バイクはいつ、どこを走っても楽しませてくれるものですが、電車やバスなどの交通機関と違って時間に縛られずに遊べるという魅力もあります。
今回はそんなバイクの自由さを活かしたナイトツーリング企画!
東京の夜をレンタルバイクで走ってみました!
平日仕事終わりからスタート
休みの前日、仕事終わりにバイクをレンタルしました。
今回レンタルしたのはCBR250RR。
乗り手は普段もフルカウル250に乗っているライダーですが、今の新しいCBRに乗ってみたいということでコレをチョイス。
ヘルメットやグローブ、防寒着などを持って引き取りに行きました。
最初こそ多少の慣れは必要でしたが、普段乗っているバイクと同じタイプだったので、走っているうちに自然と慣れたので運転の不安はなし。
早速首都高に乗って都心方面へ移動します。
ETC付きの車両を選んだので料金所も停まることなく楽々スルー!
首都高をバイクで走るのは初のライダーでしたが、自分のバイクではなくしっかり整備された新しいバイクというのもあって不安なく走ることができました。
首都高は帰宅ラッシュの時間を過ぎれば比較的空いてることが多いので、走るのが不安な方は昼間よりも夜のほうが走りやすいのでおすすめです。
クイックシフターが楽だし面白い
現行のCBR250RRにはクラッチを握らずともシフトチェンジができるクイックシフターが搭載されていて、これが結構楽しい!
クラッチを使わないと同時にシフトチェンジの時にスロットルを戻さずにそのままシフトアップができるので加速が気持ちよくでき、またシフトダウンもできるので運転が楽に感じます。
普段乗っているバイクには付いていない機能なので一般道よりも首都高のような停まることなくずっと流れている道では存分に機能を活かすことができました!
夜の首都高は夜景の中を走れる
都心方面に走ってしばらく続くトンネル区間。
このトンネルも普通のトンネルとは一味違って、中で合流があったり、大きくカーブしていたりと首都高独特のトンネルです。
初めて走る場合は少し緊張するかもしれませんが、周りの流れに合わせて走れば問題なく走れるのであまり気負いせずいつも通り走りましょう。
トンネルを抜けてしばらく走るとお台場方面に付き、レインボーブリッジを渡ります!
都会の夜を抜けてるって感じがしてこれがまた走ってて気持ちいい橋なんです。
タンデムでは渡ることはできませんが、レインボーブリッジの風と上からの景色を体で直に感じれるのはライダーの特権!
そのまま湾岸線を走っていくと左側に東京の夜景が流れていきます。
遠くに東京タワーも見えたりして、運転中なのでじっくり見ることはできませんが、首都高からしか見えない東京の夜景を横目に走ることができます。
湾岸エリアを一望できるゲートブリッジ
首都高を降りて向かったのは新木場からお台場、蒲田方面へ繋がっている東京ゲートブリッジ。
東京のツーリングスポットとしても有名な橋ですが、夜はライトアップされていて色が違ったり、時期によって空気の済み方が違うのでより遠くまで景色が見えたり、何度走っても飽きのこないスポットです。
新木場から登っていくと橋の頂上までしばらく登り続けるので、まるでジェットコースターの始まりのような気分。
高いところが苦手な方はちょっと怖く感じる一瞬もあるかもしれませんが、中々の高度まで登ることができます。
左側は海、右側は遠くに夜景が見えたりして、登っている最中の景色がキレイというのも見どころです。
橋の上ではライトアップされた中を走ることができるので、レインボーブリッジともまた違う感覚が楽しめます。
ですが個人的には橋から降りる景色のほうがおすすめ。
遠くに見えるビル群が降りる時にめちゃくちゃキレイに見えるので、都会を走っている気分に浸れます。
渡りきったら本格的な湾岸エリアのスタートです。
湾岸エリアをブラブラ
ゲートブリッジを過ぎてから右に曲がればお台場方面に行けますが、このエリアはバイクで走っていると普段見えないものが見えたりして結構楽しいスポット。
コンテナが山積みになっている場所があったり、昼間は働くトラックが多いので走りにくいですが、夜は交通量も少ないのでバイクで走りやすい道です。
とはいえ仕事でここを通っている車も多いので、どこかに停まっていたりすると場所によっては迷惑になってしまいます。
走りながら横目に景色を楽しみましょう。
しばらくブラブラ走ったら今度はゲートブリッジの道を降りた方面へ進んで蒲田方面へ向かいます。
この道もしばらく長いトンネルが続き、特に夜は車がほとんど走っていないこともあります。
トンネルの中は冬でも少し暖かいんですが、抜けた瞬間一気に冷えるので寒暖差に注意。
川崎の工場地帯へ
トンネルを抜けて行けるところまで走り切ると一度右に曲がって内陸方面に進み、羽田空港に着きます。
空港の中に入るのも面白いんですが、駐輪場に停めて歩いたりと結構時間がかかってしまうので、今回は手前の多摩川スカイブリッジを渡って川崎方面へ。
この橋は令和4年の3月に開通したばかりの新しい橋でかなりキレイです。
後ろに羽田空港があるため、運がいいと着陸する飛行機が見えることも!
綺麗で走って楽しい橋ですが、それ以前に普通に時短できる便利な橋なので、こっち方面を走る際はおすすめです。
多摩川スカイブリッジを渡り切ると川崎浮島の工場地帯に入ります。
さっきまでのキレイな夜景スポットとは違って、工場地帯は普段見ることのない場所の中を走ることができます。
付近を回るだけなら大丈夫ですが、一本路地に入ろうとすると立入禁止だったりするので、小道に入らず大きなメインの通りを走りましょう。
川崎方面へ走るといくつかコンビニがあり、その先は工場夜景が様々。
ですがここでも停まっていたりすると邪魔になる可能性があるので走りながら景色を楽しみます。
火を吹いてる煙突があったり、蒸気漂うメカなど、この雰囲気の中を走るのは独特な感覚。
非日常感満載です。
高速を使ってサラッと走りましたが、距離は短いので時間はまだ日が変わる前。
このまま走り続けるのもアリですが、翌日のお昼に返却なのでこのまま帰ることに。
短時間でしたが、夜ツーならではの良いリフレッシュをすることができました。
今回のコースは車でもすることはできますが、バイクで走ったほうが絶対楽しい道だと思います。
HondaGOバイクレンタルは8時間以降は24時間借りても大きく料金は変わらないので、夜ツーするなら24時間で借りてしまうのも時間を気にしすぎず余裕を持って楽しめると思います。
バイクからしか見えない東京の景色を楽しんでください!