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富士山とキャンプ!山中湖,河口湖のバイクで行けるおすすめキャンプ場&グランピング施設

野外で自然と戯れながらゆったりとした時間を過ごせるキャンプは、誰でも気軽にチャレンジできるアウトドアアクティビティです。
普通なら車で行くことが多いと思いますが、大きな荷物や大量の荷物は積みきれない、バイクで行くキャンプというのも普通とは一味違った楽しみがあります。

今回はバイクでキャンプするならおすすめしたい、山梨県にある山中湖と河口湖周辺のキャンプ場をご紹介します!

カフェが併設された広大な敷地のキャンプ場

the 508

山中湖湖畔沿いにあるキャンプ場、the 508はカフェが併設されたキャンプ場。
カフェのある建物で受付を済ませて建物の脇から奥に進むと、広大なキャンプサイトが広がっています。

サイト内はバイク乗り入れOKで、湖畔沿いの道から一歩入ったところには芝生のテントサイトが広がります。

かなり広々としているので複数人のキャンプの際にもおすすめ。
入口から舗装されていない道でサイトに入っていく形になりますが、この芝生のエリアは入口から近いので、舗装されていない道を走りたくないライダーの方はこちらのサイトを利用してみてください。

the 508はテントサイトが3段階に分かれており、先程の芝生のエリアから砂利道を上がっていくと一段上がった2階相当のサイト、一番上が3階相当のサイトとなっていました。
サイトとしてはかなり広く、バイクの乗り入れができるので、上り坂の砂利道も問題なく走れるバイクの場合は更に選択肢が広がります。

2階相当のエリアは木々が生い茂っていて、あまり日の差さないサイトとなっているので、木漏れ日や木々が揺れる音など、森林の中でのキャンプを楽しむことができます。

3階相当のエリアは上に木々が無く開けていて、日中は日が差し込むエリアです。
今回は3階エリアの端っこにバイクと一緒にテント設営してみました。

撮影時は夏の終わりの時期でしたが、夜は涼しすぎて寒いくらいだったので、真夏でも羽織る装備はあったほうが良さそうです。
しかし、都心は半袖でも汗をかくレベルなのに、涼しい空気の中でキャンプができるというのはこのエリアならではのことだと思います。

夜は焚き火をして暖を取りました。
木々に隠れていて日が落ちると湖畔は見えませんが、そこがまた隠れ家感があって良いキャンプでした。

翌朝はバイクで下のカフェまで降りて朝食をいただきます。
キャンプだと朝食は作る場合もありますが、すぐに食べれるカフェが近くにあるならそっちで!という方も多いはず。

the 508 cafeは受付の奥にあり、内装もかなりおしゃれ。
キャンプ場に併設されているカフェですが、カフェだけの利用の方も多く、ツーリングの際に立ち寄ってみてもいいかもしれません。

窓越しに富士山を眺めながらモーニングプレートをいただきます。
まさに朝食に食べたいものが揃っており、量的にもちょうどいいボリュームでした。コーヒーもかなり美味しかったのでおすすめ。

普通にキャンプしてたらこれを作るのに結構時間かかるかもしれませんが、これが下のカフェですぐ食べられるというのはありがたいポイントでした!
元々は、今のキャンプサイトに建てられたバンガローで、創業はなんと1948年なんだとか。

ホテルとしても営業しているので、キャンプの人、ホテル泊の人と別れて楽しむお客さんも多いそうです。

山中湖湖畔沿いにあるので、ここに泊まって翌日は富士五湖周辺をツーリング、というのも計画しやすいキャンプ場です。
是非利用してみてください!

【 the 508 】
 住所:〒401-0502 山梨県南都留郡山中湖村平野508−113
 定休日:なし
 営業時間:シーズン営業。冬季期間(11月第3週~3月第2週) 一部エリアは閉鎖
 チェックイン:12:00〜18:00
 チェックアウト:11:00まで
 レンタル用品:なし
 予約:ネット予約可
 ゴミ:有料(基本料金に含まれている)
▶ the 508の情報はこちら

手ぶらでグランピング体験ができる河口湖のキャンプ場

グランピングヴィラハンズ河口湖

キャンプはしてみたいけど用品とかバイクに積むための装備とか、用意するのめんどくさい!という方にはグランピングという選択肢もあります。

グランピングヴィラハンズ河口湖は宿泊施設から派生した豪勢なグランピングを楽しめる施設です。
バイクをテントの横に停めて、などバイクキャンプとは少し違ったノリですが、着替えだけ持ってほぼ手ぶらでバイクで来ても全て用意されたキャンプが可能です。

ドームテントの内部は普通のテント全く違っていて、ベットが用意されています。
テント内はもちろん冷暖房付き。
冷房はほぼ必要ない温度の地域ですが、真夏でも寒い時期でも快適なアウトドアライフが満喫できます。

さすが今のグランピング施設!と思ったのがドームテントそれぞれに個別のトイレ・シャワーが併設されています。
普通のキャンプ場なら共有となっていますが、時間を気にせず使える専用のトイレとシャワーがあるというのは中々リッチ!

アウトドアには楽しいこともあれば辛いこともあるものですが、グランピングならアウトドアのいいとこだけ楽しむことができます。

グランピングエリアでは火起こしを始め薪割り体験など、スタッフからレクチャーを受けられるアクティビティも用意されています。
これも含めて手ぶらで楽しめるというのは大きいポイント!
人それぞれのアウトドアレベルに合わせて体験できるので、キャンプ初心者の方も安心して遊ぶことができます。

流行りのバレルサウナ体験も可能。
水風呂も用意されているのでキャンプしながら「整う」体験ができます。

宿泊者はコーヒー用にパナジウム天然地下水を汲むことができたり、大浴場には温泉もありました。
これは普通のキャンプ場には中々無い設備だと思います。

グランピングヴィラハンズ河口湖ではグランピング以外にもコテージタイプの宿泊施設もあります。
これがまたおしゃれで、作りは洋風を感じますが、コテージ内部の柱などは日本の古民家から持ってきたものをリメイクするなど、普通のコテージとはレベルが違いました。

泊まるだけでなく、普段とは違った非日常を感じたいという方はこちらもおすすめです。

友達とワイワイキャンプするのも楽しいですが、グランピングはかなり豪勢なのでバイクに乗っている恋人と、もしくはタンデムで、ダブルツーリングデートなど、ちょっとカッコつけたい時などにも利用したい施設です。
グランピングが気になっているという方、是非ツーリング時に利用してみてください!

【 グランピングヴィラハンズ河口湖 】
 住所:〒401-0310 山梨県南都留郡富士河口湖町勝山3283-1
 電話番号:0555-72-8282
 チェックイン:14:00~17:00
 チェックアウト:10:00まで
 予約:ネット予約
▶グランピングヴィラハンズ河口湖の情報はこちら

バイクでのキャンプは車とはまた違った魅力があります。
ガッツリバイクキャンプらしくテントの横に駐車してバイクと一緒にサイトを作るのもありですが、現代ではそういったキャンプスタイルだけでなくグランピングを含めて様々なアウトドアスタイルがあります。

熟練度に関係なく楽しめるアクティビティもあるので、「バイクでキャンプに行く」というキャンプメインなイベントだけでなく、「ツーリングついでにアウトドア」など、ライトな楽しみ方も面白いかもしれません。

バイクでのキャンプが気になっている方、是非富士五湖へ遊びに行ってみてください!

【文/佐藤快(外部ライター)】

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