HondaGO BIKE LAB

人気の『CL250』『GB350』を新車で購入するとお金は総額いくら必要?Hondaの公式HPでシミュレーションしてみた!

バイクというのは車両本体価格のお金だけを頑張って貯めても、実はそれだけでは乗り出すことができません。

その他にも掛かる必要な費用について知っておきましょう!
HondaのWebサイト「Honda 二輪純正アクセサリー シミュレーター・セルフ見積り」では乗りたいバイクの費用シミュレーションができますよ!

車両本体価格だけじゃバイクは買えない?

バイクを購入しようと思ったとき、必要なお金ってどんなものが思い浮かぶでしょうか? 知識がないと「バイク免許の費用と乗りたいバイクの車両本体価格分のお金があればOKだろう」なんて思ってしまうかもしれませんが、残念ながらそれではバイクに乗れません……。

頑張ってお金を貯めて、いざお店で「え、なんで……⁉」とならないために、車両価格に加えて必要な費用のことを知っておきましょう!

納車整備費用や保険料、税金などのお金も必要

バイク免許を取得したら、憧れのバイクに乗るためにまず用意するのはバイク本体のお金ですよね。

これはHonda公式サイトでも閲覧できる内容です。

ただし、実際にバイクが公道で走るためには「納車整備」と呼ばれる乗り始める前の整備が必要で、そこにも費用がかかります。

参考までに、編集部の関係者が2022年にHonda DreamでCB400 SUPER FOURを新車購入したケースでは、納車整備費用が5万8520円でした。この中には各種手続き/登録代行費用、重量税、印紙代、ナンバープレート代なども含まれています。お店で購入した場合はこの費用が必ず掛かるので覚えておいてしましょう。(各種手続き/登録代行費用は、販売店が独自に定めています。)

また、車両が公道で走行するためには自賠責保険の加入も必須となります。自賠責保険はバイクの排気量や加入する期間によって費用が変わるので、こちらも事前に把握しておきましょう。

では、これらを含めると、総額では一体どれくらいのお金がかかるのでしょうか?

「Honda 二輪純正アクセサリー シミュレーター・セルフ見積り」では、シミュレーターで純正アクセサリーや重量税、自賠責保険を含めたセルフ見積をすることができます。そこで今回は実際にHondaの人気モデル『CL250』と『GB350』を例に、どれくらいのお金がかかるかについてシミュレーションしてみます!

CL250の場合

それでは『CL250』の場合を見てみましょう。

『CL250』のメーカー希望車両本体価格は56万5,000円で、消費税(10%)を合わせると62万1,500円です。

こちらはシミュレーターの画面をキャプチャーしたものですが、本体価格に加え重量税が4,900円、自賠責保険が8,920円かかります。
※今回は東京都・25歳・自賠責保険24カ月加入の条件でシミュレートしています。

そうして算出された合計額は63万5,320円。

これに先ほどの“納車整備費用”が追加されるんです。

車種も違いますし、お店によって“納車整備費用”は変わってくるのですが、参考までに先の『CB400 SUPER FOUR』の納車整備費用5万5,820円を加算してみると、乗り出しの合計金額は69万1,140円ということになります。

車両の税込本体価格から約7万円ほど高くなっていますね。これが『CL250』を実際に乗り出すために最低限必要な費用の目安ということになります。

注)「Honda 二輪純正アクセサリー シミュレーター・セルフ見積り」では、納車整備・登録などに伴う諸費用はシミュレーション項目に含まれておりません。

 

GB350の場合

それでは今度は『GB350』のシミュレーションを見てみましょう。

まず消費税10%税込の本体価格の56万1,000円に加え、重量税、自賠責保険料が追加されます。

重量税や自賠責保険料は排気量によりその料金が異なります。そのため250cc以下の『CL250』と250ccを超える『GB350』では費用に変化が出てきます。ちなみにシミュレーターでは純正アクセサリーパーツを装着した料金も計算できるので、今回はロングバイザーとキャリアを追加装着してシミュレート。

すると合計金額は61万9,130円となりました。

これに加え、『CL250』のシミュレーション同様に(参考値として)納車整備費用5万8,520円をプラスしてみると、総額は67万7,650円となります。

ちなみに、この場合は純正アクセサリーパーツを装着してもらうための「取付工賃」が別途必要になるので、実際はもう少し費用が掛かることになります。

純正アクセサリーパーツを抜きにしても、『GB350』に乗り出すための費用の目安は63万5,850円。やはり車両本体価格からは7万円ほど追加でかかる計算になります。

注)「Honda 二輪純正アクセサリー シミュレーター・セルフ見積り」では、納車整備・登録などに伴う諸費用およびアクセサリーパーツ取付工賃はシミュレーション項目に含まれておりません。

 

任意だけど実際は必須! “任意保険”には必ず入ろう!

そして、実際は上記にプラスして「任意保険」に入るのも絶対条件といえます!

任意保険は自賠責保険と違って強制加入ではありませんが、万が一のことを考えると絶対に加入しておくべきです。楽しいはずのバイクで嫌な思いをすることは誰だって避けたいはずですから!

もちろんバイクによって掛かるコストも変わってくるので、購入する際にはその点も吟味して乗りたいバイクを選んでみてくださいね!

バイクを購入する際には周辺費用のご用意を忘れずに!

以上のように、バイクに乗り出すためには車両購入費用の他にも必要な費用が意外とあるんです……

でもね、憧れのバイクを買うために一生懸命お金を貯める時間って、後になって振り返ってみるとなかなか良い思い出になったりもするんですよ?

今回は無理なくバイクライフをスタートさせるためにも、掛かる費用についてすこしお話してみました。これからバイク! という人はちょっと参考にしてみてくださいね!

▶▶ Honda 二輪純正アクセサリー シミュレーター・セルフ見積りこちら

【文:石神邦比古(外部ライター)】

関連記事

最近チェックした記事