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【安全運転】春ツーリング前に知っておきたい! 安全に楽しむための7つのポイント

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冬の寒さが和らぎ、いよいよバイクシーズンの到来を感じる季節となりました。冬の間バイクに乗れず、春の訪れとともに「そろそろツーリングに出かけたい」と考えているライダーも多いでしょう。暖かな日差しの中を走る春のツーリングは格別ですが、実はこの時期ならではの注意点も少なくありません。冬の影響が路面や車両に残っていることも多く、油断するとトラブルや事故につながる可能性もあるからです。安全で快適な春ツーリングを楽しむために、出発前に押さえておきたいポイントを紹介します。

Point1 冬明けのバイクコンディションを確認

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春は久しぶりにバイクに乗る人も多く、車両トラブルが起こりやすい時期になります。走り出す前に、以下のポイントを確認してください。寒い時期に乗る機会が少なかった、まったく乗らなかったという人もいるでしょう。しかしバイクは乗っていなくても劣化が進み、思わぬ不具合を抱えていることがあるのです。

タイヤ

とくにチェックしておきたいポイントがいくつかあります。まずは“タイヤ”。気温が低い時期は空気圧が下がりやすく、そのまま放置していると規定値より大きく低下していることもあります。空気圧不足はハンドリングの悪化やタイヤの偏摩耗につながるため、出発前には必ず適正値に調整しておきたいポイントです。また長い間動かしていなかった場合、タイヤに偏った摩耗やひび割れが出ているケースもあるため、溝やゴムの状態も確認しておくと安心です。

バッテリー

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次に確認しておきたいのが“バッテリー”です。冬の間にバイクを動かさないと自然放電が進み、セルが回りにくくなることがあります。エンジン始動時のセルの回り方が弱いと感じたら注意が必要。ツーリングに出かけようとしてもエンジンがかからなかったり、途中でバッテリーが上がってしまうと予定が大きく狂ってしまうため、不安があれば充電しておくか、交換を検討しておくといいでしょう。

また、ブレーキの効き具合やチェーンの状態(油分・サビ)、灯火類の点灯確認など、基本的な点検も忘れずにやっておきたいポイントです。

ブレーキ

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チェーン

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灯火類

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Point2 気温差を意識したウエアの準備

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春ツーリングで意外と見落としがちなのが“気温差”。日中は暖かく薄着で出発しても、その服装では夜に寒くてこごえてしまうということも少なくないのです。とくに3〜4月は昼と朝晩の気温差が大きく、走行中に体が冷えてしまうケースもあるのです。体温が下がると集中力が低下し、判断力にも影響が出たり、とっさの操作ができなかったりと、安全面でも注意が必要になります。

ツーリングの際は、インナーなどを用意して調整できるようにしておくことがポイント。薄手の防風インナーやネックウォーマー、レインウエアなどを携行しておくと、寒さ対策として役立ちます。また山間部へ向かう場合は、平地よりも気温が低くなるため、もう一段階暖かい装備を準備しておくことをオススメします。そのためバックパックを用意したり、バイクにバッグ類やケース類を装着して、荷物を収納できるようにしておきましょう。

 

Point3 春特有の路面コンディション

 

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路面状況にも注意が必要です。道路には冬の間に蓄積したさまざまなモノが残っているからです。代表的なのが凍結防止剤、いわゆる塩化カルシウム。白っぽい粉が路面に残っていることがあり、濡れると滑りやすくなります。さらに道路脇に溜まった砂や小石、落ち葉が路面に広がっていることも多く、とくに見通しの悪いコーナーだと、突然落ち葉などが目に入っても避けられずに通過し、転倒することもあるので注意してください。春のワインディングでは、路面状況を推測して「何か落ちているかもしれない」という姿勢で、より慎重に走るようにしましょう。

 

Point4 山道では凍結の可能性

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ツーリングの目的地に行くまでに山道を走る予定があるなら、路面凍結の可能性も頭に入れておいてください。春になったとはいえ、標高の高い地域では、まだまだ冬のコンディションであることも。とくに峠道は日陰部分の路面が凍結していることもあり、油断は禁物。朝早い時間帯は路面温度が低く、凍結が残っている可能性も高いため、ハイペースで走るのは避けましょう。標高の高い場所へ向かう場合は、事前に道路情報や天候を確認しておくと安心です。

Point5 花粉対策

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春ならではの悩みが花粉。花粉症のライダーにとっては、ツーリングの快適さを大きく左右する問題です。走行中にくしゃみや目のかゆみが出ると集中力が落ち、危険につながる可能性もあります。花粉対策メガネやマスクを活用しましょう(マスクをする場合はシールドのくもりにも注意)。薬を服用する場合は、眠気の出にくいタイプを選ぶなど、安全面にも配慮してください。

Point6 春は風が強い

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春は風の強い日が多い季節です。低気圧の通過などの影響で横風が強く吹くことがあり、とくに橋の上や海沿いの道路では車体が大きくあおられることがあります。トンネルを出た瞬間に強風を受けることもあるため、余裕を持った速度で走ることが大切。軽量なバイクや風の抜けが悪いバイクほど影響を受けやすいため、風の状況には注意を払っておきましょう。

Point7 春はまだ日没が早い

春とはいえ4月はまだ日照時間が短く、夕方になると急に暗くなります。ツーリングではつい時間を忘れて走ってしまうこともあると思いますが、暗くなる前に帰路につく計画を立てておくと安心。また、暗くなると気温が下がるため、防寒対策は重要です。ただ、その分、ペースを早めたり、休憩を取らないこともよろしくありません。安全なペースをキープし、適度に休憩をとる。そのためには余裕をもったツーリングプランを立てることも、春ツーリングを楽しむためのポイントになります。

まとめ

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春は一年の中でもとくにツーリングが楽しい季節です。冬の間に乗れなかったぶん、バイクに乗る喜びをあらためて感じるライダーも多いでしょう。しかしその一方で、冬の影響が残る路面や気温差など、春ならではのリスクも存在するのです。出発前にしっかり準備を整え、周囲の状況に注意しながら走ることで、春ツーリングはより安全で快適なものになります。暖かな風を感じながら、今年最初のツーリングを思いきり楽しんでください!

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