ホンダでは歴代モデルやレーシングマシンが「動態保存」されていて、定期的にマシンを実際に走らせる走行確認テストを実施しているんですが、その映像がホンダのオフィシャルYouTubeで公開されているんです!今回は今でも根強いファンが多いホンダのNo.1 レジェンドバイク「CB750 Four <K0>(1969年)」の貴重な映像を紹介します!
「世界のホンダ」を築き上げた『レジェンド・オブ・レジェンド』
1968年10月の東京モーターショーで公開され、日本のみならず世界をも震撼させた「ドリームCB750 Four」。
そのファーストモデルとなる『K0』は今から50年以上も前の大変貴重なマシンです。
ホンダの創業者である本田宗一郎さんに「こんなデカいオートバイ、誰が乗るんだ?」とまで言わしめた逸話が残っているほど、当時からセンセーショナルなデビューを果たしました。
エンジンは736ccの空冷4ストロークOHC並列4気筒を搭載し、最高出力は67PS/8000rpmを発揮した、当時のスーパースポーツモデルです。
4つのシリンダーからの排気は、それぞれ干渉することなく4本のマフラーから吐出し、豪快なサウンドを奏でます。
また、市販二輪車で世界初となる前輪ディスクブレーキを搭載したことでも有名です。
量産オートバイで世界初の200㎞/hを超えたオートバイとしても語り継がれています。
現在でも根強い人気を誇り、レストアしながら大事に乗っているライダーも多いですよね。
そんなファンの要望に応えるために2017年には「CB750Four」の一部純正パーツの受注生産も行われたほど。
コックピットからの映像もあり、実際に乗って走っている様な気分が味わえます。
約2分程度の映像ですが、今ではなかなか見ることができなくなった貴重な走行ムービーを是非ご覧下さい!
現行モデルはコレ!『CB1100 EX』
『こだわりを持った大人の価値観に見合うロードスポーツモデル』として開発され、伝統の空冷直4を継承するCBとして、2010年に初登場した「CB1100」シリーズ。
その中でも「CB1100 EX」は、2本出しマフラーや前後18インチのワイヤースポークホイールを採用したクラシカルなルックスが人気のモデルです。
2014年と2017年に様々なマイナーチェンジを受け、スリッパークラッチの採用やタンク形状の変更などが行われました。
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【文:岩瀬孝昌(外部ライター)】