いろいろなカテゴリーがあるバイクですが、一般的に「ツアラー」と呼ばれるモデルは、どういうバイクのことでしょうか？
ツアラーの特徴と、Hondaのラインアップするモデルをまとめてご紹介します。
ツアラーモデルはどんな特徴を持ったバイク？
スポーツ、ネイキッド、オフロード……バイクには色々なカテゴリーがあるので、バイク選びの際にはイロイロ迷ってしまいますよね。
見た目が気に入って「これだ！」と心に決めたバイクを選ぶことは何よりも正解ですが、自分の好きなバイクがどんな特徴を持っているかを買う前に知っておいても損はないはず。そこで今回は、多岐にわたるカテゴリーの中から「ツアラー」モデルの特徴について解説します。
迫力あるスタイリングと抜群の快適性が自慢のツーリング特化型モデル！
ツアラーモデル最大の武器は長距離ツーリングにおける圧倒的な快適性です。
高速巡航時のライダーへの走行風を低減する大型ウインドスクリーンをはじめ、大容量の荷物を手軽に積載できるパニアケース／サドルバッグなどツーリングでの快適性を高める豪華な装備を多数搭載。Apple CarPlayやAndroid Autoによるスマホ連動でディスプレイにマップアプリを表示したり、音楽を再生するオーディオ機器を備えた車種もあります。
Apple CarPlayやAndroid Autoに対応し、マップアプリも表示可能。豪華なオーディオも備える「Gold Wing Tour」
またツアラーモデルは大柄で迫力のあるスタイリングのモデルが多く、上質感を演出するディテールの造形は所有しているだけでライダーを満足させてくれます。
また、ひとえにツアラーと言っても、低く長く構えたクルーザースタイルのモデルや、スポーツ性能を兼ね備えたモデルも存在します。
Hondaでは「Gold Wing Tour」「NT1100」という趣の違った2台のツアラーをラインアップ。
「Gold Wing Tour」はクルーザーのように堂々とした余裕のある走りが魅力の1台。対して「NT1100」はスポーツ性能を追求しつつ、市街地までも快適にこなせるよう最適な設計がなされています。
同じツアラーでも方向性が違いますが、どちらもロングツーリングにおいては非常に快適で、充実感の高い旅を実現してくれるモデルであることに違いはありません。
ツアラーモデルはその特性上「毎日乗るバイク」というよりも、週末に贅沢な旅をするのが楽しいカテゴリーと言えるでしょう。
Hondaでラインアップしているツアラーモデルはこちら！
2023年10月現在Hondaでラインアップしているツアラーバイクはこちら！
注）本記事で紹介するカテゴリおよびバイクは、Honda公式サイトで紹介されているカテゴリーとは異なります。
Gold Wing Tour
バイクにおいて唯一無二の1,833cc水平対向6気筒エンジンを搭載したHondaのフラッグシップツアラーが「Gold Wing Tour」。
力強くシャープなスタイリングでありながら、全長2,615mm、車両重量390kgの大きな車体には威風堂々とした風格が感じられます。また、スマホ連携機能にオーディオシステムなど豪華装備も満載。
トップボックスにはタンデムライダーの快適性に配慮したひじ掛け付きのバックレストを装備しタンデムの旅も快適。左右には車体と一体化した美しいデザインのラゲッジスペースが用意されています。
Hondaが世界に誇るフラッグシップ・ツアラーです。
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NT1100
ゆとりのある堂々とした走りが魅力の「Gold Wing Tour」に対し、「NT1100」はアドベンチャーモデルに近い車体構成となっており、1,082ccの直列2気筒エンジンと前後17インチホイールを採用。スポーティーな走りに重きを置いたツアラーモデルです。
ツアラーとしての快適さと、走りの軽快さを高次元でバランスさせた1台で、スタイリングもスポーティーな走りを連想させるモダンでスタイリッシュなデザインとなっています。
クラッチ操作を必要としないDCTモデルのみを設定。
5つのライディングモードにより、どんな旅のシーンでもライダーの好みに合わせた高い走行性能を発揮します。
そのほか、快適なツーリングを支える豪華な装備が多数搭載されています。
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HondaGO BIKE RENTAL で気になるツアラーモデルに乗ってみよう！
HondaGO アプリから車両をレンタルできる「HondaGO BIKE RENTAL」では、Hondaのラインアップするバイクに簡単に試乗することができます。
最短2時間までのSHORTプランからリーズナブルに借りることができるので気になるバイクがあったら、是非一度試乗してみくださいね！
【文：石神邦比古（外部ライター）】
