HondaGO BIKE LAB

大阪モーターサイクルショー2023開幕 Honda(ホンダ)展示車両&ブース内容最速レポート

ついに開幕!大阪のファンのみならず、全国のライダーが期待に胸を膨らます2023年のモーターサイクルショー、スタートしました。

 

大阪を皮切りに、東京、名古屋へと続く日本最大のバイクショーですが、昨年(2022年)は3会場合わせて20万人近くが来場し、大変な盛り上がりを見せました。
今年はそれを上回る来場者が予想されていますが、一体どんなワクワクが待っているでしょうか?

早速、先陣を切って開幕した大阪会場のHondaブースを覗いてみましょう。

新開発2気筒エンジンを搭載「XL750 TRANSALP」

2022年のEICMAであっと驚く登場をしたミドルクラス・アドベンチャーがついに解禁!日本初公開です。

開発コンセプトには「日常から世界一周まで、どこまでも行けるジャストサイズオールラウンダー」と書かれており、短距離から長距離まで気楽に乗れる扱いやすさと、舗装路も未舗装路も快適なツーリング性能を兼ね備えた、冒険心をくすぐるモデルとなっています。

1987年に登場した初代トランザルプ(600V)のコンセプトを色濃く反映した、快適なウインドプロテクション性と空力特性に優れたボディデザインを感じて欲しいですね。

純正アクセサリー装着車両も展示&跨り体験OK

今では人気ジャンルの一つになっている「アドベンチャー」や「デュアルパーパス」と呼ばれるモデルの元祖とも言えるトランザルプ。アドベンチャーモデルを検討中のライダーにとって気になるバイクの一つになること間違いなし。
CRF1100L Africa Twinにも匹敵する超本格派のボディサイズに搭載される直列2気筒754ccエンジンの最高出力は91馬力。パワーだけなら初代CRF1000L Africa Twin(2016)の92馬力とほぼ同等を叩き出してます。・・・すごい。

ライフスタイルにあわせて気軽に楽しめる「CL250」

この車両の発表を待っていた!という方も多いでしょう。

250ccという排気量が持つ気軽さに加え、アップライトなポジションとスリムな車体、気になるシート高は790mmと良好かつ車両重量172kgと軽量に仕上がっており、スペックだけ見ても扱いやすいバイクだと分かるのでは?

ボディカラーは3色が用意され、全てのカラーを会場で確認することができます。

モーターサイクルショーに先駆けて3月16日(木)に広報発表されており、既にチェック済みのライダーさんもいらっしゃるとは思いますが、PCやスマホ画面で見る色合いとは違う実車のカラーリングや、各パーツの質感など、その目で確認して欲しいと思います。もちろん撮影OK、お触りOK、跨りOK、と自由に体感できちゃいます。(画像のオレンジは跨り不可展示)

本体発売と同時に登場予定のCL250対応Honda純正アクセサリー&カスタマイズパーツ装着車両も展示されており、こちらも要注目です。

 

兄貴分のCL500(市販予定車)も展示

CL250と共通の車体を持つ大型免許区分のCL500も展示。カラーバリエーションや重量は違えどボディサイズは250と同じ。どこが違うか探してみると面白いかも知れません。

画像は純正アクセサリー装着車

電動バイクの扉が開く「EM1 e:」

ついに個人利用者向けのHonda電動二輪車が市販予定モデルとして登場。呼び方は「イーエムワン イー」です。
クラスは原付一種に相当、四輪免許を所持している方なら誰でも乗ることができるスクータータイプとなっています。

さらに今回は展示だけでなく「HondaGO EV アクセル体験」コーナーと称した、EM1 e:のアクセルレスポンスを体感できるコーナーも設置。車両は固定されており、後輪は空回り状態ではありますが、電動二輪車ならではの静音状態や滑らかなフィーリングを味わうことができちゃいます。

遠い未来のような気がしていた電動バイクの世界、もうすぐそこまで来ていると実感できることでしょう。発売時期は未定となっていますが、近い将来街中で見かけるようになるクリーンなモビリティに触れてみましょう。

搭載バッテリー「Honda Mobile Power Pack e:(モバイルパワーパック イー)」も展示

その他の車両展示

発売されたばかりのRebel(レブル)1100 Tや、オプションパーツ満載のX-ADV、発売以来大人気のダックス125をはじめとした原付二種の数々など、総勢38台のモデルが大阪会場のブース内を埋め尽くしています。

