CB125R、乗ったことありますか?
2018年にデビューした初期型に乗った時「面白いっ!」と感動。CB125Rでのツーリングは今なおワタシの記憶に深く刻まれています・・・。
CB125Rは「普段着感覚で気軽に楽しめる」だけでなく「しっかりスポーツできる性能」を持ったバイクで、今から10年前では想像がつかなったくらい高次元な性能を持つ原付二種だと言えるでしょう。
そんなCB125Rが、2021年にモデルチェンジ!
2021年4月の発売から10か月以上経ちましたが、プロ目線ではなく街乗り中心の一般ライダー目線で軽くインプレしたいと思います。
まずは、新旧CB125R比較
詳しい情報は車両情報ページを見ればわかりますので割愛(笑)
初代モデルとの違いだけを列記します。
・フロントフォークが軽量・高性能なSFF-BPにグレードアップ(アウターチューブはシルバー → ゴールドに)
・エンジンがSOHC2バルブ → DOHC4バルブ
・出力9.8kW(13PS)最大トルク10N・m → 11kW(15PS)最大トルク12N・m
・ホイールのカラーがブラック → ブラウン系カラーに
その他にも画像を見れば分かりますが、配色が多少変化しています。
CBR125の魅力
乗ってみるのが一番分かりやすいですから、レンタルバイクを利用して欲しいところですが、とりあえず私がCB125Rに乗って感じたところを簡単にお伝えしましょう。(HondaGO BIKE RENTALのご利用お待ちしてます♪)
見た目がカッコいい
ひと昔前の125ccは、なんとなく廉価版のようなイメージを持つ車両が少なからずありました。価格を抑えるということで走りはもちろん、デザインにも影響が出ちゃいますから“超絶カッコいい原付二種スポーツ”ってあまり無かったように思います。
ですが、CB125Rは文句なしにカッコいい。
もちろん、人には好みがありますから100人中100人にウケるとは言いません。でもフレームと外装パーツが織りなす立体的な造形は、お見事!と言わざるを得ない出来栄えだと思うのです。
そして、走りを支える各パーツ類も非常に良質なものが使われています。足まわりなんてゴールドアウターチューブのフロントフォーク(ショーワ製SFF-BP倒立フロントフォーク)をはじめ、良くこんなデザインのホイール履かせたな、って感心します。125ccですよ、これ。
みてください、この質感・・・(写真で伝わりますか?)
フルLEDの灯火類などミドルクラスレベルにも引けを取らない装備。
特徴的なショートタイプのサイレンサーはCB250Rと並べると「こっち(125)の方が好き!」という声も。
CB125Rはストリートファイターっぽくて、ワタシは“好き”です。
走りがいい
一般道であればこんなに楽しいバイクは無い!と言い切りたいほど楽しい。
単気筒125ccと聞けばトコトコ走るイメージを持つ方もいるかもしれませんが、DOHC4バルブのエンジンはレッドゾーン(11,000回転!)までブワァーーッと気持ちよく回ります。「回せる」のではなく「回る」です。
コーナリング中も足まわり含めた車体がしっかりしているのでしょう、グッと踏ん張って安心感いっぱいなのです。
そこそこのスピード域で巡航していても、エンジンは元気だし、車体はしっかりしているし、これホントは軽二輪(126cc〜250cc)じゃないの?と疑いたくなるほど。
お世辞じゃなくて本当にそう思います。
また、高回転型のエンジン(DOHC化)ということで、低速域での力不足に悩まされるのでは?と心配したのですが、これがびっくり。2速発進も楽々で、街中だったら4速ギアだけでもなんとかなっちゃうくらいのイージーさ。
正直125ccのDOHCエンジンってこんなに扱いやすいんだ、って驚きました。
軽い
大型バイクは200kg超えが当たり前になってきましたが、CB125Rは装備重量130kgと非常に軽量。
街乗りで重要なのは「取り回しのしやすさ」ですが、もちろん合格点。
駐輪場での切り返しや出し入れもとても簡単でした。
通勤通学や買い物などに使う時はこの軽さが大きな武器になりますからね。
CB125Rは良き
CB125Rは原付二種の枠を超えた楽しさを感じることができる、本当に楽しいバイク。
所詮125ccでしょ?って思っているなら、やっぱり一度乗って欲しいです。目からウロコの驚き体験ができるに違いありません。ワタシが実際そうでしたから・・・
原付二種をメインバイクにしちゃっても良いかな?と本気で思える一台だと思いますよ~。
【文/井上修示(外部ライター)】