X-ADVとバイク旅に出るようになると、これ以上ツーリングに向いているバイクは他に無いのではないかと思うのです。街乗りに関してはもう一台所有しているCUBが役割を果たしてくれます。この2台があれば、しばらく「他に所有したいバイクはない」状況だったのが一変。増車の候補となるバイクが見つかりました!
X-ADV乗りの私が、今1番気になるバイクをHondaGOバイクレンタルを利用してレンタルし、一日ツーリングをしてきましたよ。
増車候補はGB350S!
バイクを増車するならX-ADVともCUBとも違う使い方のできるバイクと決めていました。現状、長距離ツーリングや近所の買い物など、ほとんどのシーンは所有する2台で補えます。特にツーリングに関してはX-ADVで大満足しているので、「かっこいい」と思うバイクは沢山あっても「所有したいバイク」にはなりませんでした。ですがGB350Sは、乗ってみると、X-ADVともCUBとも違う新しいバイクライフの楽しみを教えてくれる瞬間がありました。X-ADVと行った奥三河ツーリングや九州旅を、GB350Sで行ったら全く違う楽しさがあるだろうと想像するだけでワクワクします。
アクセルを開けて、でもスピードにこだわる事なくワインディング走行を楽しみたいですね。
HondaGo BIKE RENTALでGB350Sを試乗してみた
今回は私がX-ADVを購入した店舗でもあるHondaDream名古屋守山店さんで、HondaGO BIKE RENTALを利用してGB350Sをレンタルしました。今回の私のように、ちょっと気になるバイクがある時や、バイクは持っていないけど友人とツーリングに行きたい時など気軽に利用できるのでとっても便利。レンタル方法は簡単!詳細はHondaGO BIKE RENTALの情報をチェックしてみて下さいね。
Honda Dream名古屋守山店さんへ行くとすでにお店の外にGB350Sが用意されていました。
「かっこいい!」私がなぜGB350Sに興味を持ったのかは、見た目がとってもおしゃれだったから!Sのロゴの赤や、シートの赤いステッチ、丸みを帯びたタンクが素敵。どんな景色にも似合いそう。ベテランライダーさんからすれば懐かしい印象かもしれませんが、私には新しく新鮮なビジュアルに感じました。
すでに周りにGB350Sのオーナーさんが何人かいるのですが、皆さん一様に「面白いバイクだ」とおっしゃるのです。それがX-ADVオーナーさんでもあるので気にせずにはいられませんでした。
X-ADVを絶賛していた方がそれ以上に大絶賛するGB350Sはどんな乗り味なのだろう。
またがってみると意外とシートは高さがあるように感じます。X-ADVと同じくらいの足つきの印象です。ですがX-ADVと比べると圧倒的にシート幅がスマートで、その分バランスも取りやすく安定しますね。そして、とにかく軽い!バイクを起こした瞬間「軽い!」が1番最初に来ます。
いろんなシーンで走ってみたい!街中と山道を走ってみましたよ。
GB350Sの街乗りと山道走行
まずは街乗り走行を体験します。HondaDream名古屋守山店さんを出まして「道の駅瀬戸しなの」へ向かいますよ。道中は少し住宅街や信号の多い道を走ります。軽いバイクの扱いやすさにまず感動しますね。
単気筒エンジンは思ったより心地よい鼓動感。排気音は周りの音をかき消すこともなく自然と耳に入ってきます。身体全体で「静かだな」と感じるのですが、これがとっても良い!GB350Sのイメージにぴったりでした。信号が青になった瞬間の走り出しも、思ったより速くストレスを感じません。何よりこのバイクのライディングポジションが自分の体型に合っているのだとわかります。バイク選びで自身の体型に合っているかはとっても大事なポイントですよね。
