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約10年ぶりに北海道大会が復活!『D.I.D全日本モトクロス選手権』第5戦が7月30日に「新千歳モーターランド」で開催されます!【D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2023 第5戦 北海道大会】

2023年7月30日(日)に新千歳モーターランド(北海道)で『D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2023 第5戦 北海道大会』が開催されます!今回は“全日本モトクロス”とはそもそもどんなレースなのかを解説しつつ、注目の第5戦の見どころやHondaの注目ライダーをご紹介します!

全日本モトクロス選手権・第5戦は10年ぶりの開催となる北海道大会!

画像引用:D.I.D JMX 全日本モトクロス選手権 公式ホームページより

「D.I.D全日本モトクロス選手権(JMX)」とは、国内最高峰の『モトクロス(オフロード・レース)』の日本選手権です。

2021年より主にバイクのチェーンやスプロケットなどを製造している「大同工業株式会社(D.I.D)」が大会シリーズのメインスポンサーとなり『D.I.D ALL JAPAN MOTOCROSS CHAMPIONSHIP』の名称で、2023年は全9戦にわたって行われる国内最大のモトクロス・レースの祭典になっています。

画像引用:D.I.D JMX 全日本モトクロス選手権 公式ホームページより

2023年度の全日本モトクロス選手権は、4/8〜9に第1戦のHSR九州大会からスタートし、その第5戦目となるのが、7/30(日)に新千歳モーターランドで行われる「北海道大会」になります。

次戦の北海道で全日本モトクロス選手権が行われるのは、実に10年ぶり!? 会場は新千歳空港からもアクセスしやすい「新千歳モーターランド」なので、オフロード好きの人ならば北海道ツーリングと合わせても楽しめるレースイベントになっています。

ところで「全日本モトクロス選手権」とは、そもそもどんなレースなのでしょうか?

そもそも『全日本モトクロス選手権(JMX)』ってなに?

ひとくちに“オフロード・レース”といっても、エンデューロやラリーレイド、トライアルやダートトラックなど種類は様々ですが、その中で最も代表的な競技となるのが「モトクロス」です。

モトクロスは“ダート”と呼ばれる土や砂で人工的に作られた未舗装の路面に、大小様々なコーナーやジャンプセクションなどを設けて、マシンの速さやライダーのテクニックを競うオフロード・レースになります。

レースのルールは至ってシンプルで、各クラスごとにエントリーされた数十台のオフロードバイクが、横一線のグリッド(スタートライン)から「よーい、ドン!」でスタートし、コースを周回しながら「誰が1番速いのか」を競います。

モトクロスのレース順位は、MotoGPなどに代表されるロードレースのように、定められた周回数でのタイムを競うのではなく「決められた時間のなかで最も多く周回数を重ねて、最初にチェッカーを受けた者が勝者」になります。

例えば、全日本モトクロス選手権のトップカテゴリーとなる「IA1クラス」では、一般的に1レース「30分+1周」で争われています。

レーススタートから30分が経過した時点で、順位がトップのライダーがグリッドライン(ゴールライン)を通過してから、さらに1周後にゴールした順番で順位が決まります。つまり、時間内により速く、より多く走ったライダーが勝者になるわけです。

全日本モトクロス選手権では、一般的にこの30分+1周のレースを「2ヒート(前半・後半の2レース)」走り、その順位やポイントなどで順位が決定されています。
※近年のレースでは、15分+1周を3ヒート行う大会もあります。

レース中は大迫力のジャンプやアグレッシブなコーナリングが次々と繰り広げられ、その速さやテクニックを目の前で見られるのがモトクロス観戦の醍醐味と言えるでしょう。

北海道の「新千歳モーターランド」の会場はどんなモトクロスコース?

2023年7月30日に行われる全日本モトクロス選手権<第5戦>は、北海道の新千歳エリアに位置する「新千歳モーターランド」に舞台を移して行われます。

コース1周の全長は約1,700mになっていて、土質はさらさらの火山灰も混ぜられた柔らかめのダート路面になっているのが特徴です。

 

 

観戦エリアからはコース全体が見渡せるようになっていて、この土地ならではの起伏を活かしたアグレッシブなコーナーもあり、新千歳モーターランド名物の距離30m(テーブルトップ25m)の大ジャンプも楽しめるダイナミックなコース設定になっています。

この新千歳モーターランドは、新千歳空港からほど近い場所にあってアクセスも抜群なので、北海道ツーリングと合わせて気軽にレース観戦できるのも嬉しいポイントですね。

現地であると便利なものは??

