Hondaの250ccのスポーツバイクといえばCBR250RRが最初に思い浮かびます。
スポーツバイクに憧れて免許を取得した若い世代に人気で、彼ら彼女らがオシャレに乗りこなす姿はベテランライダーさんから見ても「いいな」と感じるのでは。
ツーリングライダーにとって身近なCBR250RRが、実際にレースで走る姿をみられるのが、MFJ全日本ロードレース選手権です。
11月5日(土)〜6日(日)に鈴鹿サーキットで開催される「MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ2022 第8戦 スーパーバイクレースin鈴鹿」では、併催されるMFJカップJP250選手権でCBR250RRが走る姿を観る事ができます。
「私達がツーリングで乗っているCBR250RRがサーキットで走る姿を観に行こう!」そんな視点でレースを観てみるとレース観戦初心者でも楽しめそうですね。
最終ラウンド前にツーリングライダー目線でJP250をチェックしてみます。
全日本ロードレース選手権で市販車CBR250RRが走る
全日本ロードレース選手権の開催クラスはJSB1000、ST1000、ST600、J-GP3がありますよね。
最高峰のJSB1000とST1000は混走で、時速300km以上のスピードのバトルが見応えです!ST600は改造範囲が狭く、コンマ1秒の中に何台も入るレース展開が見応え!J-GP3は国内外の250ccレーサーを使用してベテランから若手までが参戦するクラスです。
そんな中でJP250は市販車でレギュレーションの中でチューニイグを施したマシーンを走らせます。国内ライセンスと国際ライセンスの混走レースです。全日本ロードレース選手権で国内ライセンスで走れるのはJP250のみ!つまり、若手のレーサーの登竜門でもあり、20代のライダーさんにとっては同世代の選手がレースに挑戦する姿が観られるので、レース観戦初心者がより身近に観戦を楽しめるクラスでもあるのです!
そして走るのは私たちも乗る事ができるCBR250RR!ツーリングで公道を走るCBR250RRと、サーキットを走りレースするCBR250RRとはどう違って映るのか、観に行ってみましょう。
スポーツバイクで最初に購入するならCBR250RR
CBR250RRって本当にかっこいいですね!特に正面から見た時の顔のかっこよさや、スポーティーな乗車スタイルは、私が思うかっこいいライダーが乗る理想的なバイクでした。
実際に店舗でCBR250RRを見に行ってきましたよ。店舗で試乗も可能です。まだ乗ったことのない方は最寄りのHondaDream店舗で試乗の相談をしてみてもいいですね。
跨った時の前傾姿勢は、一瞬、スポーツバイクに乗り慣れていないので不安を感じるものの、走り出すと一気に楽しくなります。アクセルをしっかり回した時のエンジン音と意外にコンパクトな車体が、運転していて面白いのです。
最新型はクイックシフターが搭載されていてさらに乗りやすくなっています。
長距離ツーリングや旅にはどうなのだろうと、X -ADV乗りの私には想像できなかったのですが、実際に乗ると「もっと乗りたい」と距離を増やしたくなります。車体の軽さや足付きの良さで、たくさん荷物を積んで旅に出ても実は面白いのでは?と想像できます。街中を走るには250ccの排気量が扱いやすく楽に感じました。
ワインディングロードではアクセルをそこまで回さなくても、走っているスピード感を感じられるのがCBR250RRの良いところだなと思います。ただ走りに専念するのも良いですが、スポーティーに走る事ができて、同時に周りの景色を見る余裕も持つ事ができるバイクっていいですよね。
さらに、お気に入りのバイクウェアやブーツとも相性が良くて、ツーリング先のいろんな景色と一緒に写真を撮りたくなりますね。
足付きの良さや取り回しのしやすさもバイク初心者の方、女性にも受け入れられている理由かもしれません。乗りやすくてかっこいい!スポーツバイクに憧れて免許を取りに行く若い世代の方にとって、CBR250RRは一度は所有するバイクの候補に上がるのではないでしょうか。
