免許取得後のはじめての公道バイクデビューは誰もが緊張をしたはずです。
交通ルールをしっかりと理解していても、ルールを守りながら慣れないバイクを操作する事に不安な方も少なくないと思います。
特に不安の声が多いのは“クラッチ操作“について。
今回ご紹介するHonda E-Clutch搭載モデルは様々な走行シーンでの操る楽しさをそのままに、不安なクラッチ操作を完ぺきにサポートする事ができます。
そんなHonda E-Clutch搭載モデルである「がRebel 250 E-Clutch」に乗って公道ライディングを楽しんだ感想をお届けします!
公道バイクデビューのライダー
今回初の公道デビューをするのは、数ヵ月前に教習所を卒業し普通自動二輪免許を取得したばかりの大さん。
普段から車の運転はしているため交通ルールには慣れているそうですが、バイクでははじめての公道走行のためうまく操作ができるか不安を抱えているそう。
まずはレンタルで公道デビューしてみようということでRebel 250 E-Clutchをレンタルしました。
Rebel 250 E-Clutch
250ccのクルーザータイプで人気のRebel250は扱いやすいエンジン特性と安心の足つき性、ゆったりとした乗車姿勢などから多くのライダーに愛されているバイクです。 今回はRebel 250 S Edition E-Clutchをレンタルしました。 Honda E-ClutchはこれまでCBR650RとCB650Rのみの搭載でしたが、軽二輪クラス初のHonda E-Clutch搭載モデルとなりました。 発進、停止、変速時のクラッチ操作を自動制御し、スロットルとシフト操作のみで運転できるHonda E-Clutchは公道デビューにもピッタリ! どれくらい不安を解消しバイクを楽しめるのか、この後実際に運転してインプレッションしていきます。
クラッチ操作をアシストしてくれるHonda E-Clutch
まずは大さんにHonda E-Clutchの基本操作を説明していきます。 ニュートラルでエンジンを始動すると、「N」マークの上にHonda E-Clutchが機能していることを示す「A」マークが表示されます。 これが点灯している状態がHonda E-Clutchの制御が効いている状態であり、クラッチを握ると「A」マークは消灯します。
「A」マークが着いている状態でシフトペダルを操作し、ギアを1速に入れると、クラッチレバーを握っていないのにエンストしません。 このままスロットルを開けるとHonda E-Clutchの自動制御により前に進んでいきます。
AT車とは違ってクラッチを自動制御しているため、シフトアップ・ダウンの操作はライダー自身がペダル操作で行います。
通常なら変速時にもクラッチレバーを握ってスロットルを戻し、変速したらまた繋ぐという動作が必要になりますが、Honda E-Clutchの場合はクラッチ操作を必要なときのみに省略できるため、基本操作ではクラッチレバーを握らずに走行することができます。
公道デビューでは運転の余裕が違う
初公道でいきなり都心はハードルが高いため、まずは信号が少なく直線が続く河沿いから走ってみることに。 運転し始めは多少戸惑いもありましたが、少し走っただけで今日が公道デビューだとは思えない落ち着きっぷり! 車の流れに合わせて変速し、何の不安もなく走っていきます。
後ろから見ていても初の公道デビューを楽しんでいる様子が伝わってきます。 普通ならもっとギクシャクしたり、エンストしたりしてしまうものですが、かなりスムーズ。 Honda E-Clutchは大さんの公道デビューをどうサポートしてくれているんでしょうか?
まず一番に気持ちの余裕が全然違います。
公道の走行には慣れていても、バイクは操作を意識しなければならないので初めての方には不安が大きかったと思います。
ですがHonda E-Clutch搭載モデルなら複雑なクラッチ操作は不要で心に余裕をもって運転をする事ができました。
運転がここまで簡単だと思ってなかったので、これなら最初から乗れちゃう人は多いと思います。
初心者の鬼門、Uターンや踏切も攻略
しばらく走っていると途中で道を間違え、Uターンで戻ることに。 バイクでのUターンは初心者にとってハードルが高く、ハンドルを切ったまま半クラッチ操作で少しずつ進むため、立ち転けやブレーキの握り転けが多いシチュエーションです。 しかし大さんはHonda E-Clutchのおかげで何の不安もなくUターンに成功しています。 通常半クラッチ操作が必要になりますが、Honda E-Clutchならスロットルを操作するだけで可能なため、難易度がグンと下がります。
他にもストップアンドゴーが必要となる踏切も難なくクリア。 普通なら踏切の中でエンストしたらどうしよう…などの不安がありますが、こちらもHonda E-Clutchならスロットル操作だけでエンストの心配が無いため、一時停止と変わらないペースで走ることができます。
Honda E-Clutchは特に都心で役立つ
しばらく走って都心の大通りまでやってきました。 大通りでは車通りも多く渋滞に巻き込まれることがあります。
こういった場面でもHonda E-Clutchは大活躍!とても初心者とは思えないほど渋滞中の発信・停止もスムーズで、周囲の状況確認に気を配れるほど余裕のある運転ができました。
Honda E-Clutchのおかげでエンストや誤操作への不安が無くなるだけで、心の余裕が広がり視野を広げて運転をすることができました。
バイクに対するイメージも、教習所で感じたイメージよりもずっと乗りやすくて敷居が低いんだと思いました。
運転には慣れたそうなので、ここからは通常通りクラッチを使って走ってみることに。 同じ車体でこの切り替えができるというのもHonda E-Clutchの良いところです。 クラッチを使っても運転はできていましたが、途中一回だけ信号待ちからの発進でエンストしてしまいました。
その後も渋滞に巻き込まれたりしましたが、今回の走行でエンストはたったの一回のみ。Honda E-Clutchの制御が有るのと無いのではかなり違いがあるように思えます。
途中一回だけエンストしてしまいましたが、いつかは自分の力で操作をしてバイクを楽しみたいので、クラッチ操作も徐々に練習していこうと思ってます。
やっぱりこういう道ならHonda E-Clutchの制御を使って走った方が安全に、快適に走れると思います。 でもいつかはクラッチ操作しながら乗りたいので、徐々に練習していこうと思ってます。
Honda E-Clutchはただ便利なシステムというわけではなく、しっかり安全性も意識したシステムだと思います。 複雑な操作を省略することで運転に余裕ができ、バイクをより身近に感じて運転を楽しむことができます。 今回の大さんのように公道デビューをHonda E-Clutchから始めたほうが上達や慣れが早いライダーも多いはず。 ぜひHonda E-Clutchに乗って自由で快適なバイクライフをスタートしてみてください!
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【文/佐藤快(外部ライター)】