HondaGO BIKE LAB

実際にコケて学んだ人が教える、プロテクターの重要性!今のバイクウエアはプロテクションとおしゃれを両立できる!

バイクを運転するにはヘルメットの装着が義務付けられています。
しかしそれ以外の服装の縛りは無く、ヘルメット以外はライダー自身で考えて自主的に装備する必要があります。

ライディングウエアに装着されているプロテクターもその一つ。
実は必要だけど、失敗しないと必要性が実感しづらいものですが、今回は実際にバイクでコケにコケてプロテクターの重要性を体で学んだ筆者が、プロテクターはなぜ付けておいたほうが良いのかを解説していきます!

プロテクターなんていらないと思っていたあの頃

僕は高校を卒業して専門学校に通い始めるタイミングでバイクに乗り始めました。
それまで移動手段が自転車か電車バスしか無かった若造にとって、いつ何時でもどこにでも行けて車よりも安く買えるバイクはあまりにも魅力的で、乗り始めてからは水を得た魚のように季節も天気も関係なく乗りまくっていました。

公道で初めてコケたのは乗り始めてから半年ほど経って運転に慣れ初めた頃。

確か、雨の日に白線の上でリアタイヤが滑って転倒したんですが、初の転倒はかなりの激痛でした…。
中学生の頃に自転車でコケたことがあったのでそんなもんだろ!とナメて普通の格好で乗っていたら肩やら肘やら血が出るし青あざもできるし、おまけにジャケットやデニムも路面と擦れてズタボロに。

怪我もするしお気に入りの服もビリビリに破れた初転倒でした。

ダートトラックで完全に学ぶ

その後も痛い思いをしながらもバイクにのめり込んでいった僕はダートトラックに目覚めます。

FTR223を買ってクローズドコースに練習しに行ってましたが、常に滑り続ける中でグリップポイントを探すダートトラックは、ポイントを掴むまでコケてコケてコケまくります。

最初の頃は1日で50回以上コケてたんですが、プロテクター無しではあまりの激痛に悶絶し、ようやくバイクに乗るときはプロテクターが必要なんだな、ということに気づきました。コケ方によって痛いポイントも変わるため、スリップダウンなら肘、ハイサイドなら肩、謎コケであばらなど、とにかく怪我が多かったんですが、プロテクターを付けたらコケても怪我をしなくなり、その後は安全に楽しむことができました。

コケても痛くないので、プロテクターを付けてからは上達のスピードが上がったと思います。しかしこれは他車がいないクローズドコースでの話であり、他車が一緒に走っている公道では危険度のレベルが違います。

それもあってクローズドコース以外のほうがプロテクターは重要なものなんだと実感しました。

プロテクターは保険と一緒

バイクは車のようにタイヤが4つではなく2つしかないため、自立できる乗り物ではありません。
人間が乗ってようやく乗り物として成立するので、当然運転する以上転倒するリスクはあります。

運転に慣れてきたからと言って気を抜くのではなく、万が一に備えてプロテクターを付けておくと安心できます。もちろんプロテクターをしていれば絶対に安全、とは違いますが、怪我のリスクは格段に下がると思います。

バイクの任意保険と同じく「加入は義務付けられていないけど、万が一のことを考えて保険に入っておく」のと同じで、万が一のことを考えて走るときはプロテクターを着ける、というのが安心で安全なバイクの楽しみ方だと思います。

ライディングウエアを着るのが一番簡単

「よし、じゃあプロテクターを付けて乗ろう!」となった時、一般的な服にはプロテクターが付いていません。

プロテクターだけを体にベルトで固定するものもありますが、厚みが出るので服の下に着けるなら、服を1サイズ大きくする必要があります。おまけに守ってくれるのは内側にプロテクターが付いている部分だけ、なので簡単につけることはできますが、それ以外のメリットはほぼ無いでしょう。

プロテクターが付いた服でバイクに乗るなら、プロテクター付きのバイクウエアを使うのが一番簡単で確実。
ひと昔前まではバイクを降りてウエアを着たまま街を歩くなんて考えられないくらいバイク専用っぽいウエアが多かったですが、最近ではバイクウエアだと言わなければわからないくらいカジュアルで誰でも着やすいウエアが販売されています。

写真で着用しているのはHondaGO BIKE GEARでも販売されているエクワックスパーカー
ミリタリージャケットをベースにしたAVIREX®とのコラボアイテムで、言われなければバイク専用ウエアとは思えないくらい、カジュアルなデザインです。

外からではほとんどわかりませんが、肩、肘、背中にはプロテクターが付いています。
実際の商品とは異なりますが、ジャケットの内側にこんな形でプロテクターが収納されています。

各部にプロテクターが内蔵されており、ポケット状になっているため、街を歩くだけなどプロテクターを必要としないときは取り外して使うことができます。

ライディングウエアはプロテクターの問題だけでなく、ライディングに必要なほかの機能も備わっているため、ライディング中快適に過ごせるというのも特徴の一つです。

袖口はグローブとジャケットの隙間から走行風が入って寒い!なんてことが起こらないよう、腕のサイズに合わせて大きさが調整できるマジックテープ式のタブを備えています。

生地自体に撥水性のある素材を使用しており、防風効果もありますが、前面ファスナーは風が入って来やすい下部は二重マチにすることで、防風効果を高め、タンクにファスナーが当たって傷がつかないように保護されています。

