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クルージング性能がアップ?!『スーパーカブ C125』は街乗り以上に下道ツーリングが楽しい!【原付二種で楽しむホンダのバイク! 第7回/スーパーカブ C125 後編】

ロングストローク化されたエンジンで長距離移動も快適に!
スーパーカブ C125(Super Cub C125)はツーリングも楽しいシティコミューターに生まれ変わった!

モダン、トラディショナル、エレガント…
どの言葉もピッタリ当てはまる最強カブへ

ビジネスシーンや配達業で培われたカブシリーズの扱いやすさや快適さはそのままに、エンジンのロングストローク化でトルクを生かした上質な乗り味に生まれ変わった「スーパーカブ C125(Super Cub C125)」。

そんな新しいエンジンに加えて、カブシリーズの誕生から60年以上も培われたタフな車体と、日本の道で鍛えあげられた俊敏な足まわりが備わっている スーパーカブ C125は、もはやシティーコミューターとしての枠に収まらないバイクに生まれ変わっていました。

そこで今回は市街地を抜け出して、ガソリンを使い切るまでツーリングに出かけてみたいと思います。

前回の街乗りで一番に感じていたのは「このエンジンなら絶対、長距離のツーリングも楽しめるはず!」ということ。

新しいエンジンは高回転域で気持ち良く伸びてくれるようになり、シフトフィーリングにも余裕が生まれているので、これまで以上に疲れないバイクになっていると感じたからです。

ストップ&ゴーが多い都市部を抜け出して、交通量の少ない郊外の幹線道路を走ると、新型エンジンの快適さが更に伝わってきます。

これまでのスーパーカブシリーズは、ツーリング向きと言うより、シティーコミューターとして作り込まれているものだと思っていましたが、新しいエンジンはとにかく扱いやすく、ストレスなく交通の流れに溶け込むことができます。

しかも、余裕を感じながらもテイスティな雰囲気で走れるようになっているんです。

エンジンの摩擦抵抗や振動がウソのように少なくなり、気がつけばあっという間に法定速度の60km/hに達してしまいます。

それでいて、スーパーカブシリーズらしい乗車姿勢のゆとりあるライディングポジションで走れるので、まるでツーリングバイクのような「クルージング感」まで感じるほどなんです。

新エンジンで長距離を走ってみるまでは、まさか125ccの原付二種モデルのバイクに“クルージング”という言葉を使いたくなるとは思ってもいませんでした(笑)。

そして、少し長い距離を走ったことで、もうひとつ感じたことがあります。

それはどんな道でも安定して走ることができる「足まわり」です。

フロント70/90-17、リア80/90-17の細くて大きいホイール径は、まるで自転車に乗っているかのように軽快なハンドリングで、どんなスピード域からでも気兼ねなくコーナリングできます。

フロントにABSが標準装備されたことを除き、従来モデルから足まわりに大きな変化はありませんが、配達業やビジネスシーンなどで長い間培われた快適性能を引き継いでいます。

クルマが1台やっと通れるような狭い道でも、快適に走れますし、細くてホイール径の大きいタイヤでクルクル曲がれるのに、直進安定性も全く損なわれていない。

これはスーパーカブシリーズだけが持っている不思議な走行フィーリング。

信号が多い街中でも、交通量の少ない郊外の道でも抜群の快適性能を持っています。

いくつかの山を越え、気がついた時には燃料がほとんど無くなっていました。

この時点までの走った距離を見てみると、すでに190km越え。

正直、125ccの原付二種モデルのバイクで200km近い距離を走るのは、結構疲れるはずなんですが、同じ距離を家まで帰れる余裕がまだまだ残っていました。

「スーパーカブ C125」は下道を200km走っても全く疲れない

エンジンのロングストローク化で、街中でもツーリングでも余裕のある走りが可能になったスーパーカブ C125。

これまでの快適性能はそのままに、更に長距離の移動がラクになったことで、シティーコミューターの枠を飛び出して、長距離のツーリングも楽しめる上質な1台に進化していました。

125ccの原付二種モデルで200kmを走っても全然平気だったのは、スーパーカブ C125が初めてです。

見た目こそ大きく変わっていませんが、走りは完全に別モノ。
乗り味や快適性能が大きく変わったスーパーカブ C125は、これまで以上の『満足感』を与えてくれるバイクに進化したと言っていいと思います!

【文:岩瀬孝昌(外部ライター)】

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