雨天時のライディングには必須ともいえるレインウェア。
しかし、欲しいと思った時期には手に入らないかも……? 雨の多く降る時期に備え、早めに準備しておくことが大切です!
レインウェア購入は『早め』がおすすめの理由
最近のバイクジャケットは撥水・防水機能を持ったものも多いですが、やはり本降りの雨の中をバイクで走行するには、しっかりとしたレインウェアが必要です。
バイク用のレインウェアは、一般的なレインウェアに比べ対水圧、透湿性が高く、走行風によるバタつきに対応できるよう高機能で頑丈なつくりになっています。
また、最近ではオシャレを意識したデザインのレインウェアなど、雨の日のライディングも楽しめるアイテムも増えているのも嬉しい進化です。
ただ、基本的に「雨の日は乗らない」と決めている人や、雨の日に走ることを前提としない限り必要なさそうなアイテムですよね。
いずれ使う場面が来たら買えば良いか、なんて思われるかもしれません。だけどそれ、ちょっと待って!
レインウェアは早めの購入が大切なんです!
なぜかと言えば、雨の多く降る季節は多くの人がレインウェアを必要とするため、人気のあるモデルや標準的なサイズは売り切れてしまい、場合によっては希望のものが手に入らないことがあるからです!
ではどんな時期にレインウェアの需要が高まるのでしょうか。
一般的に雨の多く降るイメージがあるのは6月中盤から7月中旬頃の梅雨シーズン。
この時期に突入してからレインウェアを購入しようとしても、すでに人気のモデルやサイズは在庫切れしてしまっている可能性があるため、なるべく早めに準備しておくことをおすすめします。
また、4月の春先や秋口の9月など季節の変わり目も雨が降りやすい傾向にあり、8月も台風の影響で降水量が多いというデータがあります。こういった季節の前にも準備しておくと良いかもしれません。
とにかく、雨が多くなり始めてからでは手遅れの可能性があるので、レインウェアの準備は早めに行うのがベターです。
それに雨が多いシーズンにはあまりバイクには乗らない、という方もツーリングの中で急に雨に降られることはあります。
バイク用のレインウェアはコンパクトに畳めるものが多いので、ツーリングバッグの中にひとつ入れておくと、突然の雨でも慌てずに済むかもしれません。
また、雨水と一緒に風の侵入も防いでくれるレインウェアは、緊急時の防寒具としても機能するため、雨シーズンに限らず便利ですよ!
既にレインウェアをお持ちの方も、長年使用していると機能が低下してしまっていて、いざという時に雨具としての性能を発揮できない場合があります。
これを機にレインウェアのコンディションを確認し、必要であればラインナップが豊富な時期に新調してみてはいかがでしょうか?
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【文:石神邦比古(外部ライター)】