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仲間とのツーリングはインカムがおすすめ! コスパ重視の安いインカムでも『安全面』で役に立つ!【バイクライフ・ステップアップ講座/インカム 編】【Safety】

走りながら音楽やナビの音声を聞けたり、仲間との会話も楽しめるインカムって本当に便利! でも実はマスツーリングの時、けっこう『安全面』でも役立ったりするんです。

バイク用インカムはマスツーリングの必需品かも

気心の知れたバイク仲間と一緒に走るのは、ソロでツーリングするのとはまた違った楽しさがあって最高!

だけどソロで走る時とは勝手が違うこともいくつかあります。その最たるものは『走行中は基本的に意思疎通のための会話ができないこと』です。

そのため複数台でツーリングしている時は、仲間の誰かがトイレに行きたくなったり、眠くなったりしても気が付きにくい……

そんな問題を一気に解決してくれるのが『バイク用インカム』です。

バイク用インカムで一緒に走る仲間とつながっておけば、一緒に走る仲間と走行中に会話して楽しさを共有できるだけじゃなく、疲れやトイレなどで『すこし休憩したい』っていうことを走行中でも伝えることができます。もしくはマスツーリングのリーダーを務める人が『みんな大丈夫? トイレは? 眠くない?』って仲間を気遣ってあげることもできるんです。

バイクの運転は集中力が大事ですから、何かを『我慢』しながら走るのは安全面でもおすすめできません。それに、意思疎通だけでなく『危険の共有』にも役立ったりするんです。

例えば、休憩した後に再び走り出す時なんかもそう。

バイクに慣れたベテランライダーでさえ、複数台のバイクを引き連れて走るのはけっこう大変なことで、何らかの『危険要素』をうっかり見落としてしまうことだって無いとは言えません。だけどインカムで仲間とつながっていれば『ちょっと待って、左からクルマ来てるよ!』など複数人の目で安全確認をすることができるようになります。

それにツーリング中、後続の仲間が信号で止まって隊列が二分されてしまっても『赤信号なので止まります!』ということを伝えることができるんです。

実はこれもけっこう重要で、特にバイク初心者・ツーリング初心者の頃は『信号で止まって、万が一そのまま置いていかれちゃったら……』という不安や『仲間に迷惑をかけたくない』なんて気持ちから、ちょっと無理して交差点へ進入してしまいがち。かなり危険です。

だけどそれもインカムがあれば問題なし。『信号、止まるね~!』ってひと声かければいいだけになります。そうすれば隊列を先導するリーダーは『ちょっと先の停まれるところで待ってるから!』と速やかに指示して、結果的にみんなを安全に導くことができるんです。

最近はインカムも種類が増えてきて、異なるメーカーのインカムでも複数人で同時接続できる機能を持つものが増えてきました。もちろん性能により価格もピンキリですが、信頼できるメーカーの製品であれば、コスパ重視のモデルでも十分に機能します。

バイク走行中のインカムの使用は、仮に周囲の音が聞こえなくなるほどの大音量で音楽を聴いたりすれば、走行中のリスクが増す原因にもなりかねません。だけど常識の範囲内でリスクヘッジをしつつ、適性に活用すればマスツーリングの安全運転にも大きく貢献するんです。インカムに限った話じゃありませんが、使う人・使いかた次第です。

気心の知れた仲間とのツーリングは楽しいもの。そして、その楽しさは『みんなが無事に家まで帰ること』が大前提です。

そのためにもマスツーリングでは、うまくインカムを活用してみてください。きっとこれまで以上に楽しく、スマートなツーリングができるようになると思いますので!

【文/北岡博樹(外部ライター)】

HondaGO BIKE GEARには、バイク用のインカム(B+COM SB6X シングルUNITのみ)のお取り扱いもございます。好きな音楽やナビの道案内を聴きながら会話したり、グループ通話でツーリングを楽しんだり、バイクライフをより楽しく、安心に♪バイク用インカム、取り入れてみてはいかがでしょうか?

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※記事掲載のインカム・ヘルメットはHondaGO BIKE GEARでのお取り扱いはございません。何卒ご了承ください。

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