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信州のバイクで行けるスイーツ、カフェ特集!良い雰囲気と空気、スイーツがあればツーリングはもっと楽しくなる!

バイクでどこかツーリングに出かける時、走って楽しい道も大事ですが、間に挟むグルメやスイーツも思い出に残るツーリングにするには重要な要素です。

今回は信州エリアにツーリングに行くときに寄りたい、バイクで行けるおすすめのカフェとスイーツをご紹介します!

マンガに出てきそうな味のあるカフェ

フルハウス

フルハウスは長野県茅野市にあるカフェで、立地的にも山に登る前、登った後のシメに寄りやすい位置にあります。
駐車場が大きく、複数人でのツーリングの際にも行きやすいお店です。

店内はログハウスのような落ち着いた雰囲気で、カウンターからテーブル席、3階席まで広々としています。
カウンターでコーヒーを傾けていたら、バイク・クルマ系のマンガのワンシーンに出てきそう…。
思いっきりビンテージというわけではありませんが、どこか渋さを感じるお店です。

多分このカフェを作った方もそういうのが好きな人なんじゃないか、と思っていたら、偶然カフェの隣のガレージでオーナーに会うことができ、ガレージの中にはビカビカの旧車たちが佇んでいました。

今はバイクには乗っていないそうですが、若い頃はサイドカーのレースでチャンピオンを経験していたり、思い描いていた通りのオーナーさんでした。
運が良ければ会えるかも?!

実はこのカフェ、裏が森になっていてテラス席では木漏れ日を感じながら、森の涼しい空気の中で休憩できます。
取材時は夕方手前くらいの時間帯でしたが、かなり涼しかったので今回はテラス席でスイーツを頂くことに。

こちらが今回頂いたプリンパフェとアイスティー。
「パフェ」と聞いて想像するそのままのパフェが登場したので、お店だけでなくスイーツもマンガに出てきそうなクオリティでした。

かなり具だくさんとなっていて、スイーツと生クリームをかき分けて進むとプリンが見えてきます。
当分が足りていない時、このパフェ1つで糖分ゲージ満タンにできるレベルの甘さ!ですが、後に引く甘さではないので、あっという間に食べきっちゃいました。

食後は木漏れ日と森の涼しい風を楽しみながらゆったり。
美味しいスイーツと癒やしが味わえるカフェでした。

ランチもやっているそうなので、パフェ以外にランチでも寄ってみてください!

【 フルハウス 】
 住所:〒391-0011 長野県茅野市玉川長峰4708
 電話番号:026-682-2828
 営業時間:11:00〜20:00
 定休日:火曜日

ソロツーにもピッタリな読書できるカフェ

松本十帖「哲学と甘いもの」

バイクで走るというのは非日常を味わうことができますが、合間にサクッと静かな場所でコーヒーとスイーツを食べながら読書というのはいかがでしょうか?
哲学と甘いものは考えるためのカフェ。

ここで頭の中の物事を整理してからバイクに乗ったら、いつも以上に爽快かもしれません。

古民家をベースに改装された店内は味のある雰囲気。
最初にカウンターで注文したら、店内の気になる本を手に取り、好きな席でゆったり読書ができます。

イメージとしては図書館に近い空気で、BGMもなく、読書しながら思考を整理できる空間となっています。
会話も最低限なので、バイク仲間と一緒にワイワイ、というよりは1人やこの雰囲気が好きそうな友達2人くらいで行くのがベストだと思います。

名前からして難しい本が並んでるのかと思いきや、雑誌だったり、活字慣れしていない人でも読めるイラストベースの本だったり、種類は様々。
店内の本は全て購入できるそうなので、気に入った本を見つけるのも楽しいかもしれません。

読書にはやっぱり甘いもの!ということで頂いたのはフロマージュのテリーヌ。
信州産のクリームチーズとベリーソースがめっちゃ合うので、一口食べて甘い口になったら、アイスコーヒーでほのかな苦味を楽しみます。

まさに本読みながら食べたいスイーツNo.1だったので、取材にも関わらず時間を忘れてスイーツと読書にふけってしまいました。

カフェの前には駐車スペースは無く、近くの松本十条の駐車場を利用することができます。
少しだけ歩きますが、あの店内の落ち着いた雰囲気にはバイクの排気音は合わないので、少しだけ離れた場所に停めておけるのはかえって良いポイントだと思いました。

普通のカフェとは一味違う、出てきた時に頭の中がすっきりするカフェなので、ソロツーでゆったりとした時間を楽しみたい方におすすめです!

