よく「大は小を兼ねる」と言いますが、バイクで考えると一概にそうとは言えません。 小さいサイズ、小さい排気量のバイクの良さを大型バイクが全て兼ね備えているかと言われれば、それぞれ違った良さと魅力があるもので、シチュエーションによっても変わってきます。
今回は「EM1 e: モニターキャンペーン」(既に募集は終了しています)に参加していただいた方の中から、普段は大型クラスのバイク1台で全てを完結させているフォーさんをご紹介します。フォーさんが感じた、EM1 e: にしかない魅力には奥深いものがありました。
900cc大型バイク所有のライダー
フォーさんは大型ネイキッド CB900ホーネットに乗っており、主にツーリングや夜のひとっ走りで大型バイクを楽しんでいます。
元々はホーネットの250㏄に乗っており、その後900ccのホーネットに乗り換えるという生粋のホーネット好き。 今回の「EM1 e: モニターキャンペーン」も信頼しているHondaだからこそ、EM1 e: が気になって応募したそうです。
EM1 e: のモニターをスタートしてからまだしばらくですが、早くもEM1 e: の気に入ってるポイントがあるんだとか。
これまで原付を所有してこなかったというのもありますが、このタイプのバイクって軽くて車体サイズも普段乗ってるのと比べると断然小さいので扱いが楽ですね。 同じバイクでも普段乗っている大型バイクとは感覚も使い方も全く違うので、乗っていて面白いです。
トップボックスもめっちゃ便利です。 大型バイクに乗る時は荷物を背負って乗ることが多いですが、このボックスに全部入るので手ぶらで乗れています。 EM1 e: を足として使うなら、トップボックスは絶対あったほうがいいと思います。
一応メットインの後方に収納スペースがあるので、大きい荷物はトップボックスに、細かい荷物はメットイン後方のスペースに分けて収納します。 膝前にあるキー横のスペースも便利です。ペットボトルや、スマホを入れています。
キー横にUSBソケットが標準で付いているのもありがたいですね。 たまにGoProやスマホを充電しながら走ることもあります。 あとはメーターが見やすいのと、時計機能がついてること。 一目でスピードとバッテリー残量、現在時刻を確認できるのはありがたいです。 普段乗っているバイクだとスマホホルダーにスマホを付けていますが、それ以外では時刻を確認するのが難しいので便利に感じました。
普段EM1 e: とは全く別のタイプのバイクに乗っているだけあって、新鮮なポイントが沢山あったそう。
モニター用のEM1 e: にはオプションのトップボックスを搭載しており、足として使うならどこへ出かけても不安のないスペックとなっています。
バッテリー充電は料金が計算しやすいというメリットも
現在アパートにお住まいのフォーさんは走行毎にモバイルパワーパックを取り外して自室で充電しているそうです。 充電の手間を聞いていたところ、フォーさんならではのメリットを聞くことができました。
毎回乗ったら20km〜30kmくらいは走ることが多いので、走り終わったら充電するようにしてます。 今のところ大体充電残量が40%を切る前には家について充電できているので、出先でバッテリー残量が心配になったことはありません。
実際何回か充電してみて思ったのが、ガソリン代より安く、燃費(電費)がガソリン車に比べて計算しやすいこと。 最近は家計簿をつけているんですが、電気代はガソリン代に比べて変動が少ないので、一ヶ月にどれくらい充電で電気代がかかるのかを事前に計算しやすいと思います。 これまでガソリン代として別で計算していたものが、電気代にまとめられるのもありがたいし、結果的に節約にも繋がってます。
これは他のモニターさんからは出てこなかった意見で、しっかり事前に計算してから進めていくタイプのフォーさんだからこそ、気付けたメリットだと思います。
自転車とバイクの中間的な立ち位置
電動バイクの特徴を捉えて、自らのバイクライフにEM1 e: の良さを取り入れているフォーさん。 普段大型バイクに乗っているライダーだからこその意見も聞くことができました。
EM1 e: は基本近所の足として使ってます。 以前少しだけ友人の50cc原付を借りたことがあり、そのときは立ち上がりのパワーがなくて『やっぱ50ccだなぁ』と感じたのを覚えてます。 大型バイクに慣れていたからこそ余計にそう感じたのかもしれませんが、乗るまではEM1 e: もそういう感じなのかなと思ってました。
しかし初めてEM1 e: に乗ってみたら初速のパワーがかなりしっかりあって、あの時乗った友人の原付と同じクラスとは思えないくらい速く感じました。 速度が上がったら似てきますが、初速のパワフルさが違うので、交差点などで曲がってからの立ち上がりも気にならないし、大きな幹線道路を走ってみても十分だと思える瞬発力がありました。
もう一点、とにかく静かで走っている最中に虫の鳴き声だったり、今までかき消されて聞こえていなかった音が聞き取れます。 それを活かして最近はEM1 e: を夜のツーリングマシンとしても使い始めました。 大型バイクなら夜出発するときは家から少し離れてエンジンをかけますが、EM1 e: ならほぼ無音で出発できるので誰の迷惑にもならず、家の前から堂々と出発してます。
僕の感覚としては自転車と大型バイクの中間という立ち位置で、自転車では遠い、けど大型バイクを出すほどの距離でもない、という微妙なエリアにも気兼ねなく遊びに行けます。 普段の生活圏内では行かない距離のラーメン屋に足を運んでみたり、今まで全く気づかなかったバイクの楽しみ方を見つけたので、ただの移動の足以上に楽しめています。
同じバイクとはいえ、大型バイクとは全く違った乗り物ですが、このサイズの電動だからこその楽しみ方を見つけ、新しいバイクの魅力に気付けたフォーさん。
フォーさんのようにバイクの運転に慣れた方でも、EM1 e: の魅力はある意味独特な部分もあるので、そこにハマると新しい世界が開けるかもしれません。
使い方次第で様々な魅力があるバイクなので、これまでとは少し違った角度のバイクの楽しみ方がしたいベテランの方にもおすすめです。
気になった方はぜひ一度レンタルでEM1 e: を体感してみてください!
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【文/佐藤快(外部ライター)】