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全国各地で開催中のHonda Dream Cafeに『CB1000F Concept』がアンコール展示!「新世代“CB”」の魅力を会場のファンにズバリ聞いてみました!【Honda Dream Cafe 岩手/道の駅 雫石あねっこ 編】

Hondaオーナーの憩いの場として、ツーリング時に気軽に立ち寄れる休憩スポット「Honda Dream Cafe(ドリームカフェ)」が今年も全国で開催中!しかも6月までは「CB1000F Concept(コンセプト)」のアンコール展示も開催されて各会場は大賑いでした!

ツーリング中に気軽に寄れる休憩スポット「Honda Dream Cafe」って?

バイクライフの楽しみ方のひとつに、同じバイク好きが集まる“バイクミーティング”に参加してみるというのもおすすめです。

特にHondaファンのためのバイクミーティングは「HondaGO BIKE MEETING」や「CBミーティング」などが有名ですが、もっと気軽に楽しめる「Honda Dream Cafe(ドリームカフェ)」というイベントが全国各地で開催されているのをご存知ですか?

Honda Dream Cafeとは、Hondaオーナーたちのコミュニケーションの場として、全国各地で開催されている移動型のカフェスペースです。

ツーリング中に気軽に立ち寄れる休憩スポットとしてライダー達の憩いの場になっていて、2025年度は4月から11月まで全国9箇所の会場で開催。さらにもう少し小規模なカフェスペースとして「Dream Cafe mini」が全国17会場が用意されています。

これなら「大規模のバイクイベントは会場がちょっと遠くて……」という方でも気軽に行ける場所がきっと見つかると思いますよ。

Honda Dream Cafeは、Honda Dream Owner’s Clubの会員IDを提示するだけで無料で利用することが可能。スマートフォンアプリでバーコードを読み込んでもらうだけでチェックインできちゃいます。

また、同じHonda Dreamで車両を購入したオーナーたちのツーリングイベントなどの立ち寄りスポットとして利用されていることも多く、ツーリング仲間を作るのにもピッタリの休憩スペースです。

各会場ではコーヒーやソフトドリンクなどの提供や、ノベルティグッズなどがもらえる特典もあり、今年はイラストレーターのNAKAKI PANTZ氏が手掛けたCB1000F Conceptステッカー(現在は配布終了)や、各会場ことにカラーリングが異なるDream Cafeピンズが貰えました。

Honda Dream Cafe各会場の開催時間は10:00〜15:00ですが、大規模イベントのように催し物のスケジュールがぎっしり詰まっているわけではなく、何時に行っても何時に帰ってもOKなのが特徴。ツーリングにフラッと立ち寄れる気軽さが人気のカフェスペースになっています。

テーブルやチェアが用意されたオープンカフェさながらの休憩スペースも設置されているので、ドリンク片手にライダー同士がバイク談義を楽しめるおすすめのカフェイベントになっています。

各地のDream Cafeで『CB1000F Concept』がアンコール展示されました!

ここからは6月8日に岩手県・盛岡エリアにある「道の駅 雫石あねっこ」で行われたHonda Dream Cafe岩手のイベントレポートをお届けします。

Cafeイベント開催時間の10:00になるとHonda車に乗ったライダーが続々と会場へ集まってきました。

この日は、新世代の“CB”として今年の大阪・東京・名古屋モーターサイクルショーで初披露された「CB1000F Concept(コンセプト)」がアンコール展示されていたこともあり、気がつけばたちまち人集りに。

モーターサイクルショーの各会場が遠くて見に行けなかったHondaファンのために、5〜6月中の期間限定でDream Cafeの各会場で実車展示されたんです。

実車を見たファンに聞いてみました!「CB1000F Conceptのどこが好き!?」

会場に展示されていたCB1000F Conceptはコンセプト車両につき、ミラーやウインカーなどの保安部品は装着されていませんでしたが、その他の部分は「ほぼ完成しているのでは⁉︎」と思えるほどの仕上がりに。

写真ではなかなか見られないところや角度から細かく確認できるのも実車ならでは。皆さん食い入るように車体全体をチェックしているが印象的でした。

ちなみに道の駅雫石あねっこ会場ではご夫婦で来場された方や女性ライダーの参加者が多かったのも印象的でしたし、かつてのCB750F/CB900Fに乗っているFファンもたくさんいらっしゃいました。

やっぱり正式発表前からとても注目度が高いモデルなのがビシビシ伝わってきます。そこで、会場に訪れたファンにCB1000F Conceptの魅力を聞いてみました!

「ズバリ、CB1000F Conceptのどこが好き⁉︎」

4気筒エンジンに憧れます!思ってたよりもコンパクトだったから私にも乗れそう!

宮城県 川名留美子 さん/Rebel 250 S Edition(2020年)

お隣の宮城県からHondaDream宮城岩沼のメンバーと訪れたのは、Rebel 250 S Editionに乗る川名留美子さん。

1年半前にバイクの免許をとり、Rebel 250シリーズの足つき性の良さや乗りやすさ、周りからの太鼓判もあって即購入。とてもお気に入りの愛車だそうですが、いずれは大排気量の4気筒エンジンに乗ってみたい憧れもあって、先日、大型免許も取得したそうです。

今回のDream Cafe岩手にCB1000F Conceptがアンコール展示されることをHondaGO RIDEアプリで知ったそうで、1000ccの4気筒エンジンを搭載する“次世代CB-F”の実車を見るためにツーリングついでに訪れたとのこと。

「ブルーのラインとシルバーの車体がとてもカワイイ感じがして見た目がとても好きなタイプです。かつてのCB750F/CB900Fのことはよく知らなかったんですけど、このデザインなら男性はもちろん女性にも評判いいと思います」と、バイク歴が比較的新しい方からも好評価。

