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長時間の市街地走行も『クロスカブ110』ならラクラク? 日の入りまでに下道で日本海を目指すツーリングスタート!【CROSS CUB110 ぼっち新潟ラリーツーリング②市街地編】

日の入りまでにHonda『クロスカブ110』で日本海を目指す一人きりラリーがスタート! 高速道路を使用できない原付二種バイクで早朝の市街地を駆け抜けます!

クロスオーバーモデルの『クロスカブ110』は市街地でも快適!

日の出から日の入りまで『クロスカブ110』を遊び倒すべく幕をあけた「ぼっち新潟ラリー」。

最初は『クロスカブ110』のダート走破性を拝見するべく、群馬県北部に位置するフラット林道を目指すことにしました。ですが、まずは群馬県中部まで続く長い都市部を超えていかなければなりません。
109ccの『クロスカブ110』ではもちろん高速道路を使用することは出来ないので、すべての行程が下道オンリーとういうことになります。

果たして無事ゴールと定めた地にたどり着けるのか……?

心配しても仕方ないし、時間はたくさんあります!
人もまばらな日の出時間の朝4時31分。一人新潟ラリースタートです!

使用するのは国道17号線。
太いバイパス道路が新潟までずーっと続いています。

場所によっては3車線あるような場所もあるバイパス道路を進んでいきますが、早朝の幹線道路は車が少ない分スピードもすごく速い……。

しかし、そんな中でも109ccの『クロスカブ110』は苦しげなく車の流れに乗って進んでいくことができます。

『スーパーカブ110』に比べ、瞬発力重視のセッティングになっているエンジンは、発進や交差点でも扱いやすさを発揮しますが、幹線道路でのクルージングもスムーズな印象。
60km/hでは不快な振動も少なく、スムーズに走行することができて心地良い!

風を遮るものがない無骨とも言い換えられるスリムなボディーは、気温の上がり始めた5月の朝だと涼しい風を全身で受けることができ爽快感があります。

また、『クロスカブ110』はシート高784mmとコミューターとしては高めに感じるものの、バイク全般としては優しい部類で足つきは非常に良好。
車体がスリムな分、足を下ろしやすいので、信号等でのストップ&ゴーが多い街中でもストレスを感じることはありませんでした。

そんな市街地を突っ切る幹線道を延々と『クロスカブ110』で走っていくのですが……ビックリするくらい疲労が来ない(汗)

もともと乗車姿勢が楽な「カブ」シリーズですが、『クロスカブ110』はアウトドアシーンのレジャーフィールドを意識したアップライトなハンドルを装着しているので、よりリラックスした姿勢で乗車することができます。

また、足元のスペースも心なしか広く感じ、長時間運転していても窮屈感が無く、膝が痛くなることもないので快適に過ごすことができました。

そんなこんなで走り続けていると、高崎まで残り約70キロとか表示されていた青看板もいつの間にか数キロとなり、気づけばあっという間に群馬の市街地を抜けていました……。

恐ろしや、『クロスカブ110』の快適性能。

流石に長時間走っていたのでお尻も痛くなったし、お手洗いや水分補給も込みで一度コンビニに立ち寄りましたが、それでも4時間強で市街地を抜けることができました。

そのまま目的の林道へ突入しようと思ったのですが、入口に「四万の甌穴群」という景勝地を発見。

すぐそばの駐車場は「森のカフェ KISEKI」というオシャレなカフェや書店も入った道の駅的なスポット。時間もまだ10時くらいで余裕があったので、一度ここできちんと休憩を挟みます。

駐車場から5分も歩かない場所にある「四万の甌穴群」に行ってみましたが、水かさが増していたため、天然記念物である水底の「甌穴」は見えず……。

しかし、新緑の木々の中を透明度の高い綺麗な水が流れる様子はとても綺麗で、気温も涼しく「ツーリングに来た!」という気分になったので、立ち寄って正解でした!

ちなみに、ここのトイレの個室。すごく広くて綺麗なんです。

円形に5つ並んだ細長くて広い個室(というか小屋)にはそれぞれ名前が付けられていて、内装にそれぞれ違ったオブジェが展示されています。

トイレなのですが、芸術面でも楽しめる休憩スポットだったのでちょっと紹介。ツーリングで近くに行った際には「四万の甌穴」も含めて是非寄ってみてくださいね!

ということで、長々と休憩していると日暮れまでに日本海に辿り着けなくなってしまうので、いよいよ林道に突入!

見せてもらおうか! 『クロスカブ110』の性能とやらを!

To be continued……

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【文:石神邦比古(外部ライター)】

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