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モンキー125ってどんなバイク? 燃費や足つき性、装備などを解説!【ホンダバイク資料室③/Honda Monkey125(2020)】

Honda Monkey125(2020)

遊び心溢れるスタイルに、ひと度走り出せば本格的なバイクに引けを取らないほどの走りでライダーを楽しませてくれる「モンキー」シリーズの原付二種モデル。2017年に125ccクラスへリニューアルされました。

モンキーシリーズのルーツは1961年に登場したZ100になりますが、「モンキー」と言う名前で登場したのは1967年のZ50Mから。そこから50年以上も愛され続け、ビギナーからベテランまで根強いファンが多く、ホンダ レジャーバイクの代表格になっています。

街乗りやツーリング、レジャーバイクとしての使い方はもちろん、自分好みにカスタムして楽しむライダーも多いファンバイクです。

■車両価格(税込)モンキー125 40万7000円/モンキー125(ABS) 44万円

モンキー125のライディングポジションや足つき性は?

ライダー身長/172cm

モンキーが125ccになって一番変わったことは、やっぱり車格が大きくなったことでしょう。

50ccの先代モンキーは大人が乗るとちょっと小さすぎてしまうこともありましたが、身長172cmの一般的なライダーが跨っても、ライディングポジションが窮屈に感じることは全くありません。

コンパクトな車体ながらもハンドルを握る両手とシート、足を置くステップの位置が絶妙で、大人が乗っても“小さすぎること”がないんです。

ライダー身長/172cm

 

シート高も775mmと低く、タンクやエンジンがスリムなので、両足が曲がって足が着くほど。

小柄なライダーはもちろん、大柄なライダーが乗ってもOK。誰でも楽しめるミニバイクになっています。

モンキー125の燃費は?

モンキー125の燃料タンク容量は5.6Lと少なめですが、驚きなのはその低燃費。

今回はトータル208.4kmの距離を走って、合計ガソリン給油量はたったの3.34L!

満タン法で計測した燃費はガソリン1リットルあたり62.395kmという驚異的な数字を叩き出しました!?

低燃性能や環境性能に貢献しているホンダのインジェクションシステム(PGM-FI)のおかげで、ランニングコストも極限まで抑えることができます。

モンキー125の主要装備解説

先代モンキーのデザインを踏襲しながらも、LED化されたヘッドライト。

見た目も愛らしく、まるでペットのような存在感で所有感を満たしてくれます。

灯火類はウインカーやテールランプもLEDになっています。

タイヤは前後12インチホイールで、ブロックパターン形状の太めのタイヤを履いています。

短いホイールベースと素直なハンドリングで、コロコロクルクルと転がるように旋回してくれます。

原付二種モデルでありながらも、制動性に優れた2ポットキャリパーのディスクブレーキを前後に装備しています。

モンキー125は2020年11月現在、ABS有り無しが選べるラインアップです。

■モンキー125:40万7000円(税込)■モンキー125 ABS:44万円

ほぼ水平に傾いたエンジンは124ccの空冷SOHC2バルブ単気筒。最高出力は7000回転で9.4馬力を発生しています。

ボア・ストロークは52.4×57.9㎜で、やや「ロングストローク型」になっていて、空冷エンジンの低速から力強く“ドロンッ”とした乗り味が気持ちいい。

特に出だしからグッと加速してくれるのが乗ってて楽しいですからね! その後も法定速度の60km/hまでスムーズに加速してくれます。

同じ原付二種カテゴリーのグロムのエンジンとベースは同じですが、高回転域のパワーを少し柔らげ、中低速域をアップさせているんですね。

クランクケースにメッキのリングガードが装備されていて、ステップに乗せた足にエンジンが触れないように配慮されているところも注目です。

メーターはコンパクトな反転液晶のデジタルメーターになっています。

速度計やODOメーター、トリップメーターなどの各種インジケーターに加えて、ガソリン燃料計も備わっているのが嬉しいですね。

ちなみに、メインキーを「ON」にすると起動時の“可愛らしい演出”があるので、是非見てみて下さい!

サイレンサーも先代モンキーのデザインを取り入れたアップマフラータイプになっています。

メッキ加工が美しくスリットが入ったヒートガードは、足が当たらないようにしっかり設計されています。

スクランブラーマシンのようなデザインは、ちょっとしたワイルドな雰囲気も!

リアサスペンションはツインタイプになっていて、大人が乗っても沈みすぎることがなく、250ccクラスにも負けないくらいしっかりしています。

原付二種クラスはタンデムも可能ですが、モンキー125は一人乗り仕様です。大きな荷物を積むことやタンデムを想定していないので、初期設定の減衰特性やプリロードが固すぎることがないのがいいですね。

モノコックのシングルサスペンションに比べて、スイングアーム長を短くすることができるので走りが軽快! ホイールベースはグロムより45㎜も短縮しています。

それでいて、コンパクトな車体でもリアタイヤがしっかり路面を追従してくれるので、出だしの加速がとっても気持ちいいんです!

シングル仕様のシートは幅広く、やや厚みのあるタックロールタイプ。

スケール比率や形状、厚みなどにこだわったシートは、先代モンキーのシート形状を上手に踏襲しながらも、全体のデザインにマッチしています。

適度なコシがあって、固すぎず柔らかすぎない、長時間座っていても疲れない絶妙な座り心地です。

【文:岩瀬孝昌(外部ライター)】

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