道の駅の駐車場はほぼ満車で、車が狭い場所を行き来していました。いつもならこういった場面では、240kg弱あるX-ADVの車体を慎重に慎重に動かすのですが、GB350Sはどこへバイクを移動させるのも気楽に出来ます。私を含め取り回しが苦手なライダーさんにとって、「軽いバイク」ほど良いものはありませんね。
交通量の多い道を走っていると、今度は山道を走ってみたくなります。
350ccの排気量でX-ADVのようなワインディングの楽しさを味わえるのだろうか疑問に思っていました。あくまでツーリングライダーの感覚ですが、私はアクセルを開けた瞬間に思うようなスピード感を味わう事が好き!だから、疑問に感じてしまうのでしょうか。
峠道を少し走ってみます。
名古屋市内から庄内川沿いを走り定光寺というお寺までの坂道や雨沢峠は、愛知県のツーリングスポットの一つです。道中は少し紅葉が始まって川沿いの景色も綺麗です。すぐに「周りの景色を見る余裕がある」と分かりました。気負いなく扱えるバイクって良いものだな。GB350Sの静かな排気音と風の音で、景色を楽しみながら走ることがすっかり楽しくなっていました。
さらに、くねくね道も走ってみます。道路の脇に落ち葉や砂利に注意しながら走り進めましたよ。アクセルをしっかり回す感覚が楽しくていつもよりコーナーのスピードにメリハリのある走りになっていました。これが排気量に頼らない楽しみ方なのかな。
正直に言うと「DCTが好き」が強くあるので購入候補には入らないはずなのですが、GB350Sは走っていてシフトチェンジが楽しいと思わせてくれる貴重なバイクでした。
X-ADVとCUBに無いものがあるGB350S
GB350SはX-ADVともCUBとも違う、この2台のちょうど真ん中を補ってくれるバイクだなと感じます。名古屋市内から、例えば奥三河ツーリングへ行くとします。行きはトコトコ走り進め、帰りは高速道路で帰って来る。これが私の定番のツーリングコースで、GB350Sならもちろん可能です。ライディングポジションも乗り味もスポーティーで面白くてCUBには無いところです。
X-ADVは「速い」。走行モードを変えてワンインディングを楽しむこともできるし、未舗装の道の走って行ける。スピードや走行シーンを幅広く楽しむことができる。
ではGB350Sは?
アクセルをしっかり開けて、ワインディングを楽しむ感覚がX-ADVとは違うところでした。日帰りツーリングにも最適なバイクですね。スピード感を楽しむのではなくて、トコトコと景色を楽しみながら走るバイクは新しいツーリングの楽しさがきっと見つかります。
もっとバイクライフを楽しみたい、バイクの楽しみ方を知りたい私にとって、GB350Sは増車候補の1台なのです。
他にも気になるバイク達
過去に試乗したことのある中で気になるバイクがありますよ。
CBR600RRです。やはりスポーツバイクへの憧れは拭いきれませんね。自分が乗ると言うより、レース観戦や仲間がサーキットで走っている姿を観るのが好きなのかもしれません。いつかは自分でも所有してみたいですね。
CT125も気になる1台です。
CT125はバイクキャンプに最適!実際に初めてのソロバイクキャンプツーリングにチャレンジしたのがCT125でした。積載のしやすさや扱いやすさはバイクキャンプにぴったりです。今まで入り込めなかった道も、ちょっと行ってみようかなと思わせてくれる遊び心溢れる大人のバイクでした。
スーパーカブ110を購入した時もCT125は試乗したのですが、今のような感覚にはなりませんでしたね。バイクライフの中で、経験や環境でバイクの好みや、目指すスタイルも変わっていくのですね。
バイクライフを続けていくと、環境やバイクでチャレンジしたい事が変化するように、バイクの好みも変わっていくのかもしれません。今の自分の生活スタイルに合った1台や、もっとバイクライフがワクワクするものになるぞ!と思えた1台に出逢えたらきっと増車すると思います。それに1番近いのがGB350Sでした。皆さんもバイクライフの楽しいが広がる、最高の1台に出逢えますように。