【 松本十帖「哲学と甘いもの」 】
 住所:〒390-0303 長野県松本市浅間温泉3丁目12−31
 電話番号:026-346-0500
 営業時間:10:00〜17:30
 定休日:詳しくはSNSをご確認ください。
 Webサイト:松本十帖「哲学と甘いもの」(instagram)

和のスイーツと煎茶が楽しめるカフェ

Green tea 煎(SEN)・グリーンティーセン

お次は信州の和のスイーツが楽しめるカフェをご紹介します。
カフェと言うとどうしてもコーヒーのイメージですが、お茶屋さんでもあるGreen tea 煎では、コーヒー並にこだわった煎茶を楽しむことができ、相性抜群の和のスイーツも味わうことができます。

店内は半分がお茶屋さん、もう半分がカフェスペースとなっていて、お硬すぎない入りやすい雰囲気。
カフェと同時に信州の茶土産も買うことができます。

今回頂いた和スイーツはお楽しみソフトの抹茶と冷たい煎茶。
白玉にあんこに抹茶ソフトクリームなど、もはやパフェってくらい豪華なので、迷うけど和スイーツっぽいもの全部食べたい!という方におすすめ!

あんみつくらい濃厚な味わいですが、ブルーベリーがいいアクセントになっていて、抹茶との意外な相性の良さに驚きました。
量的にもちょうどいいので3時のおやつにピッタリです。

煎茶はたくさんの種類がある中、店員さんおすすめの「つゆひかり」を頂くことに。
正直コーヒーは若干の違いはわかるけど、煎茶の違いわかるかな?と不安に思っていたんですが、聞いていた通り少しだけ甘みがあって繊細な味わい!
普通のコンビニで買う緑茶とは全然違うし、これがスイーツとめちゃくちゃ合います。

色々種類があるので、わからない場合は店員さんに好みを伝えておすすめを聞いてみてください。
コーヒーと同じくらい、煎茶もまだまだ深みがありそうな世界でした。

【 Green tea 煎 】
 住所:〒391-0001 長野県茅野市ちの2921−1
 電話番号:026-673-0123
 営業時間:販売スペース 10:00~19:00 カフェスペース 10:30~19:00
 定休日:水曜日、木曜日
 Webサイト:Green tea 煎(instagram)

ブーツを脱いでゆったりできるカフェ

陽気茶房 Café Joyous

陽気茶房 Café Joyousは松本市にあるバイクで行けるカフェ。
店の前に駐車スペースがあり、ある程度の人数で行っても楽しめるカフェです。

お店に入ると靴箱があり、靴を脱いで席へと進みます。

ツーリングの際はライディングブーツを履いている方も多いと思いますが、特に夏の時期はランチ時、カフェ時くらいはブーツを脱いでゆったりするのもおすすめです。
短時間でも足を開放して休むとその後の疲れが変わってきます。

店内は昔のレコードや漫画がズラリと並んでいて、おしゃれな雰囲気に仕上がっています。
昔の喫茶店のような空気感もあっておしゃれなBGMが流れているので、居心地の良い店内だと思います。

複数人で座る席も、一人で漫画を読みながらコーヒーを楽しめる席もそれぞれありました。

頂いたのは今回唯一スイーツではないランチプレート。11:00〜14:00までのランチ時のみ提供されているメニューです。

中身もかなり盛りだくさんで、ザ・カフェ飯といった感じ。

チキンと野菜、チーズが入ったホットサンドは見た目の割に結構ボリュームがあって、しっかり食べごたえがありました。
ランチプレートではサラダなどの小皿とキッシュも付いてくるので、カフェ飯とはいえ男性の一食分くらいはしっかりあります。

どれも美味しい味わいで、イメージするカフェ飯を極めたようなランチプレートでした!

食後にはドリップコーヒーを注文。
豆の種類がかなりあって、中深煎り、深煎りと選ぶことができ、今回は夏でしたがホットがおすすめというブラジルを頂きました。
ランチプレートにあったクリームチーズドライフルーツとコーヒーの苦味が合います。

ランチはもちろん、3時のおやつで立ち寄ってもゆったり休憩できるので、ツーリングやバイクでの観光の合間に行ってみてください!

【 陽気茶房 Café Joyous 】
 住所:〒390-0812 長野県松本市県1丁目3−60
 電話番号:026-388-3693
 営業時間:11:00〜18:00
 定休日:火曜日

今回紹介したカフェはお店の前か近くに駐輪スペースがあり、バイクで行けるカフェです。
市外のカフェなら駐車場があるところは多いですが、スイーツが美味しくて遠くからでも行きたくなるようなカフェでも、市街地だと駐輪場がない場合もあるので、事前にリサーチが必要です。

美味しいスイーツとカフェ飯は数年後にも思い出すような色濃いツーリングには重要な要素なので、信州エリアにツーリングに行った際は今回紹介した気になったカフェに立ち寄ってみてください!

【文/佐藤快(外部ライター)】

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