのはバイクが駐車できないアパートなんですよ。引っ越しするのは現実的じゃないから就職と同時にバイクが置けるところにアパートにして、スポーツバイクを買いたいと思っています。ビックバイクは考えていません。今回 CBR250RRに乗ってみて、250ccでも自分が求める性能とデザインを満足させてくれることがわかったから。」
CBR250RRと一緒に走ったことは、渡辺さんに刺激を与えただけでなく、これからのライフスタイルも考え直すキッカケになったとようです。
【文/後藤武(外部ライター)】