排気量の大きなバイクは楽しい! でも実際は忙しくて乗れていない……もうちょっと気軽に乗れるセカンドバイクあったらいいのに! そんな人に『モンキー125はどうなのか?』を乗って真剣に考えてみました。
愛車を手放すつもりはないけど『気軽なセカンドバイク』が欲しい
なってみるとわかる(ならないとわからない)けれど大人ってけっこう忙しいです。仕事もだけど、家のことだってやることがたくさんあって、休日だって満足に『自分だけの時間』なんて取れません。振り返ってみると、10代~20代の若いころは「なんであんなに時間があったんだろう?」と不思議になるほどです(笑)
昔は抱えてるものが少なかったからナァ……なんて遠い目をすることもしばしばですが、そうなると必然的に趣味としてバイクに乗る時間も減りがちになります。
そうして「なかなか乗れないナァ……」なんて思っているうちに月日は流れ、気が付けば愛車との年間の走行距離が1000km未満なんてことに。いやいやそんなことないでしょう!? と思うかもしれません。でも実はけっこういるんですよ……特に大型バイクの所有者には!

趣味でロングツーリングなんて数年に一度あるかないか……
そして実を言いますと、恥ずかしながら私(北岡) もそのひとり。私の場合は仕事でバイクに乗るので少し特殊な環境ですが、先日バイクの任意保険の更新で愛車の年間走行距離を尋ねられて時に絶望しました。
だが手放すつもりはない! 好きだから! でも時間はないのだ!
そこで思ったんです……だったらもっと気軽に乗れる「ちっこいやつ」があったらいいのでは? と。イメージとしては排気量125ccまでの原付二種。理由はファミリーバイク保険が使えるから。それでいて大人が「趣味として乗ってる」感じのやつがいい。いい歳して子供っぽいのはもう嫌だしね(←けっこう大事)。
そこで辿りついたのがこちら……

王道『モンキー125』です!
理由はシンプル。まずMT(マニュアルトランスミッション)だから。それにカスタムパーツもたくさんあって買った後に『イジる楽しみ』が味わえそうだし、何よりHondaのモンキーシリーズは『大人のセカンドバイク』として愛され続けてきた実績がある。モンキー125なら間違いのない選択のはず……そう思って改めて乗ってみることにしました。
まぁ最高出力は9.4馬力だし、この見た目だし、走りにはそんなに期待してないけど(笑)
第一印象:けっこうちゃんと『バイク』してる!?
ちなみに言うと私、モンキー125には過去に1回だけ乗ったことがあります。その時は街乗りでちょっとだけ。たしかモンキーシリーズが125ccに生まれ変わったばかりのタイミングだったはず……もうずいぶん古い記憶なので細かいことはあまり覚えていません。だけど今回、改めて乗って思った。

失礼ながら『けっこうちゃんと“バイク”してるんだな』と。
私自身も以前にモンキー125に乗った時から、色々と(仕事で)バイクに乗って「ライダーとしての蓄積」は増えたと思っています。言ってしまえば長く乗ってるだけなのですが、それでも感じられるものは増えていくんです。それで今回のモンキー125ですが……

まずエンジン。最高出力はたったの9.4馬力。でもそのパワー感が意外とおもしろい……いちおう大型バイクも所有している身なので「速い」とは思いませんが、モンキー125のエンジンはきちんと力強いし面白いです。街乗りを見据えて低~中速域に振ったトルク型エンジンなんでしょうけれど、一般道では特に不満はなし。
それどころか各ギアをきちんと高回転まで引っ張ってからギアチェンジする感覚が楽しかったくらいです。大型バイクだと走り出したらすぐコンコンッ!ってシフトアップしちゃいますからね。125ccクラスにはCB125Rのようなフルサイズの本格派スポーツもありますけど、それともちょっと違う感じでした。

アクセルと大きく開けてグワーァッ!と引っ張っていって、いい感じのところでシフトアップ。そこからもういっちょアクセルワイドオープン! ぼちぼち速度がノッてきたかな? と思ってクルージングに移行し、ちらりメーターに目をやると……
時速50km台だった(笑)
実速度はあんまり関係ないみたい。感覚としては「けっこうやってる感じ」で走らせていたつもりでした。だけど実際は平和な速度で、逆にそれに笑っちゃって。
これ……わりといいかも?

さらに交差点では大型バイクに慣れ切ったズボラさが炸裂して、速度に合わせたシフトダウンを怠ってしまい妙にギクシャクしてしまったりも。そうだった忘れてたちゃんとギアを落とさないと!?
これは……なんだか色々と新鮮で楽しいんだがッ!?
そして気分的に『ちゃんと走らせてみたい』と思うようになりました。ああ、でも高速道路は乗れないからナァ。まぁそこは「眠らせている愛車」の守備範囲か……セカンドバイクとして考えるなら逆にきっちり区別できていいかもしれないです。これが250ccとかだと、そっちばっかり乗るようになっちゃいそう(笑)

なので、行ける範囲でモンキー125を『ちゃんと走らせられる場所』を連れ出してみたところ……なるほど。
モンキー界隈でよく聞く『ベテランのバイク乗りほど逆にハマる』という理由がわかったかもしれない。たぶんモンキー125は『かわいくて気軽』だけじゃないです。実は走らせてナンボのバイクなのかも? そう感じた理由は【続編】にてお伝えさせて頂きます!
【文/北岡博樹(外部ライター)】



