走行中バタついてしまうため、ライディングジャケットではあまり見ないフードには、バタつき防止の調整用ドローコードがあり、これを絞ることでバタつきを軽減することができます。
ウエスト調整用のドローコードも備わっているため、ここでも風の侵入とバタつきを軽減させています。

カジュアルな見た目ですが中身はプロテクション含め、しっかりライディングに対応したスペックとなっています。

商品名:エクワックスパーカ
価格:31,570円 3L,4L 32,670円(消費税10%込み)
サイズ:WM、M、L、LL、3L、4L(WMは女性サイズ)
カラー:ベージュ/ボルドー/ネイビー/カーキ
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胸部プロテクターも重要なポイント

ジャケット胸部内側にはボタンが付いており、オプションの胸部プロテクターが装着できるようになっています。
このようなボタンタイプはジャケットの内側に装着する形なので、走行以外ではジャケットから取り外すなど楽に使うことができます。

バイク事故で怪我をしやすい部位として、頭部の次に胸部が多く、せっかくライディングウエアを着るなら是非付けておきたいプロテクターです。

またジャケットに装着するのではなく、胸部プロテクター単品でベルト装着ができるタイプもあります。
こちらの場合は普通の服を着てバイクに乗る際にも下に着て使うことができます。
胸部プロテクターは場合によっては肘や肩のプロテクターよりも重要な働きをしてくれる可能性もあるため、付けておいて損はないプロテクションアイテムです。

商品名:テクセルセパレートチェストプロテクター(ボタンタイプ)
価格:16,280円(消費税10%込み)
製品詳細はこちら

 

商品名:テクセルセパレートチェストプロテクター(ベルトタイプ)
価格:18,920円(消費税10%込み)
製品詳細はこちら

 

パンツ、シューズもプロテクターの1つ

プロテクターが付いているライディングジャケットを着ておけば安心!というわけではありません。
上半身だけでなく下半身も専用のウエアなら守ることができます。

写真で着ているのはライディングデニムパンツ。

両膝部分にプロテクターが装備されており、転倒時に怪我のしやすい膝を保護することができます。
柔軟に動くソフトプロテクターですが、例として装着した状態なら直立した状態で膝から崩れ落ちても痛くないほど、しっかり守ってくれるため安心感があります。

他にも立体裁断となっているため、ライディングでの姿勢が楽になるように設計されていて、長時間のライディング時は疲れ具合に差が出てきます。

商品名:ライディングデニムパンツ
価格:10,120円 (消費税10%込み)
サイズ:WM、WL、M、L、LL、3L、4L(WM、WLは女性サイズ)
カラー:ブルー/ブラック
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足まわりもプロテクションしたい部分です。
ドライマスターフィットフープシューズはダイヤルを回すだけで脱着ができるBOA®フィットシステムを採用したライディングシューズ。
脱ぎ履きが楽なのと、靴紐がシフトペダルに引っかかってしまったり、ライディング中ほどけてしまったりする心配もありません。

ライディングシューズにもプロテクションが付いていて、ヒール、くるぶし、つま先部分にインナープロテクターを内蔵。
転倒しなくても運転に慣れていないとバイクを支えるときなどに怪我することもあるので、ただのシューズではなくこのようにプロテクションが内蔵されているものがおすすめです。

シフトペダルを操作する左つま先にはシフトパッドを装備しているため、無駄に汚れることなく長時間のライディング時につま先が痛くなるようなこともありません。

プロテクターが必要なのはジャケットなどで保護できる上半身だけではありません。

下半身もしっかり守っておきたいポイントで、それに対応したライディングアイテムも様々なものが販売されています。
エクワックスパーカーと同様におしゃれも両立できるアイテムが増えているので、こちらも是非チェックしてみてください!

商品名:ドライマスターフィットフープシューズ
価格:23,100円 (消費税10%込み)
サイズ:23cm〜28cm
カラー:グレー/ブラック
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プロテクターを使って安心してバイクを楽しもう!

プロテクターは強制的に装着が義務付けられているわけではありませんが、着けおいたほうが良い、ということは分かっていただけたかと思います。

重要なのは常に転倒するリスクだけを考えてプロテクターを装着するのではなく、バイクを思う存分楽しむため、万が一のことも考えた安心感を得るためにプロテクターを装着してほしいということ。

装着するなら理由はどっちでも良いんですが、バイクは危ない乗り物だからプロテクターを着ける、のではなくて、プロテクターを着けているから安心してバイクを楽しめる、というマインドでプロテクターを着ければ、装着することでバイクを今以上に楽しめるようになるかもしれません。

言われたから着けるのではなく、自分でプロテクターを着ける意味を理解して自主的に装着することが重要です。
今なら好みに合わせたおしゃれなウエアが揃っているので、今回紹介したアイテム以外でも好みのギアを探してみてください!

Hondaライディングギア Webサイトはこちら!

【文/佐藤快(外部ライター)】

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