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ツーリングの必需品! バイク乗りにおすすめしたいスマホの『天気アプリ』はコレ!

雨によって快適さや安全性を大きく左右されるのがバイクの宿命。
今やライダーの必需品とも言える『おすすめの天気アプリ』とそれぞれの特徴をご紹介します。

ライダーにおすすめの天気アプリ5選!

ツーリングの前、ツーリング中の天気の確認、大事ですよね。

晴天と雨では快適さだけでなく、リスクも大きくなるバイクにおいては、安全性を確保する意味でも天気を把握しておくことが重要となります。

そんな時、スマートフォンで簡単に天気をチェックできるアプリケーションは、今の時代におけるライダーの必需品。
だけど使用するアプリケーションによっても予報に多少の違いがあります。そのためツーリング慣れしたライダーは複数のアプリで天気予報を見比べて『天気を読む』のが常套手段です。

そこで今回は、ライダーにおすすめしたい天気アプリをいくつかピックアップしてご紹介します!

定番人気「Yahoo!天気」

Yahoo!天気(Yahoo Japan Corp.)

 

定番の天気アプリともいえる「Yahoo!天気」。

現在地や登録した地域の天気が2日後まで1時間ごとの予報を見ることが可能となっているので、天気の傾向を読みやすいのが特徴。また、約2週間後まで予報が見れるのもツーリング計画を立てる上では嬉しいポイントです。

リアルタイムで雨雲の動きを観測できる雨雲レーダーはツーリングの現場で『この後、ひと雨くるかも?』と感じた時に活用すると、レインウェアを着るタイミングに失敗しません。バイク乗りであれば、まず入れておきたいのが万能に使える「Yahoo!天気」でしょう。

日本気象協会公式アプリ「tenki.jp」

tenki.jp(日本気象協会)

こちらは日本気象協会公式の天気予報専門アプリ。

画面レイアウトデザインはYahoo!天気と似ていて、同じような感覚で使うことができます。

お役立ち情報として、紫外線やPM2.5の量、洗濯ものの乾き具合など便利な機能も魅力的です。等高線を表示する天気図も72時間後まで閲覧でき、日ごとに全国的な天気の解説が読めるので、テレビの天気予報のように言葉でその日の空模様を把握できるのは大きなポイント。わかりやすさが特徴となります。

日本気象協会の歴史は古く、その誕生は1950年。1993年に気象業務法が改正されるまではマスメディアに対する気象情報提供の中心にいた組織だけあって、予報の内容には安定感を感じます。

AIを駆使した超高解像度雨雲レーダー搭載「weathernews」

ウェザーニュース(Weathernews Inc.)

独自のアルゴリズムで1km四方の高精度な天気予報を発表する「weathernews」もおすすめ天気アプリのひとつ。

5分ごとの天気に加え、地域別の見やすい表示方法で天気・気温・風向きまで確認できます。また、気象予報士によるコメントも参考になります。

精度の高い雨雲レーダーを3時間後まで無料で閲覧でき、月額360円の会員登録をすることで最大30時間後までの雨雲の予想を確認することができます。

各地に設置されたライブカメラで、現状の空模様を映像で確認できるのが大きなポイント。これからバイクで向かおうと思っている場所の『いま』を見ることができるのは大きなアドバンテージと言うことができます。

シンプルでわかりやすい「そら案内」

そら案内(株式会社そらかぜ)

わかりやすく扱いやすい、シンプルなユーザーインターフェースで、スマホや天気アプリ初心者にもやさしいアプリが「そら案内」。

現在地と登録した地域の天気予報を閲覧でき、複数のアプリを比較する際には便利です。雨雲レーダーは24時間後の天気分布予報を表示。30分ごとに衛星画像が更新され、現在の雲の位置も閲覧することが可能となっています。さらに「今日/明日の概況」、「今後一週間」の天気に関する情報が文章で解説されているので、先の予定を立てる際には参考になるでしょう。

あまり難しいことを考えずに、シンプルに天気予報として活用したい人に相性が良いアプリです。

ひたすら雨雲だけ追跡するなら「アメフリ」

アメフリ(Shinichiro Shiba)

「アメフリ」は55分後までの雨雲の動きと降水量を確認できる雨雲レーダーを主体とした天気アプリ。

基本的な表示が「レーダー」なため、他のアプリのように「晴れ」や「雨」といった天気の表示がない潔さが好感の持てるアプリです。

ですが、移動の合間にひと目で雲の動きを把握したいバイク乗りには特におすすめのアプリケーション。局所的に降る雨を避けるのにも便利ですが、雲の動き方と降水量の変化で天気の動向を予測できる旅慣れしたライダーに好まれるでしょう。少し玄人向きかもしれませんが、使いこなせれば強い味方になるかも?

アプリを駆使して快適なツーリングを!

ひと昔前では考えられないことですが、昨今はゲリラ豪雨など天気の予測が難しい傾向にあります。そのため複数の天気アプリを併用して判断をしていくのがベター。

アプリによって、いつまで先の天気予報を発表しているか、雨雲レーダーの精度・見やすさなど、仕様が異なってきますので、自分の好みに合うアプリを探してみてください。

もちろんスマートフォンにデフォルトで搭載されている天気アプリも情報源としては有用です。

なるべく多くの情報から天気を判断し、安全快適なツーリングを計画・実行しましょう!

【文:石神邦比古(外部ライター)】

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