CB1000F Conceptが正式に発売されたら、憧れの4気筒バイクはこれで決まりですかね⁉︎

CB1000 HORNETと迷ってるけど、実車みたら“F”に気持ちが揺らいでます(笑)

宮城県 ムンたん さん/CBR1000RR(2017年)

宮城県・仙台からCBR1000RRに乗って会場に訪れたのは、大のHonda好きというムンたんさん。

「ずっとホンダ党なんですよ!」と言うムンたんさんは、CBR400Rに3年ほど乗ったあと、CBR650Rに乗る旦那さんの影響で大型免許を取得。憧れだったCBR1000RRに乗り換え、休日はご夫婦でバイクライフを楽しんでいるそう。

「次はCB1000 HORNETに乗り換えようかなと思っていたんですが……」と話すムンたんさんは、以前訪れた東京モーターサイクルショーでCB1000F Conceptを見て一目惚れ。

サイクルショー会場では人が多すぎてゆっくり見られなかったので、CB1000F Conceptのアンコール展示があると聞いた今回のDreamCafe岩手までツーリングがてらもう一度見に来たというほど注目しているんだとか。

もともとHonda車の乗りやすさやデザイン性が好きだったこともあり、CB1000F Conceptをじっくり見て「これは欲しい!」と気持ちが揺らいでいるようです。

 

“旅バイク”が好きだけど、これが出るなら乗ってみたいよね!

千葉県 池野光広 さん/VFR800X Crossrunner(2011年)

朝5時出発で千葉県から岩手県の盛岡まで一気走りで会場に駆けつけたのは、VFR800X Crossrunnerに乗る池野光広さん。

以前は400Xに乗っていたという池野さんは、SSTRなどにも参加するほどのツーリング好きライダーで、これまでの愛車は長距離を快適に走れるいわゆる“旅バイク”を主に選んできたそう。

そんな旅好きライダーから見たCB1000F Conceptは「このまま出るなら乗ってみたいよね!」と思えるほど、デザインがまとまっているところが特に気に入ったポイントとのこと。

「NT1100のようなツアラータイプやNC750Xのようなクロスオーバースタイルのバイクが好きで、これまではどちらかというとデザインよりも快適性能の方を重視していたんですよ」と語っていた池野さん。しかし、CB1000F Conceptを見てその感覚がちょっと変わったご様子。

「デザインが文句無しにイイですよね!車体全体が思っていた以上にコンパクトで乗りやすそうですし、特にポジションが快適そうな次世代ロードスポーツに見えました。ハンドルもけっこう幅広くて長距離移動も疲れにくそうなので、まずは乗ってみたいです」

バイクは快適性能ももちろん重要ですが「このバイクが好き!」と思えるものが一番なのかもしれませんね。

 

古いCBが好きだったけど今のCBもイイ!“バリ伝”世代から見てもグッと来ます!

岩手県 紺野一郎 さん/CB750A EARA(1977年)

Honda Dream酒田のバイク仲間たちと岩手県内から訪れた紺野一郎さんは、愛車のCB750A EARAの他にも複数台のオートバイを所有する生粋のバイク好き。自宅のガレージ倉庫には「オフロード車や小さいのも含めると30台以上はあるかな……(笑)」というほど博物館級の数のバイクをお持ちなんだとか。

かつてはCB750Four(K0)やCBXなどにも乗っていたほどのCBファンだそうですが、特に“CB-F”シリーズには強い思い入れがあるようで……

「世代的にも『バリ伝(バリバリ伝説/講談社)』がバイブルだったからCB750F(FC)に乗りたくて限定解除したくらいです」と語る紺野さんは、今回のCB1000F Conceptが3月のモーターサイクルショーに展示されたときに岩手県から東京まで見に行ったそうです。

「CB1000F Conceptは最新の車体・ディメンションに“かつてのエフ”のエッセンスを今のバイクに上手に意匠している感じ。それでいて全く新しい“現代のデザイン”に仕上げているのが凄い。乗ったら絶対欲しくなっちゃうと思うよ」とかつてのCB750Fに乗っていた方らしいご意見も。

「古いバイクも好きなんですが、新しいバイクも乗ると本当にいいんですよね!だからCBの進化を楽しむためにもこれが出たらまたバイクが増えちゃうかも(笑)」と興味津々のご様子でした。

 

進化し続けるCBブランドの雄「新世代“F”」の登場が今から待ちきれない!

晴天にも恵まれたHonda Dream Cafe岩手は100台以上のHondaファンが訪れ、アンコール展示されたCB1000F Conceptを隈なくチェックするファンで賑わいました。

会場となった岩手県の道の駅「雫石あねっこ」はお隣の山形県や宮城県などからもアクセスしやすい場所だったので、多方面からのライダーが訪れ、同じバイク好きの憩いの場となっていましたよ。

Honda Dream CafeでのCB1000F Conceptアンコール展示は6月22日に終了してしまいましたが、通常のHonda Dream Cafeはまだまだ開催予定です。

9月7日に静岡県「バイカーズパラダイス南箱根」、10月5日に和歌山県「南紀白浜空港」、11月16日に広島県「道の駅 三矢の里あきたかた」で開催されます。

ツーリングの立ち寄りスポットや休憩ポイントとして、バイク好きの仲間とホッとひと息つけるHonda Dream Cafeに是非立ち寄ってみてくださいね!

▶▶▶『Honda Dream Cafe』の詳細はこちらから!

【文/岩瀬孝昌(外部ライター)】

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