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電動バイクEM1 e:を用いた安全運転講習を女子大生が体験!! 松山東雲大・短大  ~通学をゼロカーボンに!~

5月31日に愛媛県松山市の松山東雲女子大学・短期大学で学生・教職員らを対象にした電動バイク安全運転講習会が行われ、応募した11名が安全運転の技術と知識を学びました。
同校ではこれまでも毎年5月に、新たにバイク通学を始める学生に向けて安全運転講習会を開催し、参加を義務づけてきましたが、電動バイクを使っての講習会は今回が初めてとなります。

バイクと相性がいい街、松山市

松山市は人口約50万人、四国で最も人口が多い都市にも拘わらず、松山城を中心とした半径3km程度の範囲内に繁華街や官公庁が集まる、まさに「コンパクトシティ」という名がぴったりの街。年間を通じて温暖少雨の瀬戸内海気候の恩恵もあって、原付バイクが市民の生活の足として浸透しており、通勤・通学時間の交差点でバイクが連なる様は、国内広しといえども、ちょっと他では見られない光景です。調べれば、世帯別原付バイクの普及率で松山市は全国トップクラス(20万世帯以上の都市)になっています。

参照元:https://matsuyama-sightseeing.com/

 

松山東雲女子大学・短期大学でも、全校学生約600名のうち約3割がバイク通学をしています。近隣の市町からの通学者が多いこと、周囲を山に囲まれた扇状地で坂も多いことから、まさに原付バイクは無くてはならない存在となっています。

2025年は原付一種の生産終了というニュースが飛び込む中で、同学では「松山市はバイクとの相性が良い街。学生生活とバイクがこれからもサステナブルな関係であるために、本学として何ができるか(学生支援課・木下課長)」との考えから今回の安全運転講習に繋がりました。

松山東雲女子大学/事務局のみなさん

 

Honda Mobile Power Pack e: の交換スポットも充実

今回の講習参加者はこの日から2カ月間、EM1 e: の試乗モニターとして電動バイク生活を体験します。期間中は自宅での充電だけでなく、市内のHonda二輪車正規取扱店3店舗のほか、大学の学生支援課、松山市の協力により、同市の環境啓発拠点「まつやまRe・再来館(通称:りっくる)」で、充電済みのバッテリーと交換してもらうことが可能です。

なお、「りっくる」では、太陽光発電設備を導入し、必要な電力の多くを賄うことで、温室効果ガスの削減に努めています。

出典:まつやまRe・再来館(りっくる)ホームページ(https://www.rikkuru.jp/

 

帰宅後の自宅での充電をベースとしつつも、外出後に「充電量が足りない!」と気づいたような場合に、充電済みバッテリーを交換してくれるスポットが市内にあるのは安心ですね。

 

 

 

車両説明の際にEV車ならではの驚きが!

乗車時の操作について学ぶ様子

今回の講習では11名の受講者が電動バイクの特性や交換式バッテリーの取扱いなど、EM1 e: の実車を用いて説明を受けた後、バイクに乗ったことがない学生と経験者の2グループに分かれて、低速走行、Uターン、急制動などの実技訓練を行いました。講習の中でインストラクターから「意図しない加速を回避するために、必ず跨った後に電源キーを回すこと」という説明があり、発信時の急加速に注意するように教えられた受講者たちは、注意深くゆっくりスロットルを回しつつも、短時間でスムーズな運転ができるようになっていました。

実際に電源キーを回しスロットルを開けた際のEVの静かさに声が上がりました。
EM1 e:のモーターは扱いやすい特性のインホイールモーターを採用しており、排出ガスゼロで環境に優しく、静かで振動が少ない快適な乗り心地を提供します。
また、初めて二輪に乗る方でも扱いやすいバイクとなっています。

交換式バッテリーHonda MobilePowew Pack e: を実際に交換

実際に、Honda Mobile Power Pack e:を持ってもらいました。
バッテリーの重量感に驚く方もいましたが、初めてEV車両を扱う方でも楽にバッテリー交換ができそうです。

EM1e:の操作説明を受ける様子。

また、受講者の方で、「大学生の息子も原付購入を検討していて、金額の面は多少あるものの親目線で電動バイクという選択肢も検討したい」「何よりもガソリンスタンドに行かなくて良くなるのが電動のメリットだと思う。大学のそばにはガソリンスタンドも無いので、面倒から解放される。」との声をいただきました。

実技講習に入る直前の様子。

 

経験者グループ

実際の講習の様子

普段からバイクに乗りなれている皆さんには、EM 1e: (電動スクーター)と原付スクーター(ガソリン車)との違いも説明させていただきました。
「普段はガソリン車の原付に乗っているが、電動バイクはいつもの原付とは別の乗り物だと感じた。出足のスピード感に慣れてきたら、とても楽しかった」
「松山市の都心は駐車場も少なく、クルマよりも原付のほうが断然便利。ガソリン代や駐車場代を電動バイクでしっかり節約できるのかどうか、結果が楽しみ」などの声をいただきました。

バイク初心者グループ

初心者の方向けに、より基本的な曲がる・止まるの習熟を行っている様子

初心者グループの方々は「初めてのスクーターでどきどきします」という方や、つい先週、原付免許を取得したばかりという方もいらっしゃるということで皆さん緊張していました。ただ、講習終了後は「バイクに乗った経験がほとんど無く不安が大きかったが、今日たくさん練習できて不安が解消された。もっとたくさん乗りたい。」「初めてのバイクでとても緊張したけど、インストラクターの皆さんに優しく教えて頂いた」と笑顔を見せていました。

また、「数年前から自治体のSDGsの啓蒙活動に参画していて、今回の電動バイクモニターへの参加で環境への貢献を考えてみたかった。」

「電動バイクは走行音がほとんどしないことを自覚し、ライダーはガソリン車とは違った安全面での配慮が必要だと感じた。目視確認をしっかりして楽しみたい」などのお声をいただきました。

今回の安全運転講習会を受講した皆さん

バイクと相性の良い松山市にある松山東雲女子大学・短期大学。
皆さんにこれからも快適にバイクに乗っていただけるよう講習をさせていただきました。
環境性能の良いEM1 e:の魅力を皆様に伝えられたと思います。

カーボンニュートラルの取り組みとして、これからも日本全国の多くの街で電動バイクが活用されたら素敵ですね!

▼EM1 e:機種ページはこちら 

▼EVポータルサイトはこちら 

 

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