HondaGO BIKE LAB

免許取り立て初心者ライダーが『CBR250RR』を体験したらどう感じるのか?

友達のバイクにタンデムさせてもらってバイクの楽しさに目覚めてしまった岩村カイトさん。

自分もバイクの免許を取りたいと考えて普通2輪免許を取得を決意。
無事に免許を手にして、CBR250RRで公道を走ってみることにしました。

タンデムツーリングでバイクの楽しさを知る

「友達の後ろに乗せてもらって伊豆ツーリングをしたらメチャメチャに楽しかったんです。」
ツーリング先の西伊豆で同じ専門学校に通う親友のイツキさんと「いつか2台でツーリングに行こう」と話しが盛り上がりました。

そして次は自分でバイクを運転してツーリングに行きたいと決意するのです。

専門学校3年生の岩村さんは就職も決まったことで、いよいよ普通2輪免許を取得します。
と言っても学生の岩村さんには、バイクを購入する資金はありません。
そこでHondaのレンタルバイク「HondaGO BIKE RENTAL」を使って、公道デビューすることにしました。

免許取得後3日目でバイクをレンタル

バイクをレンタルすることにしたのは、なんと普通2輪免許取得から3日後です。

「すぐバイクに乗りたくて我慢できませんでした(笑)。」

自宅近くにあるホンダドリーム八王子でバイクを借りることにします。

「レンタルバイク借りるは初めてだし、バイク屋さんに行ったこともなかったのでメッチャ緊張しました。怖そうな人が出てきて『帰ってください』とか言われないかと思って(笑)。でもスタッフの方が優しい女性で安心しました。」

最初のバイクとして選んだのはCBR250RRでした。

「なんとなくネイキッドやオフロードバイクが良いかなとは思っていたんですけど、特に乗りたいバイクが定まっているわけでもなかったんです。たまたま見たCBR250RRがとてもカッコよくて乗ってみたくなりました。」

教習所のバイクしか乗ったことがない岩村さん、スタッフの方からの説明を一生懸命聞いています。

「不安だらけだったから、ていねいに説明してくれたのが良かったです。パワーモードの切り替えがあることとか初めて知りました。」

「CBR250RRは250㏄とは思えないくらい立派で大きく見えました。一瞬大丈夫かなって思ったけど跨ってみたら足つきがよくて安心しました。」
準備も整って、いよいよ半日ショートツーリングに出発です。

ホンダドリーム八王子
住所 〒192-0355 東京都八王子市堀之内2-10-9
電話 042-676-0335
営業時間 10:00~1800
定休日 毎週水曜日・第一木曜・第三木曜
Web   ホンダドリーム八王子

予想以上の乗りやすさに感動

初めての公道、おまけに初めてのCBR250RRということもあり、最初はコンフォートモートで走ります。

「コンフォートモードだと街乗りでも落ち着いた走りになるのが良かったです。スポーツバイクなのにゆったりした走りができるんだなって思いました。ブレーキもアクセルもキュッて効いたら怖いなと思っていたんですけど、とても操作しやすかった。走り出してすぐに『すげーいいバイク』って思いました。」

教習所で乗っていたのはCB400 SUPER FOUR(教習車仕様)でした。
初めて乗る250だと、パワー感はどうだったのでしょう?

「発進するときに250だと回転上げなきゃいけないかと思っていたけど、ぜんぜんそんなことはありませんでした。回さなくても教習車の400と変わらないくらい力があるように感じました。」

絶賛していたのはクラッチです。

「エンストしまくるんじゃないかと思っていたけど、一度もエンストすることなんてなかった。クラッチがメッチャつなぎやすい。クラッチが軽いっていうのもあるんだけど、切れ方とかつながり方が分かりやすい。なにげなくクラッチレバーを離していくと、自然に動き出す感じだから全然神経使わなかった。だから乗っていても疲れませんでした。」

スポーツバイクの前傾ポジションも気に入った様子。

「教習所だと腕がピーンと伸びてしまっていたんです。でもCBR250RRは自然に前傾になるから、逆にハンドルに力が入らなかった。自分にはとっても自然で逆に緊張しませんでした。タンクの形が良くて、体にフィットしていたからかも。足の位置が後ろなのは最初慣れなかったけど、ギアがすごく入りやすくてニュートラルも出しやすかったから、そっちに感動していました」

憧れのダムまでツーリング

自分でバイクに乗れるようになったら、ライダーが集まるダムの周辺に行ってみたいと岩本さんは考えていました。「バイクでダムに行く」という最初の目標をかなえるべく、田園風景の中を宮ヶ瀬に向かって走ります。
少し走っていると、かなりバイクにも慣れてきた様子です。

宮ヶ瀬周辺を走っていると、ライダーたちが集まる駐車場を発見。
CBR250RRでバイク駐輪スペースに入っていきます。
ライダーの仲間入りしたような気分になってテンションが猛烈に上ってしまいました。

隣に駐車してあったアメリカンのビッグバイクを見て「カッケー」と大騒ぎ。
オーナーさんは「ありがとうございます」と言いながら苦笑していました。

これでバイクに乗ってやりたかった目標の一つをクリア。
日も傾きかけているので、早めに帰路につくことにしました。

パワーモードを切り替えてビックリ

帰りはパワーモードのスイッチを切り替えてみることにしました。

「スポーツモードはすごくパワーがありますね。ブレーキがすごく良く効いたし、使いやすいからパワーがあっても不安はありませんでした。でもコンフォートで慣れてしまったから発進で力がありすぎるくらいでした。」

最後はちょっとだけスポーツプラスも体験。

「ちょっとおっかないくらい元気いい(笑)。初心者はスポーツプラス使わなくても十分です。」

免許を取り立てのライダーにもCBR250RRのハンドリングの素晴らしさがわかったようです。

「教習所ではバイクを傾けるのが怖かったんだけど、CBR250RRで峠を走ると全然怖くないし、メッチャ楽しかった」

車体、足回り、ブレーキすべてに相当に満足している様子です。

CBR250RRが欲しくなった

半日乗ってみて岩村さんはCBR250RRが気に入ったと言います。

「気持ち良すぎました。冬は寒いとか長時間乗っていたら辛くなるのかなと思っていたけど、そんなことはまったく感じなかった。楽しくて夢中になって走っていました。」

これからバイクを購入する基準も変わったということです。

「免許がないときはデザインだけしか見ないから、ネイキッドとかクラシカルなバイクしか興味なかったんです。でも今回CBR250RRに乗ってみて、乗りやすさとかスポーツバイクの走る楽しさが重要なんだなと思いました。」

実はこの試乗のあと、友人が所有する少し古いGB250クラブマンに乗せてもらって、CBR250RRがどれだけ乗りやすくと高性能なのを再び痛感したのだとか。

「古いバイクも含めて色々と買いたいバイクの候補を考えていたんだけど、今回試乗したことで気持ちがメチャクチャ揺らいでしまいました(笑)。正直、今はCBR250RRを所有してみたいと思います。」

岩村さんは今年から新社会人として働きだします。
安定した収入が得られるようになったら、すぐにバイク購入の検討をするんだとか。

1番自分に合ったバイクを探すためにHondaのレンタルバイク、「HondaGO BIKE RENTAL」をフル活用するということでした。

▶▶ カイトさんがバイクの楽しさに目覚めてしまった、タンデムツーリングの記事はこちら!

【文/後藤武(外部ライター)】

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