憧れのバイク、購入を検討しているバイク、跨ってみたかったバイクをこの機会に思う存分体験しちゃいましょう。

競技用車両も展示

さらに、全日本ロードレース選手権参戦車両である、日本郵便 Honda Dream TPのCBR600RR(#2小山知良選手モデル)も展示。しかも跨りOKと神がかってます。レースファンには記念撮影の大チャンス到来。

こちらは壇上展示(跨り不可)となりますが、3台まとめてレース車両を見ることができます。
RTL300R   (全日本トライアル選手権:小川 友幸 選手)
CRF450R   (全日本モトクロス選手権:大城 魁之輔 選手)
CBR1000RR-R FIREBLADE(全日本ロードレース選手権:渡辺 一馬 選手)

※多数の来場者によって場内が混雑した場合は入場制限を設けさせて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。

 

2023年のブーステーマは「HondaGO BIKE LAND」

新型バイクの発表や展示だけがモーターサイクルショーじゃない、と言わんばかりのエンターテイメントの数々にも注目。

今年のHondaブースはライダーはもちろん、小さなお子様やバイクの免許を持っていない方など、家族や友達みんなで楽しめる仕掛けがいっぱいあるのです。

Hondaブース全体を良く見てみましょう。
ウイングマークが頭上に付いている真ん中あたりの丸い展示スペースの正体は・・・

なんと大人でも楽しめるコンテンツ、その名も「Honda メリーGOラウンド」!  夢のようなアトラクションがモーターサイクルショーに初登場です。まさに回転木馬ならぬ回転鉄馬ですね。

バイクが回る、メリーGOラウンドです!

乗れる車両はCBR250RR、Rebel 250 S Edition、モンキー125、スーパーカブ110 の4モデルとなっています。

※参加にはHondaGO RIDEアプリのインストールが必要です
ダウンロードはこちら

 

排気音を体験

アクセル操作を行うと車両の排気音がスピーカーから流れる「HondaGO SOUND」では臨場感たっぷりの跨り体験が可能。こちらはCBR400R、GB350、CB250R、Rebel 250、の4モデルがスタンバイ。

展示バイクのアクセル、跨り体験する時はついつい回してますよね?今年は「音付き」で楽しんでください。

ちびっ子集まれ〜

お子様にはCRF50F体験がおすすめ。

デパートの屋上などにあった、10円を入れるとゆらゆら揺れる新幹線などの懐かしい遊具。そのシステムを利用し、Honda風にアレンジしたものがこのCRF50F体験です。

小学3年生以下で身長100cm以上のお子様限定の遊具となります。大きいお友達はごめんなさい。

昨年に続き「HondaGO ガチャ」が再登場

会場限定ノベルティーグッズが入ったカプセルトイが昨年に続いて登場。

HondaGO RIDE 会員なら、アプリを起動するだけでガチャが回せます。QRコードを表示してガチャマシーンに読み込ませればあとは気合いを込めてハンドルを回すだけ。オリジナルのエコバッグ5種のどれかが当たります。

このガチャに参加するにはHondaGO RIDE アプリのインストールが必要になります。会場に来る前から準備しておきましょう!

また、ガチャブースにはHondaGO RIDEアプリのチェックインポイントも設置。自身の会員QRコードを表示してチェックインを行えば、HondaGO BIKE GEARでのお買い物やHondaGO BIKE RENTALの利用時に使えるHondaGOポイントが50ptもらえます。こちらも忘れずにゲットしておきましょう。

その他のお楽しみ

Hondaの最新アパレルや用品、純正アクセサリー各種の展示コーナーや2023年からHondaで取り扱いが始まるダイネーゼ社の着るエアバッグ「スマートジャケット」など多種多様な展示物が会場を彩ります。

 

 

オンラインでもモーターサイクルショー

残念ながら会場に足を運べない方は、オンラインイベント「Hondaモーターサイクルショー2023」をチェック。

バーチャルショールームではCGで再現されたモデルを360度グリグリ回して好きな角度から眺めたり、エンジンサウンドを聴いたり、足つきチェックをしたりと会場さながらの迫力でNewモデルを見学することができます。

 

さあバイクシーズンの開幕だ!

2023年のバイクシーズンは始まったばかり。春の風物詩 大阪モーターサイクルショーは3月19日(日)まで開催。そのあとは東京(東京ビッグサイト)、名古屋(Aichi Sky Expo:愛知県国際展示場)へと続きます。

ワクワクいっぱいバイクのテーマパーク、Hondaブースでお会いしましょう!

【文:井上シュウジ(外部ライター)】

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