遊園地の遊具からスタートし、今ではライダーはもちろん、バイクに乗ったことがない方でも名前を知っているほど歴史的なバイクとなった「モンキー」。
長年愛された「モンキー」が生産終了となり、その後2018年に排気量を125ccとした「モンキー125」が発売されました。現行のモンキー125も変わらず多くのファンに愛されているバイクです。
そんなモンキー125に今回新色が登場しました!
カラー変更はタンクだけでなくフレームも!
今回新たなカラーは全3色。
普通ニューカラーはタンクやフェンダーなど外装系パーツの色変更のみで、フレームなどは全カラー同じであることが多いんですが、今回のモデルチェンジでは、なんとモンキーの新色はタンクよりも主にフレーム、スイングアーム、細かいところではフロントフォークのアウターチューブからリアサスペンションのスプリングの色まで変更されているんです!
今どき原色の真っ赤なフレーム、真っ黄色なフレームのバイクは数少ないですが、ただでさえ可愛らしい大きさのモンキーなのでレトロでとってもおしゃれ!昔のモンキーを知っている方もグッと来ること間違いなし、これからモンキーに乗りたいと思っている新しい方にも刺さるスタイリングだと思います。
一方ブラックカラーは落ち着いたシックな雰囲気に仕上がっています。
派手なカラーが好みじゃない方、バイクファッションが派手な方はこちらのカラーのほうが使いやすいかもしれません。
全カラーを通してどこか懐かしい雰囲気を感じさせる今回のカラーリング。
ですがそう感じさせるのは車体のカラーだけじゃなかったんです。
チェック柄のシート
今回のモンキーのシートには歴代のモンキーを彷彿とさせるチェック柄のシートを採用。
バナナイエロー、ブラックカラーはブラックとグレーベースのチェック柄の表皮にホワイトのパイピングが施されています。
パールネビュラレッドのシートはチェック柄にもレッドを採用し、レッドベースの柄にホワイトのパイピングという仕様。
バイクのシートというよりちょっとお高いカバンのような高級感ある柄となっています。
バイクをライトに楽しむならモンキー125
モンキーに詳しい方なら知っていることだと思いますが、現行のモンキーは12インチホイールを装着したミニバイクのサイズ感です。
空冷単気筒のエンジンは低速の力強さはもちろんのこと、回転を引っ張ればバイクらしい鼓動感ともに伸びの良い加速が楽しめます。
モンキーのいいところはビックバイクではできない、このサイズならではのバイク遊びができること。
クラッチ付きのモンキーはシフト操作もしっかり楽しむことができ、ミッション車バイクの操る楽しさも感じられます。
しかしこれがビックバイクとなると、ちょっとスロットルを開ければ強烈なスピードが出ますし、街中では精々3〜4速までしか必要ないくらいパワーがあります。
それが楽しいというのもあるんですが、モンキー125は公道で扱い切れるちょうどいいパワーのため、街中を走ったときの楽しさや満足感というのはビックバイクよりもモンキー125のほうが勝っている点も多くあります。
このサイズというのも魅力の一つで、背の高い大きくて重いバイクでは扱いづらくて気が引けてしまう場所でもモンキー125なら「このサイズなら安心できる」と乗っていて感じるので、ビックバイクを乗り継いできたベテランの方でもモンキーの魅力にハマるかもしれません。
バイクをライトに楽しむことができ、ミニバイク本来の魅力を味わうことができるため、初心者からベテランまで幅広いライダーを虜にしたモンキーの魅力は現行モデルでも健在です。
更にオシャレ度が増したモンキー125
今回発表されたニューカラーのモンキー125は2023年9月21日(木)発売開始となっています。
以前からファッショナブルなスタイルだったモンキーは今回のニューカラーでより一層そのキャラクターが強くなったと思います。
乗って楽しむのもアリですが、モンキーのカラーリングに合わせてファッションで遊んでみても面白いかもしれません。
気になった方はお近くのHonda二輪車正規取扱店へ、少し気になる!乗ってみたい!という方はHondaGO BIKE RENTALもご活用ください!
モンキー125:メーカー希望小売価格 440,000円(消費税10%込み)
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【文/佐藤快(外部ライター)】