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【トライアル】全日本トライアルV11チャンピオン “ガッチ”!ところでなんでガッチって呼ばれてるの?

(お詫び)
小川選手の愛称について、事実関係の正確性に欠ける部分がございました。
小川選手はじめ、関係各位、読者の皆様に深くお詫び申し上げますとともに、訂正させていただきます。

去る11月13日(土)、TEAM MITANI Hondaの小川友幸選手が 全日本トライアル選手権 国際A級スーパークラスでチャンピオンを獲得しました。
しかも、ご自身が持つ記録を更新する9年連続通算11回目のチャンピオン!!
本当に凄いですね。

小川選手は、“ガッチ”の愛称で親しまれていますが、その理由を皆さんご存知でしょうか?

【ガッチ】の名前の由来は、そのライディングスタイルに?!

幼い頃、チームメイトから名付けられた【ガッチ】という愛称。
小川選手のライディングスタイルは、静かで美しいフォームからのダイナミックで素早く的確な動き、流れるように自然で無理を感じさせない、まさに「ネコ科」を彷彿 とさせる・・・と言われています。

イタリア語で【Gatti:ガッチ】は“猫”のこと。
偶然の一致?!とはいえ、トライアルライダー小川選手にピッタリの愛称ですね。

▶小川友幸選手 公式サイトはこちら

 

幼少期からのライバル、世界チャンピオンの藤波貴久選手(フジガス)が、アクセル全開で豪快に駆け上がるライディングスタイルであるのに対し、小川選手のライディングは、エンジンを極力回さないで「その坂を登るのに、ちょうどいいエンジン回転」で登るのが特徴。178cmの長身と長い手足を使った、しなやかでスムーズなライディングは、「世界一綺麗なライディング」と呼ばれることもあります。

全日本トップが集まるIAスーパークラスのセクションは超絶難易度設定ですが、ガッチはスムーズにクリアしていきます!

こんな垂直の壁も登ってしまいます!バイクに乗っている方も、そうでない方もガッチの走りを初めて見たらカルチャーショックを受けるかもしれません?!

ぜひ 生で見てほしい!ガッチのしなやかな走り!

小川選手のファンになり、全日本トライアル選手権をすべて応援に行くだけでは飽き足らず、なんと、国別対抗戦『トライアル・デ・ナシオン』が開催されたポルトガルにまで駆け付けたファンもいます!
(国際大会の配信なのに、「ガッチがんばれ~!」と声援が聞こえました)

それくらい、人を惹きつけ、魅了する走りを見せるガッチ。

来シーズン、節目の10連覇と史上最多12回目のタイトル獲得を目指し、きっと、大胆かつ繊細な走りでファンを魅了してくれるでしょう。
来シーズンも応援をお願いいたします。

来年はぜひ、全日本トライアル選手権を生で観戦し、生でガッチのしなやかな走りを見てみてください。

小川選手の詳しいプロフィールはこちら
レースレポートで、2021年全日本トライアル選手権を振り変える

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