スーパーカブ110が時代に合わせて進化しました！ 新しいエンジンの搭載に加えて足まわりも刷新。新しいスーパーカブ110はどう変わったんでしょう？
新しくなった『スーパーカブ110』に興味津々！
日本でいちばん誰もが名前を知ってるバイクといえば、やっぱりホンダの『スーパーカブ』シリーズじゃないでしょうか？
配達などのビジネスシーンから街乗りにおけるファッション性まで、スーパーカブほど色んな人々に愛されているバイクは他にありません。長い歴史を持つHondaの『スーパーカブ』って、ある意味ひとつのブランドになっていると思います。
そんな『スーパーカブ』シリーズの中で、今回、原付二種クラスのスーパーカブ110が大きく変わりました！
まず注目したいのが新しいエンジンです。エンジンっていうのはバイクの走りのフィーリングを決定づける要のような存在なので、それがまったく新しいものに変更されたとなれば、気にならないはずがありません。
従来型と走りがどう変わるのか？ そこに『カブらしさ』はあるのか？
興味深々といったところ……
そして、もうひとつの大きな注目点が足まわりの変更。
従来型までワイヤースポークホイールを採用していたスーパーカブ110ですが、キャストホイールに変更されました。しかもフロントブレーキがABS付きのディスクブレーキに進化しています。
足まわりっていうのはバイクの見た目にも大きく影響しますし、走りにも関わってくる部分。そこで何が気になるって、これらの変更を受けても、伝統的な『スーパーカブらしさ』が感じられるかどうか、っていうことです。
ただ、見た目に関して言うと、思ったよりキャストホイールの違和感はありませんでした。
私（北岡）は個人的な趣味としてカブのワイヤースポークホイールが醸し出すクラシカルな趣が好きだったんですが、実車を見てみると『あ、コレもいいかも？』ってすんなり受け入れられたんです。これは自分でもちょっと意外……スーパーカブって走行性能や燃費もスゴいけど、見た目もかなり重要だと思っているので。
さりげなく現代的になってる感じ
たぶん、ホイールのデザインが良いんだと思います。スポーティーすぎずモダンな雰囲気。タイムレスなデザインだからカブの足元にも馴染みます。もちろんワイヤースポークホイールも素敵なんですけど『お、なんか新しいな!?』って新鮮な感じがするんです。
それでいてフロントはABS付きディスクブレーキが新採用された訳でしょう？ ブレーキ性能を安定して発揮できるディスクブレーキの採用は、安全に楽しくバイクを乗るために何よりも重要なことですからネ！
ということで、個人的に気になっていた『カブらしい見た目』の問題はクリア！
新しいスーパーカブ110は見た目の印象として従来型と同じじゃない。だけど、ちゃんと『スーパーカブ』のままだし、現代的に洗練された感があります。
長年スーパーカブを愛する人の中には、私と同じように『やっぱスーパーカブはスポークホイールでしょ！』って思う人もいると思います。でも、そんな人は是非一度実車を見てください。きっと『ふーん、アリだなぁ』って思うはずです。
そして、ここから先は乗ってみなきゃわからない『走りのお話』に続きます。
新しいエンジン……なるほどこうきたか!? っていう仕上がりになっているので、ご興味があればこのまま続編をお読みくださいね！
【文：北岡博樹（外部ライター）】
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