教習所で乗るバイクとは違い、CBR250RRの前傾姿勢が乗り慣れていなくて不安と感じるライダーさんもいるかと思いますが、大丈夫。乗って行くうちにそのバイクに合った筋力がついて行くので、段々と楽に感じるはずです。
バイク初心者にも「このバイクに乗りたい」と思わせてくれる見た目のかっこよさと、乗り味の面白さがCBR250RRにはありますね。もちろんベテランライダーさんにとっても。
次戦は鈴鹿サーキット!MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第8戦
「サーキットで走るCBR250RRを観に行こう!」
自分達がツーリングで乗っているCBR250RRがレースで走っている姿をぜひ観てみたい!今までレース観戦へ行くきっかけが無かったライダーさんも、そんな視点でサーキットへ足を運んでみるのも楽しそうですよね。
最高峰のJSB1000、ST1000クラスの迫力あるレースももちろん楽しめると思いますが、より身近なバイクが走るレース展開も観てみたいですよね。今年まだ観戦のチャンスがありますよ。
2022年11月5日、6日に鈴鹿サーキットで開催されるMFJ全日本ロードレース選手権で、MFJ CUP JP250が併催されます。JP250は11月5日土曜日の午前中に公式予選、午後に決勝レースがあります。
まだレース観戦したことの無い方、鈴鹿サーキットに行った事の無い方にも、ぜひ足を運んで頂きたいですね!
愛知県在住の私にとっては1番身近なサーキット。日帰りで行ける距離にあるなんて最高です!鈴鹿で最終戦が観られるなんて嬉しい!
街に隣接している鈴鹿
鈴鹿サーキットは三重県鈴鹿市にあるサーキットです。施設内には、遊園地、プール、ホテルまであります。
バイクの免許取得前は、遊園地と言えば鈴鹿サーキットのイメージで遊園地へ何度も足を運んでいました。
サーキットと言えば市街地から離れた周りに何もない場所にあるイメージですが、鈴鹿サーキットは驚くほど街に隣接しています。市街地を走ると突然鈴鹿サーキットの観覧車が見えて来て、同時にバイクのエンジン音も聞こえてくるので不思議な感じですが「これが鈴鹿サーキット!」。遊園地とサーキットが行き来できる施設はなかなかありませんね。近隣には二輪関係の会社やバイクショップも多く、バイク好きには鈴鹿サーキットへ行く道中もワクワクできる環境です。F1日本グランプリや鈴鹿8時間耐久ロードレースも開催され、鈴鹿市全体がモータースポーツの街のイメージです。
三重県には鈴鹿スカイラインや、伊勢志摩スカイライン、青山高原、青土ダムといったツーリングスポットが満載です。サーキット観戦して帰りには三重県を観光するなんて、最高のツーリングコースですね! 遠方からバイクで鈴鹿サーキットにレース観戦に行くなら、余裕があれば、ぜひ三重県も満喫してもらいたいです。
そんな鈴鹿サーキットで11月5日(土)にJP250の決勝レースが開催されるのです。
レース観戦の楽しみ方をこれから知って行きたい方はぜひ土曜日から足を運んで観てくださいね。Hondaブースでは、注目のHondaライダーの特大パネル等があったり、レース観戦初心者に嬉しいコンテンツが沢山あるのでこちらも立ち寄ってみて下さい。
Hondaライダーの特大パネルで気になる選手を見つけて、ゼッケンをチェック、実際の走りを観てみると楽しさが増して行くはずです。
レース観戦する場所によってもライダーの違った走りを観る事ができるので、鈴鹿サーキットを目一杯歩いて自分の好きな観戦スポットを探すのも楽しいですよ。歩きやすい靴と帽子を持って行くのがおすすめです。
ツーリングライダーにとっては身近な存在のCBR250RRが、サーキットではどんな走りが観られるのか。いつもとは違う視点でバイクレースを観てみると、バイクの新しい楽しみ方が発見できるかも。次戦の最終戦はぜひ現地でレース観戦を楽しみましょう!