『ADV160』は高速道路の走行もでき、日常の足としての使用だけでなく週末のツーリングマシンとしても活躍するバイクです。
スクータータイプでは珍しいアドベンチャーも視野に入れた車体のため、ただのスクーター以上の遊び方ができます。

そんな『ADV160』ですが純正アクセサリーが豊富に用意されており、活用することでもっと便利に使うことができます！
今回はそんな便利なアイテムの一部をご紹介します！

種類様々なトップボックス

トップボックス 35L

※画像は旧モデルカラーへの装着です。

まずはバイクの積載力を上げるトップボックス。
スクータータイプのバイクはシート下にラゲッジボックスがあり、ある程度の積載は確保されていますが、日常の足として『ADV160』を使った場合、日によってはラゲッジボックスだけでは収まらない荷物量になってしまうこともあるかもしれません。

トップボックスはバイクのリアキャリアに取り付けることで、ラゲッジボックスとは別に35Lの容量を確保できるアイテムです。
日常の移動での荷物はもちろん、買い物の荷物や、泊まりのツーリング時の積載にも役立ちます。

使う選択肢が多く見込める『ADV160』だからこそ、いざというときに備えて付けておきたいアイテムです。

トップボックス 35L スマートキーシステムタイプ

※画像は旧モデルカラーへの装着です

ADV160のキーは従来の物理的に抜き差しするタイプではなく、運転手が身につけているだけでイグニションのON/OFFができるHonda SMART Keyシステムが採用されています。
乗車時や積載時にわざわざキーを取り出して挿して、という手間は無いわけですが、車体に取り付けられたトップボックスは別のキーになっています。

このトップボックス スマートキーシステムタイプはHonda SMART keyシステムと連動するタイプとなっており、トップボックス取付ベース下のスイッチ操作でボックスの解錠が行えます。
フルフェイスヘルメット1つが入る容量なので、駐車時はメットインスペースではなくボックスにヘルメットやグローブを収納しておくことも可能。(ヘルメットの形状によっては収納できない場合があります)

車体からボックスを取り外した際にも開閉ができるキーシリンダーも内蔵しているため、スマートキーと合わせてどちらでも開閉できるようになっています。
キーの煩わしさが無いだけでかなり違いは大きいので、せっかくスマートキーのバイクに乗ったならボックスでもキーを使わず、スマートに開閉したいという方におすすめのボックスです。

トップボックス 38L

※画像は旧モデルカラーへの装着です

『ADV160』のアドベンチャースタイリングを強めてくれるボックスがこちら。
トップボックスは基本車体の雰囲気に合わせた黒いボックスが一般的ですが、このトップボックスは、大型アドベンチャー車に装着されているようなアルミパニアケースの雰囲気が踏襲されており、リアから見た時の迫力やスタイリングが変わります。

オフロード走行も視野に入れたADV160だからこそ、こういったスタイリングも重要なポイント。
容量も38Lとトップボックスの中でも大柄な部類なので、日常的なシーンだけでなく、高速を使った遠方ツーリング時にも心強いアイテムとなっています。

こちらのトップボックスもフルフェイスヘルメットを1個収納可能の容量となっているため、車両にマッチしたスタイリングを保ちつつ、収納面もしっかり確保できます！(ヘルメットの形状によっては収納できない場合があります)

単品でも使えるリアキャリア

※画像は旧モデルカラーへの装着です

トップボックスはリアキャリアを取り付けてそれにマウントする形になるため、ボックス取付時には必要になってくるリアキャリア。
キャリアを取り付けてボックスに収まる荷物なら問題ありませんが、泊まりのツーリング時など、別の積載ラゲッジを使ったり、箱タイプの荷物を積載したい場合もあるかもしれません。

その場合はボックスを取り外してリアキャリアに荷物を積載して縛る、というのも安定した積載ができます。
リアキャリアを使わないとこの位置に荷物の積載はできないため、テントやタープなど縦横に長いものを積む際に便利で、シートに固定するよりも安定した積載ができるようになります。（荷物の積載制限、荷物の飛び出しには十分ご注意ください）

冬場の手元を支えるスポーツ・グリップヒーター

厳しい冬場のライディング時、特に手先は走行風が直接当たってくるため、長時間の走行や高速走行時は過酷なものがあります。
そんな手先を運転しながら暖められるのがグリップヒーター。

「所詮手先だけでしょ？」と思うかもしれませんが、グリップヒーターから熱を得ることができると、手先はもちろん、手先を通じて身体全体を循環する血液を温めることができるため、手先だけでも長時間の運転時は辛さが大きく変わってきます。

個人的な意見ですが、グリップヒーターを付けておけば、最悪ジャケットなどは多少薄着だとしてもしばらくの間は走れる、と感じてしまうくらい、グリップヒーターの恩恵は大きいものです。

スポーツグリップヒーターは通常のグリップと同等の太さで温度を5段階で調整ができ、電圧異常時は自動でOFFとなりインジゲーターで知らせてくれるというスグレモノ。
街乗りだけでなく様々な走行シーンが考えられる『ADV160』だからこそ、備えておきたいアイテムです。

キーホルダー感覚でキーを彩る「Honda SMART Key エンブレム」

物理的な抜き差しのいらないスマートキーを採用しているADV160ですが、スマートキー自体をカスタムするパーツも用意されています。スマートキーは運転手が身に着けていれば反応してくれるため、別のキーなどと一緒に付けて、腰からぶら下げるというのもよく見る光景です。
通常ではただのキーですが、カスタムすればアクセサリー、キーホルダー感覚で身につけることができ、バイクを降りて離れている場所でも乗っていることをアピールできるので、それきっかけで話が膨らむなんてこともあるかも？！

スマートキーのバイクはかなり便利なので、ぜひスマートキー自体も専用エンブレムを使って好みにカスタムしてみてください！

カラーはレッドとブラック/ハニカム柄と2色設定。車体色との合わせや好みによって選んでみてください。
通常のキーと比べて高級感が出るため、「バイクに乗っている」という所有欲を満たせるアイテムとしても期待できます。

可能性が広がる純正アクセサリー

『ADV160』は様々な使い方、遊び方が見込めるスクーターですが、純正アクセサリーを活用することで、その可能性をもっと広げてくれるはずです。
街での使用だけでなく、高速道路にも乗れる排気量なので、キャンプツーリングやロングツーリングも想定してアイテム選びをしておくと、いざ思い立ったときにやりたいことをサポートしてくれるバイクです。

頼れる相棒をもっと強化して、『ADV160』が見せてくれるバイクライフを満喫しましょう！

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※モニターやご利用環境により、実際の色味と若干異なる場合がございます。予めご了承ください。
【文／佐藤快（外部ライター）】