ホンダの技術を『味わい』に集中させると、ここまでのバイクができるなんて……【ホンダの道は一日にして成らず 第9回/Honda GB350 後編】

電子制御インジェクションでは昔のキャブレター車の味わいは出せない。その定説を完全に覆すアプローチ。2021年モデルの最新バイク『GB350』の味わいが深すぎる!?

GB350は技術で時間を巻き戻す

GB350のスタイルは誰が見たって100%シンプル&トラディショナル。

そこにホンダは『最高の単気筒サウンド』をGB350に搭載してきました。

だけど、それだけじゃない。その音を乗り手が最大限に楽しめるように、GB350はエンジンフィーリングまでも利用しているんです。

一般的に、最新のバイクはスロットルオンの瞬間にリニアに反応して加速することが『レスポンスが良い』として美徳とされますが、GB350は、まさかの真逆のアプローチ。

これ、ちょっとすごいことなんですが……GB350っていうバイクは、スロットルを開けてから、徐々にパワーが湧き上がる感覚なんです

ライダーはスロットルを開けてから、エンジンのパワーが盛り上がってくるのを『待つ』楽しみがある。まるでキャブレター車のようです。吸い込んだ混合気に火が入り、ピストンを押し下げてリアタイヤが地面を蹴り出していく……そんな一発一発の燃焼が生み出す、息の長い加速感が強く印象に残っています。

最新バイクと言えば『スロットルを開けた時の瞬間的な加速感』をいかに演出するか、が今どきの常識。それがスポーツ性を求めるバイクなら、それでOKでしょう。

だけど!

GB350は、これでいい。よくぞこうしてくれた。

そのフィーリングは忘れかけていた、バイク本来のプリミティブな魅力を思い出させます。

風まかせにバイクで走り、心地よい音に包まれる恍惚感。

そして、スロットルを開けた時に感じるものは『湧き上がってくるようなエンジンパワー』のフィーリング。

これは技術によって『待ち』を作り、そこに『調律された音』を組み合わせることでそう感じられるように作り込んでいるのだと頭では理解しています。

だけど身体が感じているのは、そんな理屈なんてどうでも良くなる走り出した瞬間からの気持ち良さです。

それは、決して『速さ』や『エキサイティングさ』を求めたものではないかもしれません。

けれどもGB350の走りには、バイクはこう乗るべし!というような縛りからも解き放たれた、自由気ままな喜びが極めて濃厚です。

その快感、その喜びにスピードは関係ないっていうこと、私自身も久しく忘れていました。

GB350は『エンジン』を味わうバイク

GB350のエンジンは、伝統的なモーターサイクルが持つ深い味わいとフィーリングを持っています。

だけど往年の旧車にありがちなネガティブ要素は最新技術ですべてオーバーライド。

空冷単気筒エンジンの『味わい』だけをクリアに楽しめるように抽出しているんです。

GB350の走りは、純粋な旧車とは似て非なるものです。

テイスティな空冷単気筒バイクとして、独自の世界を確立していると言ってもいい。

あろうことか……2021年のここにきて、GB350は既存のテイスティさを軸にした『新しい味わいの在り方』を提案してきたのだと、私(北岡)は感じています。

まるでキャブレター車のような重厚な手応えがあるのに、今まで感じたことのない洗練されたフィーリングも同居しているGB350の走り。

それはある意味とても『新しい』と感じるものでした。

でもきっと、まだまだこのバイクの味わいの底はこんなものじゃない。

だけど、今の時点でもこれだけは言えます。

GB350は決して『懐古主義』じゃありません。

古き良き時代のバイクの原点的な楽しさを、2021年式にアレンジして提案する。

限りなくトラディショナルバイクに近い味わいの中に、素晴らしい洗練を潜ませた『味わいの新境地』がGB350というバイクの真実。ホンダの技術力、その底力に恐れ入るばかりです……

【文/北岡博樹(外部ライター)】

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