歩きやすい靴や長靴|オフロードコースでは観戦エリアでも足元が不安定な場所があります。防水性のある歩きやすい靴や長靴がオススメです。また炎天下の中での観戦も予想されますので、“ひさし”のある帽子や多めの水分を所有しておくと良いでしょう。

薄手の上着|開催時は、夏真っ只中の7月末ですが、レース会場が北海道の新千歳エリアになりますので、朝夕の気温の変化に備えて羽織るものは準備しておきましょう。また、雨が降る場合も想定して、薄手の防水の上着なども準備しておくと安心して観戦に臨めます。

より万全な準備でレース観戦したい方は、こちらをご覧ください。
※外部サイト(MOTOSPORTS PROMOTION)になります。

全日本モトクロス選手権のクラスカテゴリー

全日本モトクロス選手権では「IA1(アイエーワン)」「IA2(アイエーツー)」クラスと、女性ライダーだけの「レディースクラス」などでクラス分けがされており、HondaのマシンはCRF450RやCRF250R、CRF150Rなどのモトクロッサー(レース専用マシン)で競われています。

【IA1】クラス(アイエーワン):4ストロークエンジンの排気量290cc~450cc及び2ストローク175cc~250ccのレース専用マシンで競う全日本モトクロス選手権の最高峰カテゴリー。

【IA2】クラス(アイエーツー):4ストロークエンジンの排気量175cc~及び2ストローク100cc~250ccまでのレース専用マシンで競うカテゴリー。

【レディース】クラス(LMX):4ストローク150cc又は2ストローク85ccのレース専用マシンで女性ライダーが競うカテゴリー。

このほか、国際A級を目指す「IBクラス」や「ジュニアクラス&キッズクラス」などのレースが行われている大会あります。

北海道大会で注目のHondaの選手はこちら!

IA1クラス

#5 TEAM HAMMER |小方 誠(おがた・まこと)選手

「TEAM HAMMER 」に所属し、全日本モトクロス選手権の最高峰クラス「IA1」に参戦しているHondaのライダーが『♯5 小方 誠(おがた・まこと)』選手です。

1999年に13歳でジュニアクラスのチャンピオンを獲得し、2001年には最年少15歳で国際A級ライセンスに昇格。現在37歳のベテランライダーで、昨年2022年の全日本モトクロス選手権では、IA1クラスで総合ランキング5位を獲得しています。

2023年の全日本モトクロス選手権では、第2戦関東大会からの復帰戦となりますが、10年前の北海道大会では2位入賞するなど、復帰戦からの活躍が期待できます。

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#15 うず潮レーシング福山 |池本 凌汰(いけもと・りょうた)選手

 

「うず潮レーシング福山」に所属し、全日本モトクロス選手権の最高峰クラス「IA1」に参戦しているHondaのライダーが『♯15 池本 凌汰(いけもと・りょうた)』選手です。

今大会の地元「北海道」出身のライダーで、3歳からモトクロスを始めたオフロード歴25年を超える現在28歳のライダーです。

2023年の全日本モトクロス選手権は全戦で参戦中で、先日の第4戦の中国大会ではシングルフィニッシュを果たしており、今大会も地元ファンの前での活躍を期待したいライダーです。

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IA2クラス

#5 TKM motorsports いわて |横澤 拓夢(よこさわ・たくむ)選手

 

モトクロス国際A級ライセンス(IA1)を保持し、16歳からプロライダーとして活動している『♯5 横澤 拓夢(よこさわ・たくむ)』選手は、出身の岩手県の魅力を世界へ発信しながら「モトクロスで盛り上げていきたい!」という信念のもと、2021年1月に創設したばかりのモトクロスチーム「TKM motor sportsいわて」を立ち上げた異色のライダーです。

2023年の全日本モトクロス選手権は全戦で参戦中。先日の第4戦の中国大会では両ヒートで表彰台獲得を獲得し、現在のランキングも総合2位に着けている期待のライダーです。

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北海道大会もHondaブースで皆様をお待ちしております!

第5戦もHondaブースでは、主な全日本クラス参戦ライダーの等身大横幕、またがり車両の展示、HondaGO RIDEアプリを使ったHondaGOガチャや、チェックイン機能による応援フラッグの引き換えを予定しております。ぜひ、HondaGO RIDEアプリをダウンロードしてご来場ください。

HondaGO RIDEアプリのチェックイン方法

①HondaGO RIDE アプリをダウンロード

②アプリに会員登録またはログイン

③チェックイン画面を開き、チェックイン

 

 

HondaGO RIDEは、愛車の管理やツーリング記録ができるすべてのライダーのためのバイクライフアプリですが、もうひとつの楽しみ方として、様々なイベント会場やレース会場でHondaGOガチャやチェックインができます✨

是非この機会にダウンロード&登録してみてください!!

Hondaライダーの応援をお願いいたします!

今回ご紹介したライダーの他にも、多くのHondaライダーが優勝を目指して戦います!
現地では先ほどご紹介した、HondaGO RIDEでチェックインをされたお客様に、応援フラッグをお渡ししています。(※数量限定。おひとりにつき1本までとさせていただきます)ぜひ、フラッグを振ってHondaライダーを一緒に応援しましょう!第5戦も皆さまのご声援、よろしくお願いいたします。

観戦チケットはEチケットが便利!

観戦チケットは、チケットを表示できる携帯端末があれば、紙チケットを発券せずに入場できるEチケットが便利です!

現地に来られない方は・・・

現地に来られない・・・という方はmotoバトルLIVEで、無料ライブ配信が行われる予定です!
オンラインでHondaライダーを応援しましょう!

大会概要

大 会 名 D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2023 第5戦 北海道大会
日   程 2023年7月30日(日)
場   所 新千歳モーターランドモトクロス&ダートコース

アクセス

アクセスやその他の詳細な観戦情報についてはこちらをご確認ください。

【文:岩瀬孝昌(外部ライター)】

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