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女性ライダーが語るCBR600RRの魅力。乗りやすさと信頼性がバイクライフを充実させてくれた

齋藤未来さんは、色々なバイクを乗り継いで、最終的にCBR600RRにたどり着きました。
乗りやすさや信頼性にとても満足している様子。
どんなキッカケでこのバイクを選び、どんな風に感じているかを教えていただくことにしました。

スーパースポーツに乗りたかった

齋藤さんがバイクに興味を持ったのは、タンデムをしたことがキッカケでした。
「後ろに乗せてもらったら、とても気持ちが良かったんです。それで自分でもバイクに乗ってみたいと考えました。」
すぐに教習所へ通って普通二輪免許を取得。

最初に購入したのは250ccのスポーツバイクでした。
スーパースポーツのデザインが好きなので、他のジャンルのバイクはまったく目に入りませんでした。」
自分のバイクが手に入り、ストリートを走ってみるとあらためてバイクの楽しさが感じられたといいます。
「教習所の中を走っていたときとはぜんぜん違う感覚でした。決められた場所で走るのではなく、自由に走って、好きな場所に行けることが嬉しかったんです。車と違って風を感じられるし、バイクをコントロールすることがとても楽しくて夢中になりました。

色々なところに行ってみたくなり、ロングツーリングにも出かけていくようになります。
静岡や大阪、淡路島とか。ほぼ毎週ツーリングに出かけていました。その頃はバイクに乗っている友達が周囲にいなかったので基本はソロです。」

ビックバイクのトラブルで考えたこと

1年位した時、未来さんは大型に乗ろうと決意します。
教習所に通って免許を取得し、1000ccのスーパースポーツを中古で購入。250から大きなステップアップでしたが、不安はなかったといいます。
どうせ大型に乗るなら、リッターバイクに乗りたいなと思いました。」
パワーがあるので長距離の走行も楽になり、このバイクでも関西方面へ頻繁にロングツーリングすることになります。
ところがツーリング先の香川で、突然バイクのエンジンが壊れてしまうトラブルが発生。
「購入して半年以内だったから修理してはもらえたんですが、しばらく乗っていたらまた壊れてしまって。色々なバイクショップに持ち込んだけれど結局見てもらえませんでした。」
そんなことを繰り返しているうちにディーラーの重要性に気がついたと斎藤さんは言います。
「全部のお店がそうではないと思います。でも中古車屋さんに対しての信頼がなくなったことは事実です。バイクと長く付き合っていくのなら、信頼できるディーラーとの関係を作ることが重要なんじゃないかって思うようになりました。」
次のマシンとして考えたのが、CBR1000RR(SC57)
ホンダのバイクなら壊れないだろうなと思いました。リッタークラスのスポーツバイクだと新車は予算的に厳しくて、中古車になってしまうんですが、前のことがあったから中古車に対しての不安はありました。ドリーム店だと認定中古車もあるんですけどね。無理をして新車を購入するか、中古車を購入するか悩んでいました。」
そんな時、ホンダドリーム川崎宮前で試乗会が開催されていることを知ります。
人気車種を集め、バイクを乗り換えながらグループでショートツーリングする企画を定期的に開催していたのです。

CBR600RRの乗りやすさを知って乗り換えを決意

「その試乗会でCBR600RRに乗ったんですが、それがとても乗りやすかったんです。調べてみたらCBR1000RRの中古車を購入するのと同じくらいの価格で新車が購入できることが分かりました。それからCBR600RRが第一候補になりました。」
当初購入を考えていたCBR1000RR同様センターアップマフラーを採用したデザイン足つきが良かったのも重要なポイントでした。
斎藤さんはリッタークラスのスーパースポーツに乗ると踵が浮いてしまうことが多いそうです。
でもCBR600RRは、シートがそれほど高くないことに加え、タンクやシート幅が絞られているので見た目以上に足つきが良いのです。
両足がべったりとつく足つき性のおかげで、実際に乗ってみた時にとても安心できたと言います。
ドリーム店のスタッフの対応も購入を決断する後押しをすることになりました。
いつ行っても対応が良かったんです。実は彼がアメリカ人で、CBR1000RR-Rに乗りたいと思って色々なお店をまわったら、登録が面倒だからと断られまくっていて。快く対応していただけたのはドリーム店さんだけでした。そんな様子を見ていたから『面倒なことでも嫌な顔一つせずに動いてくれるお店って良いな』と思っていたんです。」
バイクの魅力、ドリーム店の対応と信頼感など、色々な様子が積み重なって、斎藤さんはCBR600RRを新車で購入することを決めたのです。
オプションとして選んだのはクイックシフター
バイクをコントロールすることを楽しみたいと考えている斎藤さんにとっては、必須の装備でした。

600だからこそライディングが楽しい

「リッターバイクからの乗り換えだったので、当然パワー感はあまり感じませんでした。でも逆に回して走れるのは楽しいです。リッターバイクだと結局ストリートでパワーをフルに使い切ることはできませんから。そこがとても新鮮でした。」
軽快なハンドリングが楽しいので、以前にもまして出かける頻度が高くなり、休日になると友人達とワインディングに通うようになります。
CBR600RRに乗って2年になるという斎藤さんですが、その乗りやすさと安定感にはとても満足していると言います。
安定しているし、とても乗りやすいから精神的にも余裕ができるんでしょうね。だからなのか、このバイクに乗るようになってヒヤリハットみたいなことが一度もありませんABSの効きも安定しているので、とても安心して走ることができます。
そろそろ違うバイクへの乗り換えも検討しているのかと思って聞いてみると、まったく考えていないのだと言います。
今のバイクに十分満足しているし、不具合がなく安心して乗っていられるから、買い替えはまったく考えていません。でも今までスーパースポーツしか乗ってきていないから、チャンスがあったら、ビッグネイキッドには少し乗ってみたいなとは思いますね。」

今後はサーキットを走ったり、行ったことがない場所へもっとツーリングをしたいという斎藤さん。
まだまだCBR600RRとの時間は続いていきそうです。

【文/後藤武(外部ライター)】

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